ユニコーンステークス(G3)/東京競馬場/ダート1600m/左/条件:サラブレッド系3歳/賞金:3500万

ユニコーンステークスの解説動画とテキスト版を公開しております。
こんにちは、予想屋マスターです。
今週はユニコーンステークスについて解説をします。
ユニコーンステークスですが、15頭と頭数が揃ったことで、この時期のダートの3歳の一線級はほぼ揃ったのかな、といったメンバー構成で、今後のダート戦線を占う意味でも注目の一戦かな、と思っています。
【2019のユニコーンステークス】各ステップレースの分析
ヒヤシンスステークス
それでは、過去のレースを順番に振り返っていきますが、一つ目がヒヤシンスステークスですね。 このメンバーからは、2着のヴァイトブリックが出走してきます。
ヴァイトブリックは、このレースがかなりスローペースだったこともあって、1000メートル通過が62秒ぐらいのスローペースを3番手を追走して、そこから流れ込んでの2着、ということですね。
ヴァイトブリックは後ろからですね、このスローペースでオーヴァルエースに差されているので、そう意味では、着差以上にオーヴァルエースが強かったかな、という感じがしています。
なのでヴァイトブリックは、この2着、その後兵庫チャンピオンシップでも2着なんですが、やはり離されてしまっているので、この馬が好走するためには展開の助けが必要かな、というふうに思っております。
昇竜ステークス
次は昇竜ステークスですね。 このメンバーからは、勝ったデュープロセス、あと3着のヴァニラアイスが出走します。
このレースはかなりハイペースです。 一番人気のケイアイターコイズが先行してブービーに負けているように、前崩れの展開をデュープロセスがうまく追い込んだ、といった内容です。
この最後方にいて、直線大外から追い込んでの1着、ということですね。
対して、3着のヴァニラアイスは、ちょっと前目のここにいての3着なので、前が潰れた中で先に動いた分を考えると、能力的にはこのデュープロセスとヴァニラアイスに、この着差ほどは能力差はないのかな、というふうに思っております。
伏竜ステークス
次は中山のオープン(伏竜ステークス)ですね。 このメンバーからは、勝ったデアフルーグ。 あと人気で負けた、5着のノーヴァレンダが出走してきます。
レースとしては、これもスローだったんですが、インの3番手の絶好位から、伸びを欠いたノーヴァレンダ。 ちょっとこれは頂けない内容かな、という感じがしています。
ただこの馬、もともと川崎の全日本2歳優駿で重賞を勝っているように、力はあるので、もしかするとこの好位のインの包まれた状態が駄目だったと見ればですね、今回は外枠なので、多少巻き返しに注意を払ってもいいのかな、と思います。
対してデアフルーグは非常に強い内容ですね。 スローの外目から差し切るといった、非常に強い内容だったので、そう意味でですね、このレースのデアフルーグを見るとですね、まだまだ上がり目がありそうだな、といった内容です。
青竜ステークス
次は東京ですね。 青竜ステークスです。 このメンバーは前哨戦のような形になっていて、上位3頭が出走してきます。
レースを見ると、勝ったデュープロセスは、その前のレースとは違って今度は一転して好位から競馬をして押し切るといった強い内容でした。
対して2着のデアフルーグは、内側ですね。 1枠だったこともあって、後方から直線の内を突いたんですが、ちょっと差しが届かずの2着、といった感じです。
レース内容としては、ペースが遅かったこともあるので、もうちょっとペースが流れればデアフルーグが逆転してもおかしくない、といった内容なので、この2頭は今回も互角。 かなり高い評価をあたえる必要があるのかな、と思います。
3着のニューモニュメントは、これは更に後方ですね。 ここから追い込んで3着なので、そういう意味ではこの馬も、もうちょっとペースが流れたときには、デアフルーグとともに差を詰めてもおかしくないのかな、という評価です。
なので、一応デュープロセス。デアフルーグ。 この2頭がこのクラスでは抜けてるんだけど、ニューモニュメントも差しが届く展開になれば、もうちょっと差を詰めてもおかしくない、という評価でいいのかなと思います。
3歳500万下(京都)
最後は京都の平場の500万ですね。 このメンバーからは、ダンツキャッスルが出走してきます。
