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エプソムカップ(GⅢ)
レーベンスティールの巻き返しなるか?
作成日: 2024/06/04 更新日: 2024/06/07

記事と併せて動画もご覧ください

枠順発表次第、動画公開
エプソムカップ(2024)出馬表とMI値

出走日: エプソムカップ(GⅢ)/東京/別定/1800m(左・芝)

※枠順発表次第、出走馬表示。予想オッズはnetkeibaを参考

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今週のトラックバイアス
7/27(土)7/28(日)アイビスSD・クイーンS開催 ※更新をお待ちください
開催ダートコメント
小倉
中京記念
※※※※※※※※※※※※
福島
フラットややイン有利ダートが先週と異なり内有利
24/7/21 10:09更新
札幌
フラットフラット開幕週もフラット
24/7/21 10:09更新

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イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
コースの特徴

エプソムカップ。エプソムカップは1983年に東京優駿が50回を迎えたのを機に東京競馬場とエプソム競馬場との姉妹競馬場提携が結ばれ、翌年に4歳(現3歳)以上のハンデキャップの重賞競走(GIII)、エプソムカップとして新設、第1回は現在と同じく東京競馬場の芝1800mで施行された。

1993年からは混合競走に指定され、外国産馬の出走が可能になり、1996年からは負担重量が別定となり、更に特別指定競走となったため地方競馬所属の騎手が騎乗可能になり、2005年から混合競走から国際競走に指定され、外国調教馬の出走が可能になった。

創設期から1995年までは安田記念が5月開催であったため、安田記念の出走馬が参戦する傾向があったが、1996年以降は安田記念が6月開催に変更され、新潟大賞典の出走馬や安田記念を除外された馬、条件戦で優勝した馬が参戦するが、出走馬のレベルに開きがあることも多い。

中距離戦ということで、このレースの翌々週に行われる宝塚記念、もしくは天皇賞(秋)への出走を睨んでこの競走に挑む陣営も存在する。なお、当競走を優勝後に同年の宝塚記念を制した馬はいないが、1996年の優勝馬マーベラスサンデーと2007年の優勝馬エイシンデピュティは翌年の宝塚記念を制した。同年の天皇賞(秋)を優勝した馬は1991年のプレクラスニーのみである。

現在の優勝レイの配色は、赤色地に銀色文字となっている。

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬(未勝利馬は除く)及び外国調教馬(9頭まで)。

負担重量は3歳(旧4歳)が52kg、4歳(旧5歳)以上が56kg、牝馬は2kg減を基本とし、

日本馬は収得賞金が3,000万円を超過した出走馬は、超過額2,000万円毎に1kg増。
外国調教馬はGI競走1着馬は5kg増、GII競走1着馬は3kg増、GIII競走1着馬は1kg増(ただし2歳時の成績を除く)。

以上の条件で斤量が課せられる。

昨年エプソムカップの結果とMI値

開催日:2023/06/11

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
115ジャスティンカフェ8055701:45.582-2
0
0
0
217ルージュエヴァイユ7945501:45.780-2
0
1
0
32マテンロウスカイ78セン45701:45.780-2
0
0
0
414レクセランス7765701:45.879-2
0
0
0
51エアロロノア7765701:45.879-2
0
0
0
611ヤマニンサルバム7645701:45.978-2
0
0
0
73インダストリア7745801:46.0770
0
0
0
810ヤマニンサンパ7455701:46.176-2
0
0
0
98フィアスプライド7455501:46.176-2
0
0
0
109ガロアクリーク7565801:46.2750
0
0
0
1112エアファンディタ7365701:46.275-2
0
0
0
125レインフロムヘヴン7355701:46.275-2
0
0
0
134カワキタレブリー7245701:46.374-2
0
0
0
1416ラストドラフト7175701:46.473-2
0
0
0
156ショウナンマグマ6845701:46.770-2
0
0
0
167ピースワンパラディ6175701:47.463-2
0
0
0
1713トーラスジェミニ3475701:50.136-2
0
0
0
展開図はありません
エプソムカップ(2024)の前哨戦を分析

 

 

今週は、フルゲート18頭に対して19頭もの出走登録馬があった。

 

