札幌2歳ステークス(GⅢ)/札幌/馬齢/1800m(右・芝)
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第50回札幌2歳ステークスは、アドマイヤエイカンとプロフェットのマッチレースとなった。
そのマッチレースを制したのはアドマイヤエイカンである。
競馬理論の競馬予想では、新馬戦こそ楽勝だったものの、マイペースの逃げの展開に恵まれた可能性がある割には人気になっていたアドマイヤエイカン及びプロフェットを本命にはできなかった。
レースでは、アドマイヤエイカンはプロフェットをマークするように後方を進んだ。
そしてアドマイヤエイカンは、3コーナー過ぎから一気に先団に取り付き、直線で先に抜けだしたプロフェットとの叩き合いを制して、第50回札幌2歳ステークスを制覇した。
アドマイヤエイカンの第50回札幌2歳ステークスの勝利という結果は、着差こそハナ差だったものの、まだまだ伸びしろがありそうなレース内容であった。
よって第50回札幌2歳ステークス以降の重賞戦線の競馬予想においても、アドマイヤエイカンには高い評価を与えて当然である。
一方、プロフェットは、中団の馬群の中を追走し、直線で早めに先頭に立って押し切りを狙ったが、ハナ差だけ交わされてしまい2着止まりであった。
プロフェットの第50回札幌2歳ステークスの2着という結果は、先に抜けだしたことで目標となってしまった分、差されてしまったものと言えるが、ゴール前で差し返したことは立派である。
よって第50回札幌2歳ステークス以降の重賞戦線の競馬予想においては、展開や条件次第で、プロフェットがアドマイヤエイカンを逆転してもおかしくないと判断すべきである。
さて、第50回札幌2歳ステークスでは、8番人気のクロコスミアが3着に入った。
競馬理論の競馬予想では、前残りの展開で脚を余したコスモス賞の着差以上に強い内容から、馬券的にも魅力のあるクロコスミアを本命に予想した。
レースでは、クロコスミアは中団の馬群の中を追走し、直線で外に持ち出されたものの、先に仕掛けられた上位2頭には届かず3着止まりであった。
クロコスミアの第50回札幌2歳ステークスの3着という結果は、堅実に追い込んだものであり、上位2頭が強すぎただけである。
よって、第50回札幌2歳ステークス以降の重賞戦線においても、差しが届く展開になるようであればクロコスミアにそれなりの評価を与えるべきである。
以上のように、第50回札幌2歳ステークスは、アドマイヤエイカンとプロフェットとの一騎打ちで幕を閉じた。
競馬理論のファンの方は、アドマイヤエイカン及びプロフェットの今後の走りにも大いに期待して頂きたい。
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