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『有馬記念』予想ポイント、番付、新著『改訂資料2024』~玉嶋亮の競馬予想コラム Vol.78

2023/12/25 更新

※こちらは玉嶋亮連載メルマガのバックナンバーです。メルマガ登録をすると最新の記事がメールで届きます。

 

こんばんは!玉嶋です。

 

早速ですが、今週末の『有馬記念』予想のポイント、番付について、玉嶋の見解をお届けします。

 

ソールオリエンス、タスティエーラ

リバティアイランドは、力勝負でスターズオンアースをねじ伏せており、古馬が相手でもG1級と言える。一方、3牡馬に関しては、どこまで通用するか?何とも言えない。(中略)、今年の3歳世代は、リバティアイランドが牡馬を入れてもナンバーワン。ソールオリエンス、タスティエーラがワンランク劣ると仮定すれば、古馬にまったく通用しないシーンがあってもおかしくない。今年は古馬勢がハイレベル。

 

番付(あいうえお順)

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横綱

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大関

ジャスティンパレス

スターズオンアース

スルーセブンシーズ

 

つづき フルオープン番付▼

https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1737185974613127651?s=19

 

番付の意味

 

1ランク差

→枠順、トラックバイアス、展開次第では逆転可能。

 

2ランク差

→枠順、トラックバイアス、展開に恵まれても逆転困難。

 

秘密兵器

→過去のレースから、番付上位と互角に渡り合える可能性を秘めた馬。

 

※番付は、過去のレースにおける最大出力を評価する指標であり、この序列の通り決着することを示すものではありません。

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以上を踏まえて、当日の枠順、馬場状態、オッズを確認して検討します。

 

★新発売★

競馬の教科書 改訂資料2024

https://amzn.asia/d/6UT1YGc

 

満を持して『改訂資料2024』をリリースしました。ファンの皆様が2024年の競馬を戦えるよう、『競馬の教科書シリーズ』の看板商品として、自信を持って送り出します。今日のメルマガコラムでは、特別に『まえがき』『第1章』を会員様へ公開します。

 

まえがき

こんにちは。『競馬の教科書』玉嶋亮です。2023年2月に、オーパーツ・パブリッシングから『競馬の教科書』をリリースしました。それ以前は、Kindle等の個人出版のみで活動していましたが、私にとって初めての商業出版となりました。おかげさまで、全国各地の書店様では発売当初から平積みで取り扱っていただきました。

 

個人出版時代には、毎年の年末に改訂版を出版していましたが、商業出版でリリースした以上、少なくとも向こう3年以上は現行の『競馬の教科書』を書店様で取り扱っていただければ。。。と思っております。一方、「2024年用の改訂版が欲しい」とのご要望もたくさんいただいています。落としどころとして、2024年版は表紙にある通り『改訂資料』というカタチで対応することにいたしました。改訂内容は、以下の通りです。

 

①『競馬の教科書』をベースに、必要に応じて、適宜2024年の競馬に対応できるように情報を改訂。

 

②『競馬の教科書』をベースに、必要に応じて、適宜補足的な内容を追加。具体的には、前作でなかった『競馬は川田』『ボトムアップ型回顧』等を追加しました。

 

③ 2023年の予想や馬券を振り返って、ご自身の予想や馬券の振り返りに役立つと思われる情報を適宜追加。

 

第1章 アマチュアの流儀 方針を決める

 

情報過多の弊害

『トラックバイアス』『能力比較』。この2つが競馬予想の基本であることは、別冊『TB本』等で記した通りです。JRA-VAN等から提供されているパトロールビデオ、位置取りが分かる『トラッキングシステム』、パドック情報を進化させた『パドックアイ』等が新たに導入されていますが、設計回収率130%をクリアするためには、特に必要ありません。

 

予想が上手いだけでは、競馬で勝てない

表紙で謳っている『回収率130%』を叩きたいのならば、「馬券は条件の良い時にだけ買ってください」。このスタンスは、前作と変わりません。楽しみながら競馬をやって、予想した全レースで馬券を買う、そういうスタンスも否定はしません。

 

一方、競馬には控除率があるので、そのやり方では回収率が犠牲になることは肝に銘じてください。ベストな方法は「条件の良い時だけ馬券を買って、良くない時はひらすら見送り」です。そこまでやると息が詰まってしまう、閉塞感を覚えるという方に対しては、1つの落としどころとして(オススメはしませんが)、条件の悪いレースではレートを下げて、条件の良いレースだけレートを上げるというのはアリかな、とは思います。

