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2021/09/21 2021/09/24

【 神戸新聞杯2021予想】 ダービー馬シャフリヤールが始動

出走日:2021年09月26日(日)
神戸新聞杯(GⅡ)/阪神/馬齢/2400m(左・芝)

 

今週は、フルゲート18頭に対して11頭の出走登録馬にとどまった神戸新聞杯(2021年)の予想について解説する。

 

神戸新聞杯は、菊花賞のステップレースだが、今年は去年に続き中京競馬場の2200m戦という例年と異なる舞台で行われる。

 

日本ダービー馬シャフリヤールが断然人気となりそうだが、歴代の名馬たちと同様に、神戸新聞杯も無事に突破できるかが注目される。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、神戸新聞杯の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

まずは日本ダービー組

1着のシャフリヤール(福永祐一)・3着のステラヴェローチェ(吉田隼人)・10着のワンダフルタウン(和田竜二)・11着のレッドジェネシス(藤岡康太)の合計4頭が出走登録している。

 

シャフリヤール

日本ダービーの勝利という結果は、直線でなかなか前が開かずに進路を内に切り替える不利がありながらも差し切っており、着差以上に強い内容であった。

 

また、シャフリヤールは、最強メンバーが揃っていた共同通信杯でこそ3着に敗れてしまったが、スローペースで外を回らされて脚を余しただけであり、内容としては悪くない。

よって、神戸新聞杯の予想においては、断然人気であっても、日本ダービー馬シャフリヤールに本命級の高い評価を与えて当然である。

 

ステラヴェローチェ

日本ダービーの3着という結果は、上がりナンバーワンタイの脚を使ったが、スローペースでの位置取りの差の分だけ届かなかった。

 

なお、ステラヴェローチェは、朝日杯フューチュリティステークスでも2着、皐月賞でも3着と一線級相手でも常に好走を繰り返している。

 

よって、神戸新聞杯の予想においては、ステラヴェローチェにもかなり高い評価を与えるべきである。

 

ワンダフルタウン

日本ダービーの10着という結果は、好位追走から伸びを欠いており、力負けであった。

なお、ワンダフルタウンは、休み明けで臨んだ青葉賞を制したが、好位のインを追走する展開に恵まれたものでもある。

 

よって、神戸新聞杯の予想においては、ワンダフルタウンが好走するためには展開の助けが必要と判断すべきである。

 

レッドジェネシス

日本ダービーの11着という結果は、最後方ポツンと一頭の位置から内を突いて追い込んだが、上位には届かなかった。

 

なお、レッドジェネシスは、京都新聞杯馬だが、周りに馬がいない状態を気分良く追走する展開に恵まれたものである。

 

よって、神戸新聞杯の予想においては、レッドジェネシスに高い評価は不要である。

 

青葉賞組

2着のキングストンボーイ(ルメール)が出走を予定している。

 

キングストンボーイ

青葉賞の2着という結果は、直線で内を突いてワンダフルタウンに伸び負けたが、ワンダフルタウンがかなり展開に恵まれていたので、レース内容としては互角以上である。

 

また、キングストンボーイは、最強メンバーが揃っていた共同通信杯で4着に好走しており、3着のシャフリヤール・5着のステラヴェローチェともこの時点では差がなかった。

よって、神戸新聞杯の予想においては、キングストンボーイにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

白百合ステークス組

1着のゼファーラジエル(鮫島)が出走登録している。

 

ゼファーラジエル

白百合ステークスの勝利という結果は、2着に4馬身差をつけて力の違いを見せつけたが、2着のアナゴさんが次走以降1勝クラスでも通用しておらず、かなり弱いメンバー構成に恵まれたと言わざるを得ない。

 

よって、神戸新聞杯の予想においては、ゼファーラジエルに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

以上、神戸新聞杯に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、神戸新聞杯(2021年)の最終的な予想を決断する。

 

 

