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【神戸新聞杯】
作成日: 2023/09/19 更新日: 2023/09/22

記事と併せて動画もご覧ください

神戸新聞杯(2023)出馬表とMI値

出走日: 神戸新聞杯(GⅡ)/阪神/馬齢/2400m(左・芝)

※枠順発表次第、出走馬表示。予想オッズはnetkeibaを参考

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今週のトラックバイアス
7/27(土)7/28(日)アイビスSD・クイーンS開催 ※更新をお待ちください
開催ダートコメント
小倉
中京記念
※※※※※※※※※※※※
福島
フラットややイン有利ダートが先週と異なり内有利
24/7/21 10:09更新
札幌
フラットフラット開幕週もフラット
24/7/21 10:09更新

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イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
コースの特徴

神戸新聞杯 1953年に4歳(現3歳)の競走馬によるハンデキャップの重賞競走神戸盃の名称で創設されたのが始まりで阪神競馬場の芝2000メートルで施行された。その後1957年に負担重量は別定に、1971年には定量に変更された。

1984年にはグレード制導入に伴いGIIIに格付けされ、1987年にはGIIに格上げ。1991年からは本競走の3着までの馬には、菊花賞の優先出走権が与えられるようになり、1995年より菊花賞トライアル競走に指定、さらに指定競走として地方馬にも門戸が開かれた。2000年には番組改編により出走資格がサラブレッド系3歳牡馬・牝馬のみとなり、騸(せん)馬の出走ができなくなった。

2001年には混合競走に指定され外国産馬の出走が可能になった。2003年には負担重量を馬齢重量に、2007年よりトライアルとしての性格を強めるため施行距離を現行の芝2400メートル外回りコースに変更。2010年より国際競走に指定され外国調教馬も出走可能となり、この年より国際格付けとなっている。

菊花賞が11月上旬に施行されていたころは、夏場を休養に充てていた栗東所属の有力馬は菊花賞まで中2週のローテーションとなる京都新聞杯を復帰初戦に選ぶことが多く、9月中旬から下旬に施行される当競走は比較的小粒なメンバー構成で、夏の上がり馬が活躍する年も多かった。

しかし、2000年の番組改編により京都新聞杯が春季に移行し、関西圏唯一の菊花賞トライアル競走となったため、同年以降は、春の有力馬陣営の多くが当競走から始動するようになり、毎年好メンバーが揃っている。それでもシンボリクリスエスやディープスカイのように、2400メートルへの距離延長前・後ともに、菊花賞に向かわず天皇賞(秋)などに向かうケースも少なくない。

現在の優勝レイは紺地に黄文字である。

出走資格はサラブレッド系3歳(旧4歳)のJRA所属馬(外国産馬含む)、地方所属の競走馬(3頭まで)、および外国調教馬(9頭まで)の牡馬・牝馬。

負担重量は馬齢重量で、牡馬は56キログラム、牝馬は54キログラムである。

昨年神戸新聞杯の結果とMI値

開催日:2023/09/24

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
13サトノグランツ7935602:23.5790
-1
0
1
26サヴォーナ7735602:23.5790
-1
0
-1
37ファントムシーフ7635602:23.6780
-1
0
-1
44ロードデルレイ7835602:23.6780
0
0
0
513ハーツコンチェルト8035602:23.6780
1
0
1
612スマートファントム7635602:23.8760
-1
0
1
72ショウナンバシット7535602:23.9750
-1
0
1
88マイネルラウレア7335602:24.1730
0
0
0
91サスツルギ7435602:24.2720
1
0
1
1011シーズンリッチ6835602:24.5690
0
0
-1
1110ナイトインロンドン6635602:24.8660
0
0
0
125バールデュヴァン6635602:25.0640
1
0
1
139ビキニボーイ5835602:25.7570
1
0
0
展開図はありません
神戸新聞杯(2024)の前哨戦を分析

 

今週は、フルゲート18頭に対して13頭の出走登録馬にとどまった神戸新聞杯(2023年)の予想について解説する。

 

神戸新聞杯は、3年連続で中京競馬場の2200m戦で行われていたが、京都競馬場の改修工事も終わり、今年は阪神の2400m先に戻る。

 

日本ダービー3着馬ハーツコンチェルトが人気を集めそうだが、スタートが悪く勝ちきれない競馬が続いており、混戦模様である。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、神戸新聞杯の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