エプソムカップ(2024年)の予想について解説する。

 

エプソムカップは、秋のG1戦線への飛躍を狙う馬が出走を予定しているが、G1戦線の直後ということもあり、一線級不在で混戦模様である。

 

レーベンスティールが1番人気になりそうだが、新潟大賞典で断然人気を裏切ってしまっており、波乱もあり得る。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、エプソムカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

新潟大賞典 組

11着のレーベンスティール(ルメール)・12着のセルバーグ(未定)が出走登録している。

 

レーベンスティール

新潟大賞典の11着という結果は、ゴール前で無理をしなかったにせよ、見せ場すらなく1番人気を裏切ってしまった。

 

なお、レーベンスティールは、セントライト記念でソールオリエンスを破って、mi80叩き出しており、4歳世代ではトップクラスだが、問題は4歳世代が軒並み他の世代相手に負けてしまっていることである。

 

また、レーベンスティールは、ラジオNIKKE賞で3着に敗れているが、直線で詰まる大きな不利を受けてのものであり、負けて強しの内容で、miも81であった。

 

よって、エプソムカップの予想においては、レーベンスティールの巻き返しに注目して当然だが、4歳世代のレベルを考えると絶対視までは禁物である。

 

セルバーグ

新潟大賞典の12着という結果は、スタートで躓いて逃げる自分の競馬ができなかったため、度外視可能である。

 

なお、セルバーグは、マイペースで逃げを打てれば、中京記念1着、小倉大賞典3着の実績があり、MI値も77である。

 

よって、エプソムカップの予想においては、イン有利のトラックバイアスで楽に先手を取れるようであれば、セルバーグの粘り込みにも注意を払うべきである。

 

大阪杯 組

9着のヴェルトライゼンデ(戸崎圭太)が出走登録している。

 

ヴェルトライゼンデ

大阪杯の9着という結果は、大きくは負けていないものの、力負けであった。

 

ただし、ヴェルトライゼンデは、鳴尾記念及び日経新春杯勝ちの実績がある上に、日本ダービー及びジャパンカップでも3着に走っており、このメンバーに入れば実績的には断然である。

 

よって、エプソムカップの予想においては、休み明けで能力さえ発揮できれば、ヴェルトライゼンデがいきなり好走してもおかしくないと判断すべきである。

 

メイステークス 組

3着のシルトホルン(吉田豊)が出走登録している。

 

シルトホルン

メイステークスの3着という結果は、先行した3頭がそのまま流れ込む前残りの決着で逃げながらも交わされてしまった。

 

また、シルトホルンは、ラジオNIKKEI賞でレーベンスティールに先着しているが、開幕週の馬場で楽に先行する展開とレーベンスティールの不利に恵まれたもので、miは74止まりであり、レーベンスティールには見劣る。

 

よって、エプソムカップの予想においては、シルトホルンに高い評価は不要である。

 

マイラーズカップ 組

12着のノースザワールド(菅原明良)が出走登録している。

 

ノースザワールド

マイラーズカップの12着という結果は、見せ場すらなく力負けであった。

 

ただし、ノースザワールドは、東風ステークス2着や毎日王冠で0秒4差の6着だけ走れば、大きな差はない。

 

よって、エプソムカップの予想においては、メンバー弱化を考慮すると、ノースザワールドに押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

都大路ステークス 組

2着のアルナシームが出走登録している。

 

アルナシーム

都大路ステークスの2着という結果は、中団のインで脚をためて、若干イン有利の馬場を生かした。

 

なお、アルナシームは、逃げ争いから大きく離れた4番手を追走する展開に恵まれた小倉大賞典でも4着に敗れており、重賞では荷が重い。

 

よって、エプソムカップの予想においては、アルナシームに高い評価は不要である。

 

ダービー卿チャレンジトロフィー 組

4着のニシノスーベニア(田辺裕信)が出走登録している。

 

ニシノスーベニア

ダービー卿チャレンジトロフィーの4着という結果は、行ったきりの展開を考えるとよく追い込んでおり、重賞にメドをつけた。

 

なお、ニシノスーベニアは、3勝クラスを5馬身差で圧勝しており、堅実に力をつけている。

 

