フローラステークス( G2)/東京競馬場/芝2000m/左/条件:サラブレッド系3歳牝馬/賞金:5000万円
フローラステークスの解説
フローラステークスですが、頭数が18頭と揃ったことと、クラシック組桜花賞組がいないということで、かなり初対戦となる馬も多いですし、比較の難しい混戦模様なのかなというふうに思っております。
なので大波乱の可能性まであるのかなというふうに思っております。
それでは過去のレースを順番に振り返っていきますが、
シンザン記念
1つ目がシンザン記念ですね。
このメンバーからは4着のパッシングスルーが出走してくると。
パッシングスルーですが、ここですね、外目を追走して終始外をまわらされた分伸びを欠いての4着と。
この4着はマイネルフラップ外から追い込んだんですが、内枠1.2で決まっているように、京都の1月の開催の外が伸びづらい馬場で終始外をまわらされたと。
かつ外枠だったことと、牡馬の一線級相手ということを考えると、やはり牝馬限定ならば好走してもおかしくないと見るべきかなというふうに思います。
中山500万下
次ですね、500万下ですね中山の。
このメンバーからは上位、ウィクトーリア、ペレ、エトワール、エアジーンあたりが出走してくると。
ウィクトーリアは楽に逃げをうって、逃げ切っての1着と。
ペレが好位を追走しての2着ということですね。
あとエトワール、エアジーンあたりは、ちょっとエアジーンは伸びを欠いての4着ですね、休み明けだったこともあるんですが。
1.2.3.4と。
1つ目の見方としてはですね、ウィクトーリアが楽に逃げる展開に恵まれたとはいえ2馬身差をつけているということが一つ大きな特徴です。
なので非常に強かったという内容ですね。
その前残りの流れを3番手外目を追走したペレとエトワールがこの差であれば、今回エトワールが内枠をひいたことを考えると、エトワールは逆転する可能性がちょっと高いかなと思っております。
なのでペレが苦しいかなというのと、このときのエアジーン、3着から4馬身はなされているので負けすぎ感はあるんですが、このときは休み明けだったのでもうちょっと走ってもいいとみれば、多少押さえ程度の評価は今回必要かなという評価です。
フラワーカップ
次ですね、フラワーカップですね。
このメンバーからは4着のシャドウディーヴァ、5着のジョディーが出走してくると。
コントラチェックが逃げ切ったレースなんですが、さっきの500万下よりレベルが高いと見ていいんですが、シャドウディーヴァは中団よりやや後方の内側にいて、直線も内目から追い込んだんですが届かずの4着と。
対してジョディーは勝った馬が離して逃げたこともあって、離れた2番手単騎逃げと同じ状態で追走したこともあって、5着に粘られたと。
これみるとやはり、基本的にはシャドウディーヴァが先着しそうなんですが、ジョディーの場合は今週開幕週なので、楽に先行できた場合にはもうちょっと走ってもおかしくないかなという評価です。
なので先ほどの同じ1800mですが、500万下の平場とどっちがレベル高いかというと、こちらの方がレベル高くて、そのシャドウディーヴァの4着くらいがあっちの入ったらどのくらいかはちょっと比較としては難しいのかなと思います。
ミモザ賞
次ですね、ミモザ賞ですね。
このメンバーからは勝ったエアジーンと、2着のエトワールですね。
さっきの500万下の3着4着馬が出走してくると。
このメンバーでワンツーが決まったように、先ほどの500万下自体はそんなにレベルが低くはなかったのかなという感じがしています。
レース内容としては、この内目と外目で並んでいたんですが、早めに動いていったエアジーンが抜け出して、ちょっと仕掛けが遅れてしまった分エトワールが届かずの2着ということなので、内容的には互角からちょっとエトワールの方が上とみるのがいいのかなと思っています。
ただそんなに差がないので、展開次第で着順が入れ替わるよという評価でいいと思います。
君子蘭賞
次ですね、阪神の君子蘭賞ですね。
このメンバーからはフェアリーポルカが出走してくると。
フェアリーポルカはまあまあペースが流れて速かったんですが、それを好位追走、早め抜け出しての勝利ということで、内容としては悪くないのかなというふうに思います。
時計も1分46秒8で時計的にも悪くないので、そういう意味では今回も好走して当然かなと思うんですが、今回8枠18番、府中の2000mの大外枠を引いてしまったので、そこがどうでるかというのが一つのポイントかなというふうに思います。
