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【セントライト記念】
作成日: 2023/09/12 更新日: 2023/09/16

記事と併せて動画もご覧ください

セントライト記念(2023)出馬表とMI値

出走日: 朝日杯セントライト記念(GⅡ)/中山/馬齢/2200m(右・芝)

※枠順発表次第、出走馬表示。予想オッズはnetkeibaを参考

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今週のトラックバイアス
7/27(土)7/28(日)アイビスSD・クイーンS開催 ※更新をお待ちください
開催ダートコメント
小倉
中京記念
※※※※※※※※※※※※
福島
フラットややイン有利ダートが先週と異なり内有利
24/7/21 10:09更新
札幌
フラットフラット開幕週もフラット
24/7/21 10:09更新

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イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
コースの特徴

セントライト記念。1947年に日本競馬史上初の三冠馬であるセントライトを記念する競走として、4歳(現3歳)牡馬の競走馬による別定の重賞競走・セントライト記念を創設。当初は東京競馬場・芝2400mで施行され、菊花賞とほぼ同時期または菊花賞後に開催されたこともあり、トライアル競走の側面は有していなかった。1971年に斤量を定量に変更し、1980年より現行の中山競馬場・芝2200mに舞台を移した。

1984年にはグレード制導入によりGIIIに格付けされ、1987年にGIIに格上げ。1995年に菊花賞トライアルに指定され、3着までの馬に菊花賞の優先出走権が与えられた。これとともに指定競走に指定され、地方馬が出走可能となったほか、2001年より混合競走となり、外国産馬も出走が可能になった。2003年より斤量を馬齢重量に変更。2010年から国際競走に指定され、外国調教馬の出走も可能になり、この年から格付けは国際基準となっている。

関東圏唯一の菊花賞トライアル競走だが、有力馬は神戸新聞杯(かつては京都新聞杯)に出走することが多いため、当競走の優勝馬は1984年のシンボリルドルフ以降菊花賞を制していないが、1992年の菊花賞優勝馬ライスシャワーは同年の当競走で2着だった。菊花賞が10月下旬の施行となって以降では2001年の4着馬マンハッタンカフェが菊花賞を制している。

また施行距離が本番の菊花賞の芝3000mとは結びつかない芝2200mで行われていることから、優勝馬が血統などの背景から長距離の菊花賞へは向かわず中距離の天皇賞(秋)へ出走させる場合もある。

本番の菊花賞では繁殖馬選定の名目から騸馬の出走ができないが、本競走は騸馬が出走可能で1992年には騸馬のレガシーワールドが優勝した[1]。

グレード制導入後で上記以外のGI勝ち馬にはメリーナイス・サクラホクトオー・コスモバルク・ナカヤマフェスタが当競走を勝利しているが、コスモバルクが勝利するまで11年間GI勝ち馬が現れなかった。

出走資格はサラ系3歳(旧4歳)のJRA所属馬(外国産馬含む)、所定の条件を満たした地方競馬所属馬(3頭まで)、及び外国調教馬(9頭まで)。

負担重量は馬齢重量で56Kg、牝馬は2Kg減の54kgである。

昨年セントライト記念の結果とMI値

開催日:2023/09/18

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
14レーベンスティール8035602:11.4820
-1
-1
0
214ソールオリエンス8135602:11.7790
1
1
0
36シャザーン7735602:11.9770
0
0
0
42セブンマジシャン7535602:12.0760
-1
0
0
51キングズレイン7435602:12.1750
-1
0
0
613ウインオーディン7435602:12.3730
1
0
0
77シルトホルン7235602:12.4720
0
0
0
85ドゥラエレーデ7035602:12.5710
-1
0
0
99アームブランシュ6835602:12.9670
1
0
0
1010ウィズユアドリーム6735602:12.9670
0
0
0
1111シルバープリペット6435602:13.1650
-1
0
0
123コレオグラファー6435602:13.2640
0
0
0
138ウイニングライブ6235602:13.4620
0
0
0
1415グリューネグリーン5935602:13.6600
-1
0
0
1512コスモサガルマータ5435602:14.3530
1
0
0
展開図はありません
セントライト記念(2024)の前哨戦を分析

今週は、フルゲート18頭に対して17頭の出走登録馬があったセントライト記念(2022年)の予想について解説する。

 

セントライト記念は、菊花賞のステップレースである。

 

