TOP > レース予想 > 札幌記念
札幌記念(GⅡ)
プログノーシスが連覇なるか?
作成日: 2024/08/13 更新日: 2024/08/20

記事と併せて動画もご覧ください

札幌記念(2024)出馬表とMI値

出走日: 札幌記念(GⅡ)/札幌/定量/2000m(右・芝)

※枠順発表次第、出走馬表示。予想オッズはnetkeibaを参考

スクロールできます→

マスター指数を表示するにはログインまたは新規メルマガ登録が必要になります

今週のトラックバイアス
9/14(土)9/15(日)ローズS開催 ※更新をお待ちください
開催ダートコメント
中山
京成杯オータムハンデ
ややイン有利フラット開幕週
24/9/4 17:25更新
中京
セントウルステークス
フラットフラット芝は先週の台風の影響がありそう
24/9/4 17:25更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
コースの特徴

4コーナー奥からのスタートで最初のコーナーまで距離があるので、ペースが落ち着きやすい上に、直線が短いので前残りに警戒が必要な条件。さらに札幌記念の週からコース替りということもあり、いつも以上に前残りには注意を払いたい。

昨年札幌記念の結果とMI値

開催日:2023/08/20

スクロールできます→
着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
113プログノーシス8455802:01.5830
0
1
0
210トップナイフ7435502:02.2760
0
-2
0
31ソーヴァリアント7155802:02.7710
0
0
0
46ダノンベルーガ6945802:02.8700
0
-1
0
512ヒシイグアス7075802:02.8700
0
0
0
65ジャックドール6655802:03.2660
0
0
0
714イズジョーノキセキ6565602:03.3650
0
0
0
811ラーグルフ6045802:03.7610
0
-1
0
92ウインマリリン5865602:04.0580
0
0
0
107ヤマニンサルバム5845802:04.0580
0
0
0
114シャフリヤール5055802:04.8500
0
0
0
129アフリカンゴールド47セン85802:05.1470
0
0
0
133ウインマイティー4565602:05.3450
0
0
0
148マテンロウレオ3345802:06.5330
0
0
0
1515ユニコーンライオン2875802:07.0280
0
0
0
【札幌記念の展開図】

札幌記念(2024)の前哨戦を分析

今週は、フルゲート16頭に対して12頭の出走登録馬があった札幌記念(2024年)。札幌記念は、サマー2000シリーズの一戦というだけでなく、G1への昇格も噂される夏場の大一番である。札幌記念は、プログノーシス(川田将雅)の一強ムードだが、追い込み一手の脚質のため波乱もありうる。そこで、競馬理論の競馬予想では、札幌記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

クイーンエリザベス2世カップ組

プログノーシス

クイーンエリザベス2世カップの2着という結果は、ロマンチックウォリアーにこそ首差届かなかったが、3着以下を2馬身以上離した。そのロマンチックウォリアーが安田記念を制したことを考えると、相手が悪すぎただけ。なお、プログノーシスは、道悪に恵まれたとはいえ、去年の札幌記念を圧勝しているだけでなく、金鯱賞も2連覇を飾っており、実績的にも断然である。よって、札幌記念においては、人気であってもプログノーシスに高い評価を与えて当然であるが、追い込み一手の脚質を考えると、取りこぼすとすれば前残りの展開やイン有利のトラックバイアスになったときくらいである。

ノースブリッジ

クイーンエリザベス2世カップの3着は、上位2頭に離されているうえに、楽に逃げる展開に恵まれており、プログノーシスとは着差以上に能力差がある。なお、ノースブリッジは、天皇賞秋でも一線級相手では力不足であることを露呈した。よって、札幌記念においてノースブリッジが好走するためには、イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走するなど相当の助けが必要である。

ドバイシーマクラシック組

シャフリヤール

ドバイシーマクラシックの2着という結果は、レベルスロマンスに離されはしたものの、日本馬再先着であり、先着した相手がリバティアイランド、ジャスティンパレス及びスターズオンアースといった一線級であったことを考慮すると立派である。なお、シャフリヤールは、日本ダービー馬だが、レベルの低い世代であり、その後の国内のレースでは勝ちきれない競馬が続いている。よって、札幌記念においては、シャフリヤールの実績に敬意を表しつつも、過大評価は禁物である。

安田記念組

ジオグリフ

安田記念の6着は、フラットなトラックバイアスとはいえ好位のインから伸び負けており、力負けであった。なお、ジオグリフは、中山記念3着で復調の兆しを見せたようにも思えるが、イン有利のトラックバイアスでロスのない展開に恵まれたものであり、レース内容の価値は高くない。よって、札幌記念においては、ジオグリフに高い評価は不要である。

ステラヴェローチェ

安田記念の9着は、上位には力負けではあったが、コース取りの差を考えると、レース内容としてはジオグリフを上回る。なお、ステラヴェローチェは、皐月賞、日本ダービー、菊花賞及び有馬記念という王道のG1で常に掲示板で走っており、実績的には互角以上である。また、ステラヴェローチェは、休養後本調子を欠いていたが、大阪杯で僅差の4着に走っており、復調気配をうかがわせた。よって、札幌記念においては、ステラヴェローチェの巻き返しにも注目すべきである。

鳴尾記念組

ボッケリーニ

鳴尾記念の2着は、位置取りの差の分だけ届かなかったが、負けて強しの内容であった。なお、ボッケリーニは、重賞3勝だけでなく、8度も重賞2着があり、実績的には互角以上であり、8歳馬ながらも大きくは衰えていない。よって、札幌記念においては、ボッケリーニにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

エルムステークス組

ドゥラエレーデ

エルムステークスの2着は、ダートなので参考外である。なお、ドゥラエレーデは、ホープフルステークスで芝のG1を制しているが、弱いメンバー構成と行ったきりの展開に恵まれただけで、芝の重賞のほかのレースでは通用していない。よって、札幌記念においては、ドゥラエレーデに高い評価は不要である。

函館記念組

トップナイフ

函館記念の10着は、好位追走から伸びを欠いており見せ場がなかった。なお、トップナイフは、最強メンバーが揃った去年の札幌記念で2着に好走歴があるが、道悪で有力馬が能力を発揮できなかったこととぽっかりと開いた内を突く展開に恵まれており、レース内容の価値は高くない。よって、札幌記念においては、道悪の場合にのみ、トップナイフに注意を払えば十分である。

まとめ

プログノーシス1強ムードだが、人気の通り、実力ではプログノーシスが2枚も3枚も抜けている。ただし、前が残りやすいコース形態な上にコース替り。極端にインが有利なトラックバイアスになったときにだけ、プログノーシスの取りこぼしに注意を払うべきである。

以下のフォームから新規メルマガ会員登録すると、毎週のトラックバイアス情報やマスター指数(MI)に関する情報が閲覧できます。

メルマガ会員登録するにはメールアドレスを入力して、「メールを受け取る」ボタンを押してください

※迷惑メールに紛れていないかご確認ください