まずは日本ダービー組

3着のハーツコンチェルト(松山弘平)・7着のシーズンリッチ(角田)・8着のファントムシーフ(武豊)・11着のサトノグランツ(川田将雅)・16着のショウナンバシット(ミルコ・デムーロ)の合計5頭が出走登録している。

 

ハーツコンチェルト

日本ダービーの3着という結果は、出遅れて向正面で外からまくって脚を使いながらも、ゴール前で勝ち馬タスティエーラと同タイムまで追い込んでおり、負けて強しの内容であった。

 

なお、ハーツコンチェルトは、青葉賞で2着に敗れているが、勝ったスキルヴィングが強すぎた。

 

また、ハーツコンチェルトのそれ以前の敗戦は、スタートが悪くて流れに乗れず持ち味を発揮できなかったので、度外視可能である。

 

よって、神戸新聞杯の予想においては、能力さえ発揮できれば、ハーツコンチェルトが差し切りそうだが、器用さがないタイプなので、イン有利のトラックバイアスや先行馬有利の展開になった場合には取りこぼしもあり得ると判断すべきである。

 

シーズンリッチ

日本ダービーの7着という結果は、メンバーが強すぎたことも確かだが、スローペースを気分良く先行しながらも後続に差し込まれており、力負けであった。

 

また、シーズンリッチは、毎日杯を制しているが、この日は若干イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開に恵まれており、過大評価は禁物である。

 

更に、シーズンリッチは、共同通信杯において、レベルが高いメンバー構成だったとは言えども、スローペースを先行しながらも後続に差し込まれてしまった。

 

よって、神戸新聞杯においてシーズンリッチが好走するためには、イン有利のトラックバイアスで気分良く先行するなどかなりの助けが必要と判断すべきである。

 

ファントムシーフ

日本ダービーの8着という結果は、後方の外目追走で外から追い込みを狙ったが、スローの前残りの展開で脚を余しただけという見方もできるが、更に外から追い込んだシャザーンに迫られたことから内容としては微妙である。

 

また、ファントムシーフは、皐月賞で落鉄をしながらも3着に追い込んだと言われているが、実際には前潰れの展開の助けがあった。

 

事実、皐月賞4着馬のメタルスピードは、2勝クラスの特別戦で単勝1.6倍の断然人気を裏切ってしまっており、皐月賞の前潰れの展開に恵まれての好走を過大評価すべきでない。

 

ただし、ファントムシーフは、レベルの高い共同通信杯において、スローペースに恵まれたとは言えども、後の日本ダービー馬タスティエーラを寄せ付けなかった。

 

よって、神戸新聞杯の予想においては、ファントムシーフの巻き返しにも注意を払うべきだが、勝ち切るためには展開やトラックバイアスの助けが必要と判断すべきである。

 

サトノグランツ

日本ダービーの11着という結果は、スローペースの前残りの展開で脚を余しただけという見方もできるが、特別に目立った脚を使えたわけでもなく見せ場もなかった。

 

なお、サトノグランツは、京都新聞杯を制しているが、京都新聞杯組は、2着のダノントルネードが3勝クラスで8着、同タイムの4着馬マキシが1勝クラスで7着に敗れているように、低調なメンバー構成に恵まれた感も否めない。

 

よって、神戸新聞杯においてサトノグランツが好走するためには、前残りのペースで好位で流れに乗るなどて展開の助けが必要と判断すべきである。

 

ショウナンバシット

日本ダービーの16着という結果は、全く見せ場がなかった。

 

なお、ショウナンバシットは、皐月賞で12番人気ながらも5着に好走しているが、他馬が開けすぎたラチ沿いをピッタリと回る展開の助けがあったように見える。

 

なお、ショウナンバシットは、それ以前のレースでは先行する競馬で好走を繰り返していた。

 

よって、神戸新聞杯においてショウナンバシットが好走するためには、気分良く先行して且つトラックバイアスに恵まれるなどかなりの助けが必要と判断すべきである。

 

赤倉特別

1着のロードデルレイ(坂井瑠星)が出走を予定している。

 

ロードデルレイ

3連勝中の上がり馬であり、能力的には底を見せていない。

 

ただし、赤倉特別の勝利は、逃げ馬から離れた2番手を気分良く追走しながらも、ゴール前でシーウィザードに迫られており、もう少し楽に勝ってほしかった。

 