日本ダービー2着で皐月賞馬ソールオリエンスが断然人気となりそうだが、秋の飛躍を狙う素質馬も出走を予定しており、菊花賞を占う意味でも注目を集める。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、セントライト記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

日本ダービー組

2着のソールオリエンス(横山武史)・9着のシャザーン(岩田望)・15着のグリューネグリーン(田辺裕信)の合計3頭が出走登録している。

 

ソールオリエンス

日本ダービーの2着という結果は、単勝1倍台の断然人気にしては少し物足りない内容だが、外に立て直して仕掛けが遅れた分だけタスティエーラに届かなかっただけで、3歳世代ではトップクラスの能力を見せつけた。

 

また、ソールオリエンスは、前崩れの展開に恵まれたので見た目と着差ほど圧倒的な内容ではないものの、1馬身以上の差をつけて皐月賞を制覇したことは立派である。

 

よって、セントライト記念の予想においては、日本ダービー上位組が不在のメンバー構成を考慮すると、人気であってもソールオリエンスに本命級の高い評価を与えて当然である。

 

シャザーン

日本ダービーの9着という結果は、スローペースの前残りの展開で外から追い込んで脚を余した感が強く、着順ほど内容は悪くない。

 

なお、シャザーンは、皐月賞においても、前崩れの展開に恵まれたにせよ、3着と0秒2差で走っており、3歳世代ではトップクラスではないものの、トップ10に入る実力馬である。

 

よって、セントライト記念の予想においては、春の成績を見る限り、シャザーンがソールオリエンスを逆転するまでは難しいものの、相手候補程度の評価は与えるべきである。

 

グリューネグリーン

日本ダービーのレース内容はメンバーが強すぎたにせよ見所がなかった。

 

また、それ以前の皐月賞・弥生賞・ホープフルステークスを見ても、重賞では敷居が高い。

 

よって、セントライト記念の予想においては、グリューネグリーンに高い評価は不要である。

 

ラジオNIKKEI賞組

2着のシルトホルン(大野拓弥)・3着のレーベンスティール(モレイラ)の合計2頭が出走を予定している。

 

シルトホルン

ラジオNIKKEI賞の2着という結果は、開幕週のイン有利のトラックバイアスで楽に先行する展開に恵まれたものだが、逃げたグラニットを楽に交わしており、力をつけていることも確かである。

 

ただし、シルトホルンは、スプリングステークスや東京スポーツ杯を見るとメンバーが強くなると力が足りない。

 

よって、セントライト記念の予想においては、シルトホルンが粘り込むためにはイン有利のトラックバイアスで楽に先行するなどかなりの助けが必要と判断すべきである。

 

レーベンスティール

ラジオNIKKEI賞の3着という結果は、開幕週の馬場で前が開かずに仕掛けが遅れたぶんだけ届かなかったが、ゴール前の強烈な差し脚を見ると、スムーズな競馬ができていれば差し切っていた可能性が高い。

 

なお、レーベンスティールは、5戦2勝だが、いずれの敗戦も負けて強しの内容で、デビュー戦もソールオリエンスと互角の競馬をしており、能力的にも底を見せていない。

 

よって、セントライト記念の予想においては、急激なメンバー強化であっても、レーベンスティールに高い評価を与えるべきである。

 

札幌の1勝クラス組

1着のフレーヴァード(戸崎圭)が出走を予定している。

 

フレーヴァード

札幌の1勝クラスの勝利という結果は、開幕週のイン有利のトラックバイアスを中団から外を回って差し切っており、力の違いを見せつけた。

 

ただし、このときの2着馬のタシットは、1勝クラスを勝ちきれておらず、弱いメンバー構成に恵まれた感も否めない。

 

よって、セントライト記念の予想においては、人気になるようであれば、フレーヴァードの過大評価に気を付けるべきである。

 

宝塚記念組

10着のドゥラエレーデ(坂井瑠星)が出走登録している。

 

ドゥラエレーデ

宝塚記念の10着という結果は、初の古馬相手且つ先行馬総崩れの流れで2番手を追走する展開を考えると度外視可能である。

 

なお、ドゥラエレーデは、ホープフルステークスを制しているが、トップナイフとの行ったきりの展開に恵まれた感が強く、2歳チャンピオンというだけで世代トップクラスと見るのは危険である。

 

