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2007/09/23 2012/11/27

【 神戸新聞杯2007予想】 第55回神戸新聞杯

出走日:2007年09月30日(日)
神戸新聞杯(GⅡ)/阪神/馬齢/2400m(左・芝)

菊花賞トライアルの第55回神戸新聞杯の結果は、2歳チャンピオンのドリームジャーニー(武豊)の復活劇となった。

改装後の阪神芝コースの2400mは、長い直線を騎手が意識するので、スローペースとなることが多いが、第55回神戸新聞杯の結果は、逃げ馬が揃っていたこともあり、ハイペースとなった。

武豊騎手は、ドリームジャーニーの折り合いだけに注意を払い、ドリームジャーニーを馬群から離れた最後方に導いた。

そして、第55回神戸新聞杯の結果は、武豊騎手は、直線に向くまで追い出しを我慢して、大外にドリームジャーニーを導いた。

すると、第55回神戸新聞杯の結果は、ドリームジャーニーは、大外から抜群の伸び脚を発揮し、朝日杯フューチャリティーステークスを再現するように、内で粘る14頭をまとめて差し切った。

ドリームジャーニーは、外が伸びない馬場で行われたダービーでも5着に好走しており、能力的にこの程度走っても何ら不思議はない。

但し、ドリームジャーニーの第55回神戸新聞杯の結果の勝利は、ハイペースの流れを最後方で折り合うという展開及び武豊騎手の好騎乗に恵まれたことも確かである。

よって、ドリームジャーニーが第55回神戸新聞杯の結果の勝利によって本番の菊花賞でも過剰に人気になるようであれば、菊花賞ではドリームジャーニーの評価を下げるべきと競馬理論では判断している。

なぜなら、菊花賞は3000mの距離なのでスローペースになることが多く、ドリームジャーニーが折り合いを欠いてしまう可能性が低くないからである。

ただし、名手武豊騎手が菊花賞でも引き続き騎乗するようであれば、ドリームジャーニーが中段で折り合いをつけて差し切る可能性があることも否定できない。

そのため、競馬理論は、ドリームジャーニーが馬券に絡む確率と菊花賞での人気とを相対的に評価することによって、ドリームジャーニーの最終的な評価を決断する。

第55回神戸新聞杯の結果の2着には、アサクサキングス(四位)が粘り込んだ。

アサクサキングスは、ダービー2着の実績を考えると、第55回神戸新聞杯の結果の好走も当然と言える。

しかしながら、アサクサキングスのダービー2着は、イン有利の馬場を楽に逃げる展開に恵まれたものであり、内容的な価値は低い。

このため、第55回神戸新聞杯の結果は、アサクサキングスは、第55回神戸新聞杯の結果において、単勝18.2倍の5番人気にとどまっていた。

レースでは、アサクサキングスは、逃げ争いをした2頭から離れた3番手の外を進み、4コーナーで早めに先頭に立ったが、ゴール前でドリームジャーニーの強襲にあってしまい、2着に敗れた。

アサクサキングスの第55回神戸新聞杯の結果は、ハイペースを早め先頭という横綱競馬での2着であり、内容的にはドリームジャーニーと互角以上である。

つまり、アサクサキングスのダービーの2着は展開などに恵まれたものであるが、第55回神戸新聞杯の結果の2着は、展開に恵まれたものではなく、夏の間に成長したことを示す。


よって、第55回神戸新聞杯の結果で成長したレースを見せたアサクサキングスに、菊花賞でも高い評価を与えるべきである。

競馬理論は、武豊騎手で実力以上に人気となりそうなドリームジャーニーよりも、いつも人気にならないアサクサキングスに、菊花賞では高い評価を与えようと考えている。

第55回神戸新聞杯の結果の3着には、ヴィクトリーが入った。

ヴィクトリーは、スタート後の一歩目が遅いので、逃げる競馬ができず、5番手のインから競馬を進めた。

そして、ヴィクトリーは、直線でもインを上手く突いたが、上位2頭から離されての3着が精一杯であった。

ヴィクトリーの第55回神戸新聞杯の結果の3着は、何ら不利のない競馬にもかかわらず上位2頭から離されており、本番の菊花賞でも抑える競馬をしたのでは上位2頭を逆転することはできないだろう。

つまり、ヴィクトリーが菊花賞で好走するには、皐月賞のように逃げる自分の競馬をする必要がある。
よって、ヴィクトリーが逃げられそうなメンバー構成の場合のみ、競馬理論は、ヴィクトリーを重視して予想しようと考えている。

圧倒的な1番人気のフサイチホウオーは、またしても人気を裏切って12着に敗れてしまった


フサイチホウオーは、中段からレースを進めたが、直線でまったく伸びず、見せ場すらなかった。

第55回神戸新聞杯の結果のこのレース内容から、フサイチホウオーが復活する可能性は低いといわざるを得ない。

フサイチホウオーは人気先行タイプでもあるので、競馬理論は、フサイチホウオーの皐月賞のレース内容を高く評価しながらも、菊花賞では押さえ程度の評価にとどめるべきと判断している。

第55回神戸新聞杯を終えて、実力伯仲で混戦模様の菊花賞の有力馬が出揃った。

競馬理論は、第55回神戸新聞杯の結果を含むステップレースのすべてを冷静に分析して、菊花賞を予想しようと考えている。

第55回神戸新聞杯の結果組からは、特に、アサクサキングスに注目すべきと競馬理論では判断している。

競馬理論のファンの方は、競馬理論の菊花賞の予想をお楽しみに。

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