なお、そのシーウィザードが重賞では2桁着順続きで全く通用しておらず、単純な比較では重賞では敷居が高そうである。

 

よって、神戸新聞杯の予想においては、3戦無敗で未知の魅力を評価しつつも、急激なメンバー強化を考慮すると、ロードデルレイに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

阿寒湖特別組

1着のナイトインロンドン(和田竜二)が出走登録している。

 

ナイトインロンドン

阿寒湖特別の勝利という結果は、イン有利のトラックバイアスを外から差し切っており着差以上に強い内容であった。

 

ただし、条件クラスの長距離戦線は、メンバー的に低調な感は否めない。

 

ただし、ナイトインロンドンは、3連勝中で能力的に底を見せていない。

 

よって、神戸新聞杯はナイトインロンドンにとって試金石の一戦になりそうである。

 

信夫山特別組

1着のサヴォーナ(池添謙一)が出走を予定している。

 

サヴォーナ

信夫山特別の勝利という結果は、出遅れながらもスピードの違いで先手を取って押し切っており、力の違いを見せつけた。

 

なお、サヴォーナは、中長距離戦線で崩れなく走っている上に、ゆきやなぎ賞ではスローペースながらも追い込んでおり、勝ったサトノグランツとは内容的に互角である。

 

よって、神戸新聞杯の予想においては、サヴォーナに押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

京都新聞杯組

5着のマイネルラウレア(横山武史)が出走登録している。

 

マイネルラウレア

京都新聞杯の5着という結果は、スローペースの前残りの展開を上がりナンバーワンの脚で追い込んでおり、着差も考えると勝ったサトノグランツとは着順ほど差がない。

 

なお、マイネルラウレアは、休み明け且つ道悪を考慮しても、皐月賞は負け過ぎだが、若駒ステークスは少頭数とは言えスローペースを差し切る強い内容であった。

 

よって、神戸新聞杯の予想においては、差しが届く展開になうようであれば、マイネルラウレアにも多少注意を払うべきである。

 

以上、神戸新聞杯に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、神戸新聞杯(2023年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

人気

騎手

2022

1

7

ジャスティンパレス

5

鮫島駿

2

6

ヤマニンゼスト

12

武豊

3

2

ボルドグフーシュ

4

吉田隼

2021

1

5

ステラヴェローチェ

2

吉田隼

2

7

レッドジェネシス

5

藤岡康

3

4

モンテディオ

8

池添謙

2020

1

2

コントレイル

1

福永祐

2

18

ヴェルトライゼンデ

3

池添謙

3

5

ロバートソンキー

14

伊藤工

2019

1

3

サートゥルナーリア

1

ルメ

2

5

ヴェロックス

2

川田将

3

8

ワールドプレミア

3

武豊

2018

1

3

ワグネリアン

2

藤岡康

2

2

エタリオウ

3

デム

3

6

メイショウテッコン

6

松山弘

2017

1

8

レイデオロ

1

ルメ

2

5

キセキ

2

デム

3

2

サトノアーサー

3

川田将

2016

1

14

サトノダイヤモンド

1

ルメ

2

15

ミッキーロケット

6

和田竜

3

12

レッドエルディスト

4

四位洋

2015

1

6

リアファル

3

ルメ

2

5

リアルスティール

1

福永祐

3

9

トーセンバジル

7

四位洋

2014

1

10

ワンアンドオンリー

1

横山典

2

11

サウンズオブアース

8

藤岡佑

3

2

トーホウジャッカル

9

酒井学

2013

1

10

エピファネイア

1

福永祐

2

15

マジェスティハーツ

7

森一馬

3

4

サトノノブレス

2

岩田康

 

出走登録馬

馬名

前走

馬名

前走

ハーツコンチェルト

日本ダービー(G1)3

青葉賞(G2)2

ショウナンバシット

日本ダービー(G1)16

皐月賞(G1)5

ファントムシーフ

日本ダービー(G1)8

皐月賞(G1)3

マイネルラウレア

京都新聞杯(G2)5

皐月賞(G1)14

ロードデルレイ

赤倉特別(2勝クラス)

1

サスツルギ

木曽川特別(2勝クラス)

1

シーズンリッチ

日本ダービー(G1)7

サヴォーナ

信夫山特別(2勝クラス)