よって、セントライト記念の予想においては、ドゥラエレーデが好走するためには楽に先行する展開の助けが必要と判断すべきである。

 

町田特別(2勝クラス)組

1着のキングズレイン(ルメール)が出走を予定している。

 

キングズレイン

町田特別の勝利という結果は、逃げ馬から離れた2番手を追走してゴール前で逃げ馬を捕えただけでレース内容としての価値は高くないが、余裕のある勝ちっぷりではあった。

 

なお、キングズレインは、ホープフルステークスにおいて、行ったきりの前残りの展開を中で唯一外から3着まで追い込んで好走しており、一番強いレース内容であった。

 

また、ホープフルステークスは、例年より低レベルだったものの、4着のファントムシーフが皐月賞3着、7着のハーツコンチェルトが日本ダービー3着だったことを考えると、メンバー的にはそこまで弱くもなかった。

 

よって、セントライト記念の予想においては、キングズレインにもそれなりの高い評価を与えるべきであり、ここでの走り次第ではG1戦線でも楽しみな存在になりそうである。

 

稲城特別組

2着のアームブランシュ(吉田豊)が出走登録している。

 

アームブランシュ

稲城特別の2着という結果は、勝たなきゃいけない弱いメンバー構成であったが、道悪を考えると同情の余地がある。

 

なお、アームブランシュは、青葉賞や弥生賞でも小差の競馬をしている。

 

特に、弥生賞では、スローペースの前残りの展開の中でも2着と同タイムまで追い込んでいる。

 

よって、セントライト記念の予想においては、外の差しが届く展開になるようであれば、アームブランシュにも注意を払うべきである。

 

西武日刊スポーツ杯

1着のウィズユアドリーム(松山弘平)・2着のセブンマジシャン(西村淳也)の合計2頭が出走を予定している。

 

ウィズユアドリーム

西武日刊スポーツ杯の勝利という結果は、イン有利のトラックバイアスで楽に逃げる展開に恵まれた。

 

ただし、ウィズユアドリームは、逃げる競馬をするようになってからは3連勝中である。

よって、セントライト記念の予想においては、イン有利のトラックバイアスで楽に逃げるなどかなりの助けがある場合にのみ、ウィズユアドリームにも注意を払うべきである。

 

セブンマジシャン

西武日刊スポーツ杯の2着という結果は、直線で前が壁になる苦しい位置からこじ開けてウィズユアドリームに迫っており、負けて強しの内容であった。

 

なお、セブンマジシャンは、京成杯・スプリングステークスいずれも1番人気を裏切ってしまっているが、京成杯は大きな不利を受けてのものであり、スプリングステークスは道悪で持ち味を発揮できなかったと見れば、着順ほど悲観する内容ではない。

 

よって、セントライト記念の予想においては、差しが届く展開になるようであれば、セブンマジシャンにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

以上、セントライト記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、セントライト記念(2023年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

2017

1

5

ミッキースワロー

2

横山典

2

7

アルアイン

1

ルメ

3

2

サトノクロニクル

3

デム

2016

1

4

ディーマジェスティ

1

蛯名正

2

10

ゼーヴィント

2

戸崎圭

3

9

プロディガルサン

3

田辺裕

2015

1

13

キタサンブラック

6

北村宏

2

4

ミュゼエイリアン

9

横山典

3

2

ジュンツバサ

10

石橋脩

2014

1

5

イスラボニータ

1

蛯名正

2

16

トゥザワールド

2

川田将

3

14

タガノグランパ

10

菱田裕

2013

1

3

ユールシンギング

3

北村宏

2

8

ダービーフィズ

5

田中勝

3

9

アドマイヤスピカ

6

戸崎圭

 

出走登録馬

馬名

前走

馬名

前走

ソールオリエンス

日本ダービー(G1)2

皐月賞(G1)1

セブンマジシャン

西部日刊スポーツ杯

(2勝クラス)2

スプリングS(G2)6

レーベンスティール

ラジオNIKKEI(G3)

3

ウィズユアドリーム

西部日刊スポーツ杯

(2勝クラス)1

フレーヴァード

札幌の3歳以上1勝クラス

1

キングズレイン

町田特別(2勝クラス)1

毎日杯(G3)12

シルトホルン

ラジオNIKKEI(G3)

2

グリューネグリーン

日本ダービー(G1)15

皐月賞(G1)11

ドゥラエレーデ

宝塚記念(G1)10

コスモサガルマータ

月岡温泉特別(2勝クラス)