よって、エプソムカップの予想においては、展開などの助けがあればニシノスーベニアも好走可能と判断すべきである。

 

谷川岳ステークス 組

2着のトゥデイイズザデイ(津村明秀)が出走登録している。

 

トゥデイイズザデイ

谷川岳ステークスの2着という結果は、スローペースの前残りの展開で先行したメイショウチタンを捉えきれなかっただけで力負けではない。

 

なお、トゥデイイズザデイは、相手なりに崩れなく走っており、能力的には底を見せていない。

 

よって、エプソムカップの予想においては、急激なメンバー強化ではあるものの、トウデイイズザデイに押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

スピカステークス 組

1着のグランディア(三浦皇成)が出走登録している。

 

グランディア

スピカステークスの勝利という結果は、2着に1馬身半もの差をつけたことは立派だが、3勝クラスでも少し弱いメンバー構成にも恵まれた。

 

また、グランディアは、3勝クラスを勝ち上がるまでに7戦も要しており、上がり目も少ない。

 

よって、エプソムカップの予想においては、グランディアに高い評価は不要である。

 

むらさき賞 組

1着のジェイパームスが出走登録している。

 

ジェイパームス

むらさき賞の勝利という結果は、道中行き場がなくなって後方まで下げざるを得ない中で差し切っており、着差以上に強い内容であった。

 

また、ジェイパームスは、去年の秋以降3連勝中で能力的にも底を見せていない。

 

よって、エプソムカップの予想においては、初の重賞挑戦であっても、ジェイパームスにそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

春興ステークス 組

1着のサイルーン(岩田望)が出走登録している。

 

サイルーン

春興ステークスの勝利という結果は、格上げながらも楽に差し切る強い競馬に見えたが、馬群から離れたところを気分よく追走する展開に恵まれた感もある。

 

また、サイルーンは、2勝クラスを勝ち上がるまでに時間を要した。

 

よって、エプソムカップの予想においては、サイルーンに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

 

以上、エプソムカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、エプソムカップ(2024年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の成績

年度

馬番

馬名

馬齢

人気

騎手

2023

1

15

ジャスティンカフェ

5

1

横山和

2

17

ルージュエヴァイユ

4

7

石川裕

3

2

マテンロウスカイ

4

4

横山典

2022

1

6

ノースブリッジ

4

4

岩田康

2

8

ガロアクリーク

4

8

石橋脩

3

5

ダーリントンホール

5

2

ルメ

2021

1

15

ザダル

5

3

石橋脩

2

13

サトノフラッグ

4

6

戸崎圭

3

7

ファルコニア

4

2

川田将

2020

1

6

ダイワキャグニー

6

9

内田博

2

1

ソーグリッタリング

6

5

藤井勘

3

18

トーラスジェミニ

4

18

木幡育

2019

1

9

レイエンダ

4

5

ルメ

2

6

サラキア

4

7

丸山元

3

4

ソーグリッタリング

5

1

浜中俊

2018

1

16

サトノアーサー

4

2

戸崎圭

2

6

ハクサンルドルフ

5

4

川田将

3

5

グリュイエール

6

5

福永祐

2017

1

12

ダッシングブレイズ

5

5

浜中俊

2

10

アストラエンブレム

4

1

デム

3

7

マイネルハニー

4

6

柴田大

2016

1

18

ルージュバック

4

1

戸崎圭

2

16

フルーキー

6

3

デム

3

13

マイネルミラノ

6

6

柴田大

2015

1

6

エイシンヒカリ

4

2

武豊

2

2

サトノアラジン

4

1

ルメ

3

12

ディサイファ

6

4

四位洋

2014

1

1

ディサイファ

5

2

四位洋

2

5

マイネルラクリマ

6

4

川田将

3

4

ダークシャドウ

7

8

戸崎圭

 

Q1:東京芝1,800mの特徴

<p東京芝1,800mの特徴を教えてください。昨年は稍重馬場で、後方外目からジャスティンカフェが伸びて勝ち、早めに位置を上げて2番手から粘ったルージュエヴァイユが2着、内をロスなく乗ったマテンロウスカイが3着でした。8枠2頭のワンツーでしたが、特に外枠が不利ということはないですか?

