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【エルムステークス】
作成日: 2023/08/01 更新日: 2023/08/04

記事と併せて動画もご覧ください

エルムステークス(2023)出馬表とMI値

出走日: エルムステークス(GⅢ)/札幌/別定/1700m(右・ダート)

※枠順発表次第、出走馬表示。予想オッズはnetkeibaを参考

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今週のトラックバイアス
7/27(土)7/28(日)アイビスSD・クイーンS開催 ※更新をお待ちください
開催ダートコメント
小倉
中京記念
※※※※※※※※※※※※
福島
フラットややイン有利ダートが先週と異なり内有利
24/7/21 10:09更新
札幌
フラットフラット開幕週もフラット
24/7/21 10:09更新

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イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
コースの特徴

エルムステークス。

昨年エルムステークスの結果とMI値

開催日:2023/08/06

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
16セキフウ7545701:42.876-2
0
1
0
24ワールドタキオン7355701:42.975-2
0
0
0
38ロッシュローブ6965701:43.371-2
0
0
0
412ルコルセール6955701:43.371-2
0
0
0
59シルトプレ6745701:43.470-2
0
-1
0
610カフジオクタゴン6945801:43.5690
0
0
0
713アシャカトブ6675701:43.668-2
0
0
0
81ペイシャエス6845901:43.8662
0
0
0
911タイセイサムソン5955701:44.361-2
0
0
0
1014ベレヌス5765701:44.559-2
0
0
0
117ロードブレス5975801:44.5590
0
0
0
125オーソリティ5465801:45.0540
0
0
0
133ペプチドナイル5255701:45.054-2
0
0
0
142ファルコニア4965801:45.5490
0
0
0
展開図はありません
エルムステークス(2024)の前哨戦を分析

今週は、フルゲート14頭に対して19頭もの出走登録があったエルムステークス(2023年)の予想について解説する。

 

エルムステークスは、夏場のダートの一戦であり、中心馬不在の混戦模様である。

 

北海道シリーズで連勝しているペプチドナイルが人気になりそうだが、さらなるメンバー強化と先行馬が揃ったメンバー構成からも絶対視は禁物である。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、エルムステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

マリーンステークス組

1着のペプチドナイル・2着のルコルセール・3着のセキフウ・4着のアシャカトブ・5着のパワーブローキング・6着のロッシュローブ・8着のファルコニアが出走登録している。

 

ペプチドナイル

マリーンステークスの勝利という結果は、2着以下に3馬身半もの差をつけたことは立派だが、楽に逃げる展開に恵まれたものでもある。

 

ただし、ペプチドナイルは、道中一旦先頭を譲った大沼ステークスでも3馬身差をつけており、力をつけていることは確かである。

 

よって、エルムステークスの予想においては、2連勝中のペプチドナイルにもそれなりの高い評価を与えるべきだが、先行馬が揃ったメンバー構成を考慮すると、過大評価は禁物である。

 

ルコルセール

マリーンステークスの2着という結果は、スタートで出負けして脚を使った分だけゴール前で突き放されてしまったが、外からセキフウに並びかけられたときに差し替えしたことは立派である。

 

なお、ルコルセールは、スタートを決めれば、神無月ステークス及び名古屋城ステークスを制した実績がある。

 

よって、エルムステークスの予想においては、スタートを決めて好位の外目を追走できるようであれば、ルコルセールがペプチドナイルを逆転可能と判断すべきである。

 

セキフウ

マリーンステークスの3着という結果は、前残りの展開の中で外を回ってよく追い込んでおり、ペプチドナイルと着差ほどの能力差はない。

 

また、セキフウは、大沼ステークスにおいても、59キロを背負いながら2着に追い込んでいる。

 

よって、エルムステークスの予想においては、先行馬が揃ったメンバー構成を考慮すると、セキフウがマリーンステークス組の上位2頭を逆転する可能性が高いと判断すべきである。

 

アシャカトブ・パワーブローキング・ロッシュローブ・ファルコニア

マリーンステークスのレース内容は見所がなかった。

 

よって、エルムステークスの予想においては、アシャカトブ、パワーブローキング、ロッシュローブ及びファルコニアに高い評価は不要である。

 

ドバイシーマクラシック組

3着のオーソリティが出走を予定している。

 

オーソリティ

ドバイシーマクラシックの3着という結果は、海外遠征のG1とみれば立派である。

 

また、オーソリティは、例年より低レベルだったと言えどもジャパンカップで2着に好走しており、エルムステークスのメンバーの中では実績的に2枚も3枚も上で、普通ならばここにでてくるような馬ではない。

 

問題は初ダートだが、オルフェーブル産駒はダートで走ることが極めて多く、血統的には走る可能性が高い。

 

よって、エルムステークスの予想においては、オーソリティのダート適性は走ってみなければわからないというのが正確な答えだが、ダート適性が高くて楽勝しても驚けない。

 