教えてマスターQ&A 神戸新聞杯編

2021年神戸新聞杯に関する以下の質問に予想屋マスターが 【教えてマスターQ&A・神戸新聞杯・2021】で答えています。こちらの記事とあわせてご覧ください。

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

人気

騎手

2020

1

2

コントレイル

1

福永祐

2

18

ヴェルトライゼンデ

3

池添謙

3

5

ロバートソンキー

14

伊藤工

2019

1

3

サートゥルナーリア

1

ルメ

2

5

ヴェロックス

2

川田将

3

8

ワールドプレミア

3

武豊

2018

1

3

ワグネリアン

2

藤岡康

2

2

エタリオウ

3

デム

3

6

メイショウテッコン

6

松山弘

2017

1

8

レイデオロ

1

ルメ

2

5

キセキ

2

デム

3

2

サトノアーサー

3

川田将

2016

1

14

サトノダイヤモンド

1

ルメ

2

15

ミッキーロケット

6

和田竜

3

12

レッドエルディスト

4

四位洋

2015

1

6

リアファル

3

ルメ

2

5

リアルスティール

1

福永祐

3

9

トーセンバジル

7

四位洋

2014

1

10

ワンアンドオンリー

1

横山典

2

11

サウンズオブアース

8

藤岡佑

3

2

トーホウジャッカル

9

酒井学

2013

1

10

エピファネイア

1

福永祐

2

15

マジェスティハーツ

7

森一馬

3

4

サトノノブレス

2

岩田康

2012

1

14

ゴールドシップ

1

内田博

2

6

ロードアクレイム

8

福永祐

3

11

マウントシャスタ

2

川田将

2011

1

7

オルフェーヴル

1

池添謙

2

5

ウインバリアシオン

2

安藤勝

3

11

フレールジャック

3

福永祐

出走予定馬

馬名

前走

馬名

前走

シャフリヤール

日本ダービー(G1) 1

毎日杯(G3)1

共同通信杯(G3)3

キングストンボーイ

青葉賞(G2)2

共同通信杯(G3) 4

ステラヴェローチェ

日本ダービー(G1) 3

皐月賞(G1)3

共同通信杯(G3) 5

タイソウ

ラジオNIKKEI(G3)4

ヨーホーレイク

日本ダービー(G1) 7

皐月賞(G1)5

セファーラジエル

白百合S(L)1

すみれS(L)4

ワンダフルタウン

日本ダービー(G1) 10

青葉賞(G2)1

モンテディオ

ルスツ特別(1勝ク)1

八甲田山特別(1勝ク)5

青葉賞(G2)8

すみれS(L)3

レッドジェネシス

日本ダービー(G1) 11

京都新聞杯(G2)1

 

 

Q1:今年は中京芝2,200m開催

今年の神戸新聞杯は昨年に引き続き中京での 開催です。中京芝2,200mの特徴を教えてください。神戸新聞杯は固いイメージがありますが、今年は中京なので波乱含みになるのか、または少頭数になった場合は波乱の可能性は低くなるのか、マスターはどのように思いますか?

 

Q2:日本ダービー上位組の評価

日本ダービーのシャフリヤールは中団の馬混みの中にいて、直線でもなかなか進路が見つかりませんでしたが伸びて勝ちました。3着のステラヴェローチェは後ろからじりじりと伸びていました。この2頭は共同通信杯でも対戦し、シャフリヤールが3着、ステラヴェローチェが5着です。この2頭は勝負付けが済んだとみていいのでしょうか?

Q3:日本ダービー下位組の評価

日本ダービー下位組から6番人気7着のヨーホーレイク、5番人気10着のワンダフルタウン、13番人気11着のレッドジェネシスが出走予定です。ヨーホーレイクは後方の馬群で右往左往していたので、スムーズだったらもっと上位だったと思いました。マスターが低評価していたワンダフルタウンは人気より下回る結果となりました。レッドジェネシスは最後方から内を突き、一部の競馬ファンが「横山典弘騎手が最後の直線で横山武史騎手をずっと見ていた!」と指摘していました。真面目に追っていたらもっと上位だったのでしょうか?今回巻き返しが可能な馬はいるでしょうか?

Q4:キングストンボーイの評価

青葉賞2着のキングストンボーイについて。藤沢調教師は「ゴール後余裕がなかったし、馬の将来を考えると無理はできない」と日本ダービーを回避しました。前々走の共同通信杯は出遅れて4着で、上位組とあまり差がないように感じましたが、マスターは今回のメンバーでは上位評価しますか?

Q5:タイソウの評価

ラジオNIKKEI賞で9番人気のタイソウはスローペースで逃げて4着でした。4走前の共同通信杯も2番手追走で10番人気12着でした。今回も先行すると思いますが、今回のメンバーだと残るのは厳しいでしょうか?

Q6:上り馬セファーラジエルの評価

白百合ステークス1着のセファーラジエルですが、スタート後隣の馬に寄られ後方からの競馬で、途中いきなり掛かりましたが外を回って直線を抜けて1着となりました。3走前のすみれSでも2番手追走でかなり掛かり、最後モンテディオに差されて4着でした。かなり難しそうな馬ですが、マスターは今回どう評価しますか?

Q7:フォワ賞を勝利したディープボンド

昨年の神戸新聞杯で4番人気4着だったディープボンドですが、先日、凱旋門賞の前哨戦フォワ賞で逃げて勝ちました。凱旋門賞が楽しみですが、現在クロノジェネシスが7番人気、ディープボンドが9番人気だそうです。上位人気のタルナワやスノーフォールに日本馬が先着するのは難しいのでしょうか?少し早いですが、椎名さんの展望を教えてください。

 

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

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