02:新潟大賞典(G3)組の評価

新潟大賞典から1着のヤマニンサルバム、11着のレーベンスティール、12着のセルバーグが出走予定です。ヤマニンサルバムは大外枠でスタートを決めて2番手からハナに立って勝ち、レーベンスティールは先行外目から馬群に入れましたが直線は伸びず、セルバーグはスタートで躓いて後方外目から捲って行きましたが直線で脚が止まりました。ヤマニンサルバムは金鯱賞で先行してかかって惨敗、中日新聞杯では内をロスなく乗って勝っています。またレーベンスティールは1番人気で惨敗しましたが、海外帰りが原因でしょうか?4歳世代のレベルの問題でしょうか?セントライト記念ではソールオリエンスに勝っていますが、マスターの評価を教えてください。

Q3:小倉大賞典(G3)組の評価

小倉大賞典(G3)から3着のセルバーグ、4着のアルナシームが出走予定です。セルバーグは逃げて粘り、アルナシームは前目で周りに馬がいない好位でしたが直線は伸びきれませんでした。アルナシームは1番人気でしたが、マスターはエピファニーを軸にしていました。レース内容からすると力負けと見ていいですか?

Q4:ダービー卿CT (G3)の評価

ダービー卿CTから4着のニシノスーベニア、6着のタイムトゥヘヴン、9着のアルナシームが出走予定です。稍重で、ニシノスーベニアは中団馬群から直線は馬群を割って伸び、タイムトゥヘヴンは出遅れて後方内目から直線も内を伸び、アルナシームは後方外目から大外を追い込みましたが届きませんでした。アルナシームは前走の都大路Sで中団内目から最内を突きましたが2番手から伸びたセオに届かず2着、TBは『ややイン有利』となっていました。マスターの評価を教えてください。

Q5:ヴェルトライゼンデの評価

長期休養明けのヴェルトライゼンデが出走予定です。2022年のジャパンCで3着、2023年の日経新春杯で1着と、戦績だけ見ると断然で、内で脚を溜めるのが上手な印象があります。2022年のジャパンCはレベルが高くなかったとマスターは言っていたと思いますが、それを踏まえても、且つ休み明けを考慮しても、本命候補としますか?

Q6:ノースザワールドとシルトホルンの評価

マイラーズカップ(G2)12着のノースザワールドが出走予定です。雨の稍重馬場で、中団馬群で直線は反応鈍く伸びませんでした。六甲S(L) 、東風S(L)でシルトホルンと対戦しています。シルトホルンは先行力がありますが、今回ヤマニンサルバムやセルバーグもいるので厳しいでしょうか?以下成績ですが、マスターは今回どちらを上にとりますか?

馬名

メイ S(OP)

の着順と人気

マイラーズ C(G2)

の着順 と人気

六甲 S(L)

の着順と人気

東風 S(L)

の着順と人気

ノースザワールド

12 17

6 3

2 8

シルトホルン

3 4

5(6)

4 3

Q7:谷川岳S(L)組の評価

谷川岳S2着のトゥデイイズザデイ、13着のカレンシュトラウスが出走予定です。トゥデイイズザデイは中団外目から直線はじりじり伸び、2着から5着まで同タイムで接戦でした。出遅れたカレンシュトラウスは後方から直線は伸びず、次走のメイSで馬群がきれた好位から伸びて5着で、3着のシルトホルンとは0.3秒差でした。マスターの評価を教えてください。

Q8:他上がり馬の評価

3勝クラスから、スピカS1着のグランディア(mi値73)、府中市70周年記念1着のマイネルケレリウス(mi値71)、分倍河原S1着(mi値70)のラケマーダが出走予定です。 グランディアは後方馬群から直線は狭いところを割って伸び、マイネルケレリウスは後方で周りに馬がいない位置から伸び、ラケマーダは中団外目から伸びて先に抜け出したカナテープを捉えました。マスターが今回買いたい馬はいますか?

Q9:ルージュリナージュの評価

ヴィクトリアマイル5着のルージュリナージュ が出走予定です。大きく出遅れて、最後方から直線は大外を伸びました。出遅れ癖がある馬ですが、マスターは今回どう評価しますか?

 

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