ダイオライト記念組

5着のペイシャエスが出走登録している。

 

ペイシャエス

ダイオライト記念の5着という結果は、勝ち馬から3秒以上離されており、見所はなかった。

 

ただし、ペイシャエスは、セキフウを破ってユニコーンステークスを制したあとに、ジャパンダートダービーでも2着に好走しており、実績的には上である。

 

よって、エルムステークスの予想においては、ペイシャエスの近走の内容が悪すぎる点が気がかりだが、能力さえ発揮できれば好走可能と判断すべきである。

 

アハルテケステークス組

1着のタイセイサムソンが出走を予定している。

 

タイセイサムソン

アハルテケステークスの勝利という結果は、2着に4馬身差をつける楽勝だったが、雨が降って前が止まらない馬場に恵まれたものである。

 

なお、タイセイサムソンは、楽に逃げた総武ステークスで、前残りの展開ながらも3着に破れてしまっている。

 

よって、エルムステークスの予想においては、タイセイサムソンが好走するためには楽に先行するなど展開の助けが必要と判断すべきである。

 

平安ステークス組

6着のゲンパチルシファー・7着のカフジオクタゴン・13着のロードヴァレンチの合計3頭が出走登録している。

 

ゲンパチルシファー

平安ステークスの6着という結果は、後方の馬群から離れたところを気分良く追走する展開に恵まれたこともあり、ゴール前でいい脚を使えた。

 

なお、ゲンパチルシファーは、プロキオンステークスを制しているように、前潰れの展開であれば重賞でも通用する能力を秘める。

 

よって、エルムステークスの予想においては、先行馬が揃ったメンバー構成も考慮すると、ゲンパチルシファーにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

カフジオクタゴン

平安ステークスの7着という結果は、好位追走から伸びを欠いており、このメンバーでは力負けだが、レース内容としてはゲンパチルシファーと互角又はそれ以上である。

 

なお、カフジオクタゴンは、レパードステークス勝ちの実績があり、今回のメンバーくらいならば実績的にも上である。

 

よって、エルムステークスの予想においては、カフジオクタゴンにもそれなりの評価を与えるべきである。

 

ロードヴァレンチ

平安ステークスのレース内容は見所がなかった。

 

よって、エルムステークスの予想においては、ロードヴァレンチに高い評価は不要である。

 

大沼ステークス組

7着のハセドンが出走を予定している。

 

ハセドン

大沼ステークスの7着という結果は、1番人気に推されたものの、後方追走で伸びを欠いており見せ場すらなかった。

 

なお、ハセドンは、オープン特別で2勝2着1回の実績があり、前崩れの展開になれば重賞でも通用する能力を秘める。

 

よって、エルムステークスの予想においては、ハセドンに押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

以上、エルムステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、エルムステークス(2023年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

馬齢

人気

騎手

ハンデ

2022

1

9

フルデプスリーダー

5

9

丹内祐

56

2

6

ウェルドーン

4

6

武豊

54

3

3

オメガレインボー

6

2

横山和

56

2021

1

スワーヴアラミス

6

4

松田大

56

2

13

オメガレインボー

5

7

横山和

56

3

11

ロードブレス

5

11

坂井瑠

5

2020

1

13

タイムフライヤー

5

1

ルメ

56

2

8

ウェスタールンド

8

2

藤岡佑

57

3

10

アナザートゥルース

6

5

大野拓

58

2019

1

4

モズアトラクション

5

2

藤岡康

56

2

13

ハイランドピーク

5

10

横山和

57

3

6

サトノティターン

6

4

藤岡佑

57

2018

1

8

ハイランドピーク

4

2

横山和

56

2

2

ドリームキラリ

6

3

藤岡佑

56

3

3

ミツバ

6

1

松山弘

57

2017

1

2

ロンドンタウン

4

4

岩田康

57

2

4

テイエムジンソク

5

1

古川吉

56

3

3

ドリームキラリ

5

8

三浦皇

56

2016

1

4

リッカルド

5

7

黛弘人

56

2

12

クリノスターオー

6

4

幸英明

56

3

11

モンドクラッセ

5

1

柴山雄

56

2015

1

4

ジェベルムーサ

5

2

岩田康

56

2

5

グレープブランデー

7

5

ルメ

58

3

8

エーシンモアオバー

9

7

三浦皇

58

2014

1

8

ローマンレジェンド

6

3

岩田康

58

2

10

クリノスターオー

4

5

幸英明

57

3

12

インカンテーション

4

10

大野拓

57

2013

1

12

フリートストリート

4

3

内田博

56

2

6

エーシンモアオバー

7

5

岩田康

58

3

2

ブライトライン

4

1

福永祐

56

 