 

勝つための競馬は「楽しくない」

これについては、あまり前面に出しすぎるとギスギスしてしまうのは分かってはいますが。。。前述した通り、「馬券を買う行為自体の楽しさ」だけを優先して馬券を買いすぎてしまうと、あっという間にお金がなくなってしまいます。そうなると逆に、本来は楽しいはずの競馬が楽しくなくなってしまいますから、その点には注意してください。

 

私は情報を配信する側の人間の責務として、「ここまで徹底してやれば、回収率130%を叩き出せますよ」というメッセージを発信し続けます。それをどこまで徹底するかについては、各人の裁量です。それぞれご自身で「競馬とどう付き合うか?」を考えてみてください。楽しみながらの競馬でも『競馬の教科書』をベースに競馬と付き合えば、回収率を上げることはできるはずです。もう少し具体的に言うと、楽しみながら回収率110%を目指すことも可能です。

 

本命党?穴党?目指すべきは『期待値党』

いつも言っていることですが、「自分は『本命党』だ」「『穴党』だ」と決め付けてしまうと、ほとんどのシーンでロクなことがありません。普通に予想をして、それをオッズにぶつけてみて、期待値が高いかどうか?を常に考えるのが『期待値党』です。穴はあけにいくものではなく、自然にあくもの。そのチャンスが巡ってくるのを待ちましょう。「今週の穴馬」が、もし居なかったら居ないでも良いのでは?

 

ビギナーズラック 勝つためのヒントがココにある

「ビギナーズラックにヒントがあって。。。」というハナシ自体は、前作とまったく同じです。今回は、追加でお伝えしておきたいことがあります。Twitterあるあるですが、芝重賞でそこそこの回収率を叩き出して、続いて芝のオープンクラス、3勝クラス、ダート重賞、ダートオープン、なりふり構わず下級条件、新馬戦、そして遂には平日の地方競馬まで。。。それ自体は悪いことだとは言いませんし、競馬をだんだん覚えてくると、新しいことを始めたくなる気持ちも分からなくはありません。

 

でも、例えば芝3勝クラスなんて、芝重賞に比べると予想がベラボーに難しいんです(別冊『平場の流儀』でも解説)。団子状態の能力差しかなく、例えば指数なんて大してアテになりません。芝ダート問わず、3勝クラスはプロでも予想が難しいカテゴリーです。もう少し踏み込んで言うと、スピード指数通りで決着するレースは芝重賞よりも圧倒的に少ないので、適性や展開、馬のキャラクターにまで踏み込んで予想する必要があります。

 

芝重賞で十分に結果を残せているのに、そこからさらに予想の手間を増やして、稼ぐのが難しいカテゴリーまで敢えて手を拡げていく必要って、果たしてあるでしょうか?ビギナーの頃は、芝の重賞しかやらなかったから勝てていた人でも、手をどんどん拡げていってジリ貧に陥っていく。。。そんな人をたくさん見てきました。「ビギナーズラックだから勝てる。ヒントはこういうところにもあるよね」という事例として紹介しました。

 

例えば、毎週の重賞であれば、予想屋マスターのYouTubeや、玉嶋亮のTwitterが予想のアシストになっていると思います。「この馬って、どういう馬なの?」というところまで細かく分析できるはずです。逆に言えばそれ以外のレースでは、アシストがないということです。そんな状況で、アシストのあるレースと同じように、競馬の教科書で謳っている設計回収率130%を叩き出せるでしょうか?

 

勝負するフィールドをあえて狭める 芝オープンクラスへのこだわり

前項で述べた通り、予想をする場合は芝重賞が最もシンプルにまとまります。ダートオープン以上にも同じことが言えますが、個人的にはほぼ毎週レースがある芝オープン、延いてはほぼ毎週レースがある芝重賞をオススメします。ダートまで手を拡げれば稼げるレースに巡り合うチャンスが増えるのは言うまでもありませんが、ダートオープンクラスの馬を、芝オープンクラスと同様にすべて頭に叩き込んで、ダートの馬場を毎週見極める等の作業が発生するので、やることが2倍に増えてしまいます。芝オープン以上の全レースで、馬券を買う or 買わないに関わらず全部予想して、回顧して(※)。。。さらにダートでも同じレベルのことをやり切れますか?ということです。

 