未勝利戦
最後ですね、未勝利戦なんですが、セラピアが楽勝したレースです。
セラピアは経験馬相手の初出走で楽に2馬身半つけたという意味では価値があるんですが、ただ超スローですね。
3番手外目を追走したラップが、1200m通過1分16秒6というかなりスローだったことと、8番人気の2番手の馬が2着に残っていることを考えると、ちょっと展開に恵まれたのでどうかなという感じと、能力的に底を見せていないのでここでも注意をしなくてはいけないなという、二つの面の評価があるのかなと思います。
展開をお見せしながら解説をすると、ちょっとですねジョディーとどっちが逃げるかなという感じがするんですが、ウィクトーリアが内枠をひいたので注文つけて逃げをうつかなというふうに思っています。
実はこのウィクトーリアの2走前、ジョディーが逃げて逃げ残っているので、ジョディーの方がじゃっかん速い気がするんですが、ただ前回逃げて先行しているので、そういう意味ではですね、注文つけて逃げる競馬をしろという指示が出てるかなということで、4番を逃がしてあります。
ちょっと内から見ていきますが、
ローズテソーロ
前回見ると厳しいですね。
シャドウディーヴァ
開幕週の府中の2000mの内枠なので、位置取りを下げすぎなければチャンスはあるのかなと思います。
エトワール
これも2走前ウィクトーリアに離されはしたものの、内で絶好位で3番手くらい入ればですね、チャンスはあるのかなと思います。
ウィクトーリア
逃げれば前回強いので当然チャンスはあるかなと。
ただジョディーとの兼ね合いがちょっとどうかなという感じがしています。
ペレ
基本的にはそんなに差がないにせよ、エトワールの方がじゃっかん今回は逆転するかなと思っております。
なので展開に恵まれないとちょっと厳しいかなという感じがします。
ただ先行力もあるので展開に恵まれればまったく無視はできないかなという評価です。
ウインゼノビア
2走前のアルテミスステークスがレベル高いので、そういう意味では前回の阪神ジュベナイルフィリーズの惨敗だけで評価を下げるのは危険かなと。
もうちょっというと今回かなりメンバーが弱いので、強敵と戦ってきたことは評価に値するかなと思います。
アモレッタ
未知の魅力はあるんですが、ただやはり前回の時計と内容を見ると苦しいかなという評価の方がいいと思います。
パッシングスルー
これもですねシンザン記念、先ほどお話ししたようにレベルが高いので、シンザン記念だけ走れば牝馬なので当然チャンスはあるかなと思っています。
ジョディー
基本的にこの流れになったらちょっと苦しいと思うんですが、ただやはり先行力があるのと、開幕週ということで楽に逃げたときにはじゃっかん注意が必要かなと思います。
セラピア
これ未知の魅力があるんですが、先ほどお話ししたように前回は超スローの3番手の外目追走だったので、それをどう評価するかは評価が分かれるのかなと思います。
11番はちょっと厳しいと。
エアジーン
前回エトワールに先着してるので、前回の内容だけ走れば通用すると。
ただどちらかというと内枠をひいた、例えば2走前負けてるウィクトーリアとか、エトワールの方がじゃっかんいいかなという感じがしています。
フォークテイル
前回ヒシイグアスが超スローで逃げ切った流れを好位から追走しての2着ということなので、あんまり買いたくないんですが、ただそんなに能力的に底を見せていないので、多少押さえるなら押さえという評価ですかね。
14番15番16番はちょっと厳しいと。
レオンドーロもですね、前回のひめさゆり賞だけ走れば悪くはないですが、やはりフラワーカップでシャドウディーヴァあたりに負けているので、内枠を引いた分シャドウディーヴァのほうがいいかなと思います。
フェアリーポルカ
前回強かったんですが、先ほどお話ししたようにこの馬も外枠過ぎるのがどうかなといった評価です。
一応18頭このように分析しております。
あとはですね、ちょっと東京の開幕週の馬場がどうでるかによって、前残りにするか実力通りの差し勢も届く様な展開にするか、そこをふまえて最終的な予想をしたいなというふうに思っております。
フローラステークスの無料会員の解説は以上です。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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