毎日王冠(GⅡ)/東京/別定/1800m(左・芝)
第51回毎日王冠の結果は、アリゼオ(福永祐一)及びエイシンアポロン(蛯名)の3歳馬同士の結果となった。
競馬理論は、レベルの高い3歳世代に高い評価を与えていたものの、青葉賞を圧勝したペルーサ(安藤勝)を本命に予想してしまった。
第51回毎日王冠の結果のレースでは、アリゼオは、これまでのような先行策ではなく、中段の内目からレースを進めた。
そして、アリゼオは、直線でも内から鋭い差し脚でエイシンアポロンをかわして、第51回毎日王冠の結果を制覇した。
アリゼオの第51回毎日王冠の結果の勝利は、3歳馬ながらも古馬を破った事自体には高い評価が必要だが、G2にしては手薄な古馬陣及び開幕週の馬場で無駄な距離を走らない展開に恵まれたことも確かである。
よって、更にメンバーが強化する天皇賞・秋、アリゼオが好走するには展開などの助けが必要である。
ただし、アリゼオは、先行する器用な脚があるので、インが有利な馬場では評価を上げるべきとも競馬理論では判断している。
一方、エイシンアポロンは、好スタートを決めると、インの3番手から第51回毎日王冠の結果のレースを進めた。
そして、エイシンアポロンは、直線半ばでシルポート(酒井)をかわして先頭に立ったが、ゴール寸前でアリゼオに交わされてしまい、2着に敗れてしまった。
エイシンアポロンの第51回毎日王冠の結果の2着も、アリゼオと同様に、手薄な古馬陣及び開幕週の馬場で無駄な距離を走らない展開に恵まれたものである。
よって、今後のG1戦線、第51回毎日王冠の結果の2着だけで、エイシンアポロンを過大評価すべきでない。
ただし、春のマイル王決定戦の安田記念をショウワモダンが制したことからも分かるように、現在のマイル戦線は非常にレベルが低い。
よって、マイルチャンピオンシップであれば、3歳馬エイシンアポロンを無視できないとも競馬理論では判断している。
一方、第51回毎日王冠の結果において古馬陣で最先着を果たしたのは、競馬理論の穴馬ネヴァブション(田中勝)であった。
ネヴァブションは、後方のインを追走し、直線でもポッカリと開いた最内から脚を伸ばして、3着に入った。
ネヴァブションの第51回毎日王冠の結果の3着は、古馬の王道路線で揉まれてきた底力を見せたものである。
よって、第51回毎日王冠の結果後の重賞戦線においても、低調なメンバー構成であれば、ネヴァブションは好走可能と競馬理論では判断している。
一方、安田記念3着馬スマイルジャック(吉田豊)は4着、安田記念馬ショウワモダン(後藤)は9着に敗れてしまった。
これは、安田記念を含む今の古馬のマイル戦線がいかに低レベルかを象徴するものである。
よって、今後の短距離戦線、古馬陣よりも3歳世代に要注目と競馬理論では判断している。
以上のように、第51回毎日王冠の結果は、3歳馬のワンツー結果となった。
今年は、古馬陣が低調なこともあるが、例年以上の3歳馬のレベルも高い。
よって、競馬理論のファンの方は、レベルの高い3歳世代に今後も注目していただきたい。
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