ダンツキャッスルは逃げて楽勝ですね。 なのでこの時計と勝ちっぷりなら通用しそうな感じもするんですが、ただひとつ言えるのは、京都の極端に前が止まらないインコース有利なダートで逃げたので、この着差ほど強いかどうか、ちょっと疑問が残ります。
なので、時計とか内容でそれなりの評価を与える必要があるものの、やはり京都のダートで逃げた馬なので、この勝ちっぷりだけで絶対視までするのは禁物かな、という感じがしています。
有力馬の分析
展開をお見せしながら解説をすると、まず1枠1番を引いたワイドファラオが初ダートということで砂を被るのを嫌うと思うので、これが先手を取るかと思います。
それで、ここら辺の5番辺りがどれぐらい競るかで差し競馬になるか、逆に競らないと前残りになるか、といった競馬になるのかな、と思います。
ワイドファラオ
内から見ていきますが、1番のワイドファラオ。 ちょっとこれはやってみなければわからない、というのが正直なところですね。
一応、先手を取るので、ダート適性次第ではこの馬が勝つ、ということもあるんですが、ただですね、ニュージーランドトロフィーを勝った時にはかなりスローペース。 100メートル通過60秒3の逃げでした。
なので、芝のG2を勝ってるから――。 ダートの方がちょっとレベルが低いからこの馬が来るだろう――、というような安直な発想をするとですね、ダートの方が全く止まってしまうということもあるので、ダート適性次第だけど、人気ならば押さえ評価でいいのかな、という感じがしています。
イメル
2番については買わない、と。
ヴァイトブリック
3番ヴァイトブリックもですね、ここ二回、2着・2着で、勝った馬が強過ぎたという見方もできるんですが、やはりちょっと展開の助けが必要かな、という感じがします。
エルモンストロ
4番エルモンストロ。 これも前回の阪神の勝ちっぷりならば通用するんですが、やはりちょっとメンバーが強くなってるので、どこまでかな、といった感じがします。
サトノギャロス
サトノギャロスは、この馬が競りかけるかどうかがレースのポイントですが、残ることはないかな、という感じがします。
デアフルーグ
デアフルーグ。 前回の内容を見るとやはり、勝ったデュープロセスと互角という評価なので、逆転してもおかしくないかなという評価でいいかな、と思います。
ザディファレンス
7番は厳しい。
デュープロセス
デュープロセスもですね、この4連勝の内容は非常にどれも強い。 かつですね、差したり、先行したり、色々な競馬をしているので、そういう意味では、まだ能力的に底をそこを見せていない点と、自在な脚質から、やはり今回も大崩れはしないのかな、と思います。
ロードグラディオ
ロードグラディオは、これも初ダートで、やってみないとわからないのですが、芝の成績だとちょっとどうかな、という感じがしています。
ヴァニラアイス
10番ヴァニラアイス。 先ほどお話したように、2走前の中京の内容だと、デュープロセスとは着差ほどは能力差がないのかな、という感じがします。 前回の勝利は、やはり1枠1番に恵まれたので、これも押さえ程度かな、という感じがします。
ダンツキャッスル
ダンツキャッスル。 先ほどお話したように、この京都の馬場で逃げただけなので、時計的には通用するけど、過大評価まではどうかな、という感じがします。
オンザウェイ
オンザウェイはちょっと厳しいです。
ニューモニュメント
ニューモニュメント。 先ほどお話したように、差しが届く展開になればチャンスはあるのかな、という風に思います。
ノーヴァレンダ
14番ノーヴァレンダ。 これも全日本2歳優駿だけ走れば通用するんですが、ただ前回がいかんせん弱すぎるので、それをどう評価するかな、というとこですね。
アシャカトブ
15番については厳しい、といった感じです。
このように15頭、分析しております。 一応ですね、この人気馬2頭は、かなり強そうなので、この評価ですね。
あとダートがですね、土曜日ちょっと雨が降りそうなので、それも踏まえて踏まえてですね、最終的な予想をしたいな、と思っております。
ユニコーンステークスの無料会員の解説は以上です。 また来週を楽しみにしていて下さい。
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