出走登録馬

馬名

馬齢

前走

馬名

馬齢

前走

ペプチドナイル 

5

マリーンS(OP)1

ワールドタキオン

5

甲州街道S(3クラス)

1

オーソリティ

6

ドバイシーマクラシック(G1)3

アシャカトブ

7

マリーンS(OP)4

ペイシャエス

4

ダイオライト記念(G2)5

パワーブローキング

4

マリーンS(OP)5

ルコルセール

5

マリーンS(OP)2

ロードブレス 

7

アンタレスS(G3)12

セキフウ 

4

マリーンS(OP)3

ロードヴァレンチ

4

平安S(G3)13

タイセイサムソン

5

アハルテケS(OP)1

カフジオクタゴン

4

平安S(G3)7

ビヨンドザファザー

4

三宮S(OP)3

ベレヌス

6

京王杯スプリングC(G2)14

ゲンパチルシファー

7

平安S(G3)6

ファルコニア

6

マリーンS(OP)8

 

マスターと椎名友希が『エルムS』の質問に答えます

Q1:札幌ダート1,700mの特徴

札幌ダート1,700mの特徴を教えてください。昨年はスローペースで、先行馬群の後ろにいたフルデプスリーダーが直線伸びて1着、2番手からハナにたったウェルドーンが2着、インの 好位から粘ったオメガレインボーが3着で波乱となりました。前にいた馬が有利に見えましたが、今年も逃げ先行馬に注意したほうがいいのでしょうか?

Q2:マリーンS組の評価

マリーンSから1着ペプチドナイル、2着ルコルセール、3着セキフウ、4着アシャカトブ、5着パワーブローキング、6着のロッシュローブ、8着のファルコニアが出走予定です。ペプチドナイルは逃げ切り、ルコルセールは出遅れましたが先行外目から粘り、セキフウはその後ろから追い込み、アシャカトブは先行内目、パワーブローキングは後方外目、ロッシュローブは中団内目、ファルコニアは後方内目からの競馬で届きませんでした。ペプチドナイルは強く見えましたが、前々走のブリリアントSで逃げてマークされ7着となりました。マスターの評価を教えてください。

Q3:ペイシャエスの評価

川崎のダイオライト記念(G2)で5着のペイシャエスが出走予定です。グロリアムンディが圧勝したレースで、ペイシャエスは先行しましたが控え、先行馬群の後ろからの競馬で、直線は伸びませんでした。ここ近走は不振ですが、昨年の名古屋グランプリ(G2)では前にいたヴァンヤールをマークしてゴール前で差し切って勝ち、JBCクラシックで3着、ユニコーンSの勝ち馬と実績はあります。現4歳世代のダート馬のレベルと合わせて、マスターの評価を教えてください。

Q4:平安S組とビヨンドザファザーの評価

平安Sから6着のゲンパチルシファー、7着の カフジオクタゴン、13着のロードヴァレンチが出走予定です。ゲンパチルシファーは後方の馬混みから、 カフジオクタゴンは外目を先行してロスがあり、ロードヴァレンチは逃げて脚が止まりました。また、三宮S(OP)3着のビヨンドザファザーも出走予定で、中団の内で脚を溜め、直線は勝ち馬のキングズソードの後ろで進路がなくなりましたが伸びて追い込みました。昨年のレパードSはスタート後馬に挟まれ後退し、直線でも接触もありましたが最後まで追い込んで4着でした。カフジオクタゴンが勝ったレースですが、合わせてマスターの評価をお願いします。

Q5:タイセイサムソンの評価

アハルテケS(OP)1着のタイセイサムソンが出走予定です。逃げて直線では後続を引き離し圧勝でした。3走前の総武S(OP)でも逃げて粘り3着、この時の勝ち馬がホウオウルバンで、ホウオウルバンがマーチSで6着、平安Sで8着と考えると、今回のメンバーでは厳しいでしょうか?

Q6:ワールドタキオンの評価

甲州街道S(3勝クラス)1着のワールドタキオンが出走予定です。大外枠から先行し、捲ってきたライラボンドを先に行かせ、先行外目から伸びて快勝でした。園田から転入後中央で3連勝中で、前々走も3走前も後続を離して圧勝しています。マスターの評価を教えてください。

Q7:オーソリティとベレヌスの評価

オーソリティが初ダート、ベレヌスが2歳以来のダートで出走予定です。オーソリティは 一昨年のジャパンカップ2着馬で、実績は断トツだと思いますが、マスターはどう評価しますか?またベレヌスは逃げて好走する可能性はあると思いますか?

Q8:ルコルセールは外枠の方がいい?

マスターが一口持っているルコルセールですがいつも先行して、最近は二枚腰で粘っていると思います。あまり被されないほうがいい馬だと思いますが、外枠がいいですか?また主戦騎手はいないですが、乗ってほしい騎手はいますか?

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