報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)/中山/別定/2000m(右・芝)
第50回弥生賞は、1番人気のエピファネイア(ビュイック)及び2番人気のコディーノ(横山典弘)が敗れ大波乱の決着となった。
その波乱の第50回弥生賞を制したのは、6番人気のカミノタサハラ(内田博幸)であった。
競馬理論の競馬予想では、スローを大外から差し切った平場500万戦及びイン有利の馬場で外を回らされて脚を余したホープフルステークスの強い内容から、カミノタサハラに高い評価を与えてはいたが、本命評価にまではできなかった。
レースでは、カミノタサハラは、中団よりやや後方の外目を追走し、3コーナー過ぎから徐々に上位に進出した。
そして、カミノタサハラは、直線に向くと鋭く伸びて内で粘る人気馬を差し切り、第50回弥生賞を制覇した。
カミノタサハラの第50回弥生賞の勝利という結果は、外を回っても不利な馬場ではなかったにせよ終始外を回って押し切ったものであり、レース内容も悪くない。
よって、本番の皐月賞の競馬予想においても、外が不利でない馬場であればカミノタサハラの追い込みに高い評価を与えるべきである。
一方、第50回弥生賞の2着には、10番人気のミヤジタイガ(和田竜二)が入り大波乱を演出した。
競馬理論の競馬予想では、オープン特別でも通用していなかったミヤジタイガに高い評価を与えることはできなかった。
レースでは、ミヤジタイガは、中団のインで待機し、4コーナーでは馬群を縫うように先行集団に取り付いた。
そして、ミヤジタイガは、直線でも内から力強く伸びて2着を確保した。
ミヤジタイガの第50回弥生賞の2着という結果は、1000m通過61秒6のスローペースでのコースロスのない競馬に恵まれたものであり、レース内容としての価値は低い。
よって、本番の皐月賞の競馬予想においては、ミヤジタイガに第50回弥生賞2着の実績ほどの高い評価は不要である。
一方、競馬理論の競馬予想が第50回弥生賞で本命に予想したコディーノは3着に敗れてしまった。
競馬理論の競馬予想では、東京スポーツ杯の強い内容と先行馬不在のメンバー構成から好位のインを追走できそうな展開面を考慮して、コディーノを本命に予想した。
レースでは、コディーノは、インの3番手の絶好位から競馬を進めた。
そして、コディーノは、直線で前が開くとミヤジタイガの内から追い込んだが、ジリジリとしか伸びず、3着止まりであった。
コディーノの第50回弥生賞の3着という結果は、若干仕掛けが遅れてしまったことを考慮しても、クラシックを狙うという意味では残念なレース内容であった。
よって、本番の皐月賞の競馬予想においては、コディーノが勝ちきるためにはイン有利の馬場で好位のインを追走するなどの展開の助けが必要と判断すべきである。
一方、第50回弥生賞で1番人気に推されたエピファネイアは4着止まりであった。
エピファネイアは、3番手の外目を追走し、直線に向くと一旦は抜け出して先頭に立ったが、ゴール寸前で脚があがってしまい、4着に敗れてしまった。
エピファネイアの第50回弥生賞の4着という結果は、外枠からの発走で折り合いを欠いてしまったものであり、悲観すべき内容ではないが、スローペースを先行して止まってしまったことも事実である。
よって、本番の皐月賞の競馬予想においては、エピファネイアの巻き返しの可能性もあるが、過剰に人気になるようであれば押さえ程度の評価にとどめるのも一つの手である。
一方、第50回弥生賞では3番人気のキズナ(武豊)が5着に追い込んだ。
キズナは、中団よりやや後方の馬群の中を追走し、直線に向いたところで前が壁になってしまった。
キズナは、そこから外に持ち出されると、一頭だけ違う脚で伸びてきたが、5着までが精一杯であった。
キズナの第50回弥生賞の5着という結果は、前が壁になって仕掛け遅れで脚を余したものであり、レース内容としては一番強かったと見ることもできる。
よって、本番の皐月賞の競馬予想においては、キズナに第50回弥生賞組でもトップクラスの高い評価を与えるべきである。
以上のように、第50回弥生賞では、エピファネイア及びコディーノのクラシックの有力候補が敗れたことにより、2013年3月7日のクラシック戦線は大混戦模様となった。
競馬理論のファンの方は、大混戦のクラシック戦線の穴予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。