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2007/07/08 2012/11/14

【 七夕賞2007予想】 第43回七夕賞

出走日:2007年07月15日(日)
七夕賞(GⅢ)/福島/別定/2000m(右・芝)
サンバレンティンは、去年の秋に同じ条件の福島記念を圧勝しており、得意の福島2000m戦で行われる第43回七夕賞ならば好走する可能性が高いと判断し、第43回七夕賞の競馬理論の結果では、サンバレンティンに高い評価を与えていた。 第43回七夕賞において、サンバレンティンは、出遅れ気味のスタートで後方集団の馬群の中からレースを進めた。 そして、3~4コーナで他馬が大きく外を回る中、サンバレンティンは、内目から徐々に進出し、4コーナでは早くも先行集団に取り付き、直線でも最内を突いて抜け出して快勝した。 サンバレンティンの第43回七夕賞の勝利は、馬場の荒れた内より少し外という絶好のコース取りを導いた後藤騎手の好騎乗によるものも大きいが、準オープンクラスに毛が生えた程度の第43回七夕賞のメンバー程度ならば能力的に上位であることを示した。 よって、サマー2000シリーズのチャンピオンを目指すサンバレンティンに、一線級不在のサマースプリント2000シリーズの今後のレースでも高い評価を与えるべきと第43回七夕賞の競馬理論の結果では判断している。 第43回七夕賞の2着には、第43回七夕賞の競馬理論の結果の本命馬のアドマイヤモナーク(安藤勝)が追い込んだ。 アドマイヤモナークは、天皇賞春で3着のストラタジェムに休み前に圧勝しており、前走の目黒記念の4着程度走って当然の能力を秘める。 また、前走の目黒記念の1着馬のポップロックが続く宝塚記念で3着、目黒記念の2着馬のアドマイヤフジが宝塚記念で4着していることを考えると、アドマイヤモナークの目黒記念の4着には高い評価を与える必要があることが分かる。 更に、有力各馬が57キロのハンデなのに対し、重賞未勝利のアドマイヤモナークのハンデは55キロ止まりであり、第43回七夕賞の競馬理論の結果は、アドマイヤモナークを第43回七夕賞の堅い本命馬として評価した。 レースでは、アドマイヤモナークは、馬場の荒れたインを走らされることを嫌い、一旦最後方に下げてレースを進めた。 そして、アドマイヤモナークは、3コーナ辺りから徐々に大外から進出し、直線でも外ラチに近い大外から、抜群の切れ味を発揮して追い込んだが、内から抜け出したサンバレンティンを捉えることができず2着に敗れた。 このように、アドマイヤモナークとサンバレンティンとの着差は、内と外のコース取りの差と判断していいだろう。 よって、アドマイヤモナークは、次走以降でサンバレンティンと互角以上の競馬をする可能性が高い。 第43回七夕賞の競馬理論の結果は、安藤勝を配してサマー2000シリーズのチャンピオンを狙うアドマイヤモナークに次走以降のレースでも高い評価を与える予定である。 第43回七夕賞の3着には、上がり馬ユメノシルシ(吉田豊)が入った。 ユメノシルシは、中段7~8番手から競馬を進め、4コーナで先行集団に取り付く正攻法の競馬で勝ちに行ったが、ゴール前で内からサンバレンティン及び外からアドマイヤモナークに差されてしまい3着に敗れてしまった。 しかしながら、ユメノシルシの第43回七夕賞の3着は、中段を追走して早めに抜け出すという正攻法の競馬でのものであり、内容的には悪くない。 また、ユメノシルシは、以前の逃げ一手の脚質から自在な脚質への転換にも成功しており、安定味も増してきている。 よって、このような正攻法の競馬を続けていけば、ユメノシルシが重賞を制覇する日がきてもおかしくはないと第43回七夕賞の競馬理論の結果では判断している。 一番人気のヴィータローザ(上村)は4着に敗れてしまった。 ヴィータローザは、後方集団の大外からレースを進めて、直線に向くと、アドマイヤモナークと馬体を併せて追い込んだが、4着が精一杯であった。 ヴィータローザは、道中でも大外を回らされた割にはよく走っており、もう少し前で競馬を進めていれば違った結果になった可能性が高い。 つまり、ヴィータローザの第43回七夕賞の4着は、悲観すべき内容ではない。そのため、第43回七夕賞の競馬理論の結果は、相手なりに安定して走るヴィータローザには今後もそれなりの評価を与える必要があると判断している。 以上のように、サマー2000シリーズの第1戦の第43回七夕賞は、最内を突いたサンバレンティンと大外から追い込んだアドマイヤモナークとの結果となった。 例年のことだが、七夕賞は、福島競馬の最終日に行われるので、各騎手のコース取りがレース結果に大きな影響を与える。 よって、第43回七夕賞のレース内容を分析する上では、単純に着順を比較するだけではなく、コース取りを考慮して比較する必要があることを忘れてはならない。 このようなレース分析によって、今後のレースの的中に近づくことを第43回七夕賞の競馬理論の結果のファンの方は忘れないで欲しい。
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