1

アームブランシュ

稲城特別(1勝クラス)2

コレオグラファー

阿賀野川特別(2勝クラス)

4

シャザーン

日本ダービー(G1)9

皐月賞(G1)6

シルバープリペット

新潟の3歳以上1勝クラス

1

ウインオーディン

阿賀野川特別(2勝クラス)

2

  

 

マスターと椎名友希が『セントウルS』の質問に答えます

Q1:中山芝2,200mの特徴

中山芝2,200mの特徴を教えてください。昨年はアスクビクターモアが先行外目を追走から押し切るところを、中団外目から追い上げたガイアフォースに差されました。マスターは2015年のセントライト記念の超高配当を的中していますが、内前有利を意識した予想だったのでしょうか?

Q2:日本ダービー(G1)組の評価

日本ダービーから2着のソールオリエンス、9着のシャザーン、15着のグリューネグリーンが出走予定です。 ソールオリエンスはいつもより前目の競馬から抜け出して伸び、シャザーンは後方外目で直線は伸びましたが届かず、グリューネグリーンは前に行かず後方馬群からの競馬で伸びませんでした。マスターの評価を教えてください。

Q3:ラジオNIKKEI賞(G3)の評価

ラジオNIKKEI賞から2着のシルトホルン、3着のレーベンスティールが出走予定です。シルトホルンは2番手追走から粘り、レーベンスティールは後方馬群から馬場のやや内寄りを追い込みましたが僅差で届きませんでした。内をロスなく追走したエルトンバローズが勝ちましたが、レーベンスティールの内容は良かったと考えていいでしょうか?マスターの評価を教えてください。

Q4:キングズレインの評価

ホープフルS(G1)3着、毎日杯(G3)12着、町田特別(2勝クラス)で1着のキングズレインが出走予定です。1番人気を背負った毎日杯では出遅れて、後方からの競馬で直線は伸びませんでした。マスターはホープフルS組の中ではキングスレインの内容を評価していたと思います。前走はスローペースで、周りに馬がいない2番手につけて、途中から他の馬を先に行かせて、内の3 、4番手からの競馬で、直線伸びて勝ちました。ただ2着馬と僅差で8頭立ての少頭数でした。マスターはどう評価しますか?

Q5:ドゥラエレーデの評価

宝塚記念(G1)10着のドゥラエレーデが出走予定です。かなりかかりながらの2番手追走で、直線で後続勢に差されました。ハイペースとなり、前に行った馬は全滅でした。ホープフルS(G1)の勝ち馬で、2着のトップナイフは札幌記念(G2)で2着と好走しました。マスターは今回どのように評価しますか?

Q6:西部日刊スポーツ杯組の評価

西部日刊スポーツ杯(3歳以上2勝クラス)から1着のウィズユアドリーム、2着のセブンジシャンが出走予定です。10頭立てのレースで、ウィズユアドリームは逃げて勝ち、 セブンマジシャンは中団外目から中団の馬混みに入り、直線は馬群を抜けて追い込みました。セブンマジシャンはスプリングSで6着、京成杯(G3)3着、ホープフルS(G1)6着です。マスターはこの2頭の能力差をどうみますか?

Q7:ウインオーディンの評価

阿賀野川特別(3歳以上1勝クラス)で2着のウインオーディンについて。1枠1番でスタートは悪く後方外目から位置を上げて直線も伸びましたが、逃げたリビアングラスを捉えられませんでした。皐月賞8着、共同通信杯5着の実績がありますが、マスターの評価を教えてください。

Q8:アームブランシェとフレーヴァードの評価

稲城特別(1勝クラス)からアームブランシェとフレーヴァードが出走予定です。不良馬場で6頭立てのレースで、アームブランシェは内枠で内をロスなく乗りましたが直線で不利があり僅差の2着、フレーヴァードは後方から追い込みましたが直線で不利やふらつきありスムーズではなかったように見えました。アームブランシェは弥生賞でスローな流れを最後方から追い込んで4着でした。フレーヴァードは次走の札幌の3歳以上1勝クラスで、後方馬群から徐々に外を捲って押し切り快勝でした。未勝利を勝ったレースでは出遅れて、後方の内目から大外を回って差し切りました。今回ルメール騎手が騎乗予定で人気になりそうですが、マスターの評価を教えてください。

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