1

青葉賞(G2)6

ナイトインロンドン

阿寒湖特別(2勝クラス)1

スマートファントム

香嵐渓特別(1勝クラス)

1

サトノグランツ

日本ダービー(G1)11

京都新聞杯(G2)1

  

 

マスターと椎名友希が『神戸新聞杯』の質問に答えます

Q1:阪神芝2,400mの特徴

今年の神戸新聞杯は3年振りに阪神2,400mでの開催となります。過去10年の結果を見ると、逃げ先行馬は厳しく、追い込み決着が多いみたいです。某サイトには『上がり3Fタイム上位の馬は押さえておくべき』と書いてありました。マスターの見解を教えてください。

 

Q2:日本ダービー(G1)組の評価

日本ダービーから3着のハーツコンチェルト、7着のシーズンリッチ、8着のファントムシーフ、11着のサトノグランツ、16着のショウナンバシットが出走予定です。ハーツコンチェルトは出遅れて後方外目から早めに位置を上げて伸び、シーズンリッチは先行外目からの競馬で伸びず、ファントムシーフは出遅れて中団外目の競馬で直線は伸びませんでした。サトノグランツは大外枠で後方から伸びず、ショウナンバシットは出遅れて最後方からの 競馬で全く伸びませんでした。逃げ馬のドゥラエレーデの落馬が影響してか、スローペースでゴール前は接戦でした。マスターの評価を教えてください。

Q3:皐月賞(G1)組の評価

皐月賞から3着のファントムシーフ、5着のショウナンバシット、14着のマイネルラウレアが出走予定です。ハイペースになり追い込み決着になりましたが、ファントムシーフは中団外目から直線伸び、ショウナンバシットは後方内目をロスなく追走して直線は馬場の真ん中を伸び見せ場がありました。マイネルラウレアは出遅れて最後方から内を追い込みましたが届きませんでした。重馬場でやや内が荒れていたと思いますが、マスターの評価を教えてください。

Q4:青葉賞(G2)組の評価

青葉賞から2着のハーツコンチェルト、6着のサヴォーナが出走予定です。ハーツコンチェルトは後方から直線少しスムーズではなかったですが伸び、サヴォーナは向こう正面で外から馬に被されたり最後の直線では馬に挟まれたり不利があったように見えました。サヴォーナは京成杯で出遅れて直線も進路がなく、勝ち馬のソールオリエンスとは0.7秒差の4着でした。前走は初めて逃げて快勝しました。マスターの評価を教えてください。

Q5:京都新聞杯(G2)組の評価

京都新聞杯から1着のサトノグランツ、5着のマイネルラウレアが出走予定です。スローペースで、サトノグランツは中団馬群から、マイネルラウレアはその後ろからの競馬で、サトノグランツは直線伸びて接戦で勝ち、マイネルラウレアは一番外を追い込みました。ゆきやなぎ賞では、サトノグランツが先行外目から伸びて勝ち、出遅れて後方から追い込んだサヴォーナが2着でした。サトノグランツとサヴォーナ、マスターはどちらを上にとりますか?

Q6:ロードデルレイの評価

赤倉特別(新潟の3歳以上2勝クラス)からロードデルレイが出走予定です。ロードデルレイは周りに馬がいない2番手からの競馬で、直線伸びて3連勝となりました。ただ、9頭立ての少頭数で、2着のシーウィザードとは同タイムです。シーウィザードはNHKマイルCラジオ日経賞で13着でした。休み明けで良く走ったとみるか、着差が物足りないとみるか、マスターはどう思いましたか?前々走のつばき賞は外目追走で押し切ったので強く見えましたが、マスターの評価を教えてください。

Q7:ナイトインロンドンの評価

阿寒湖特別(札幌の3歳以上2勝クラス)からナイトインロンドンが出走予定です。ナイトインロンドンは中団馬群で、コーナー前から外を押して行き、そのまま追い込み勝ちました。新馬戦と2戦目は出遅れていますが、近走は大きく出遅れてはいません。強くみえたのですが、マスターの評価を教えてください。

Q8:今年の凱旋門賞について

昨年は日本のトップホースが参戦した凱旋門賞ですが、雨の不良馬場だったこともあり厳しい結果でした。今年の出走予定馬はスルーセブンシーズだけみたいです。スルーセブンシーズは宝塚記念でイクイノックスと同タイムの2着でした。マスターと椎名さんの雑感を聞きたいです。

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