(※)芝オープンのカテゴリーで戦うなら、オープンクラスの全レースを予想して、レースが終わったら回顧(分析)をしなければ、予想の精度が上がりません。例えば、自分が買いたいレースだけ予想して、回顧して、馬券を買わないレースでは予想も回顧もしないというのでは、次回以降のレースで困るはずです(精度の高い能力比較ができないから)。予想をやってやりっ放し(回顧をしない)というのは、論外です。

 

プロとアマチュア 絶望的な差

私がよく言う『プロとアマチュア』の壁。本書を手に取ってくださっているほとんどは、専業で競馬をやっているのではなく、本業を持ちつつ競馬の予想をしている方であろうことを前提にこの章を書きました。他の章でも触れていますが、予想するカテゴリーを『芝オープン』に限定しても年間約200レースあって、在籍する約300頭を常時頭に叩き込んでおかないと、精度の高い能力比較はできません。例えば、全頭の能力指数が分からない一部虫食い状態だと「この馬が分からないのは困る」と感じていらっしゃる方は多いのでは?と推察します。それと同じことで、全頭の能力比較をした上で予想をしないと、予想の精度が上がらないと断言できます。

 

『芝オープン』から『芝下級条件』や『ダート』にフィールドを拡げていくと、予想の精度を担保するためにやるべきこと、覚えておかなければならないことが増えていきますから、個人的にはあまりオススメはしません。さらに、芝重賞では「強い馬は強い」序列が通用しますが、『芝3勝クラス』では強い馬はオープンクラスに勝ち上がっていますから、能力比較の天井が低くなって、その結果、団子状態。相対比較が難しくなってきます。

 

「芝重賞、オープンでそこそこいけるようになってきたから、3勝クラスでも。。。」Twitterでよく目にしますが、予想の難易度が飛躍的に上がるので、そこでボロボロにされる事例は枚挙にいとまがありません。予想は仕事ではありませんから、「やめといた方がいいよ」とまで言う権限は私にないので強くは言えませんが、やることを無闇に増やして、敢えて難しいことにチャレンジするのは、どうなのかな?という想いがあります。競馬との付き合い方は人それぞれだと思うので、私からは、「下級条件は、難しい」「やることが飛躍的に増えてしまう」という事実をお伝えするに留めます(個人的には、「競馬だけが人生じゃない」と思っているので)。

 

「そこまで頑張って、競馬をやりますか?」という意味で。個人的にいつも思っていることは、競馬の教科書でも謳っている通り、最も稼ぐのが簡単な芝重賞で小遣いを稼いで、難しい平場は割り切って手を出さない、という割り切り。繰り返しますが、『競馬だけが人生ではない』ので、その稼いだお金で人生をエンジョイする方が楽しいのでは?とは思います。

 

競馬はそもそも難しい 馬券を買わない前提の予想

いつも言っている通り、一般の競馬ファンであっても、「負けたい」と思って馬券を買っている人は世の中にいません。したがって、世間が常に間違っているということはありません。むしろその逆です。どちらかというと、普通に予想していくと、オッズもほとんど人気順の通りで、「馬券買えないじゃん」のオッズになっていることの方が圧倒的に多いので、馬券で稼ぐという前提だと『見送り』になってしまうのが普通のことだと思います。『競馬の教科書』の方法論・論理をトレースしていけば、『設計回収率130%』を叩き出せます。これについては『必勝コラム』に出演してくださった方々が体験談を書いてくださったので、参考にしてくだされば幸いです。

 

一方で、条件の良いレースが出現するまで『見送り、見送り。。。』だらけだと仕事に近くなってしまい、息苦しさ、閉塞感を感じられる方も多くいらっしゃると思うので、冒頭に書いた通り、条件に応じてレートを調整するのが1つの落としどころかな?とは思っています。自分に合った競馬との付き合い方を見つけてくだされば幸いです。

 

以上、第1章まで

(全12章+『スペシャル対談 予想屋マスター×玉嶋亮 日本競馬の過去、現在、未来』)

 

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この記事を書いた人
玉嶋亮

30代半ば/本業:士業/大学から本格的に競馬を始める。予想屋マスターを知り、理論的な競馬の分析に目覚める。リトル予想屋マスターを目指し、予想法を徹底的にコピーした。時間の制約があるため、芝オープンのみにフィールドを限定している。凱旋門賞の単勝万馬券、AJCCの288万円等の的中実績あり。「単勝多点」「変則フォーメーション」等多彩な馬券術に定評がある。「競馬の教科書」は個人出版ながら異例のベストセラー。「別冊」は予想屋マスターとの共著で再びベストセラー。日本一の競馬作家になるのが夢。Twitter(keiba_tamashima)

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