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NHKマイルカップ(GⅠ)
2歳王者アドマイヤズームがマイル王となるか?
作成日: 2025/05/06 更新日: 2025/05/06

記事と併せて動画もご覧ください

東京コース1600mの特徴

最初のコーナーまでの距離も直線も長く、基本的には枠順や脚質の有利・不利は少ないコース。

2025年「NHKマイルカップ」出馬表
25/5/11 (日) NHKマイルカップ(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・芝)
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2025年「NHKマイルカップ」の前哨戦分析

今週は、フルゲート18頭に対して22頭もの出走登録馬があった3歳のマイルチャンピオン決定戦のNHKマイルカップ(2025年)の予想について解説する。皐月賞馬ミュージアムマイルを破って朝日杯フューチュリティステークスを制したアドマイヤズームが人気の中心となりそうだが、朝日杯フューチュリティステークスの勝利はスローペースを先行する展開に恵まれた感が強く、絶対視は禁物で、波乱もあり得る。そこで、競馬理論の競馬予想では、NHKマイルカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

ニュージーランドトロフィー組

イミグラントソング

ニュージーランドトロフィーの勝利は、出遅れながらもアドマイヤズームを上がり33秒1の脚で差し切る強い内容であった。ただし、イミグラントソングは、不向きな展開だったにせよ、1勝クラスを2戦連続で取りこぼしていた。よって、NHKマイルカップにおいては、アドマイヤズームに先着した実績を考慮して、差しが届く展開になるようであれば、イミグラントソングに高い評価を与えるべきだが、過大評価も禁物である。

アドマイヤズーム

ニュージーランドトロフィーの2着は、早め先頭で自ら勝ちにいく競馬で差し込まれてしまっただけで、負けて強しの内容ではあったが、ニュージーランドトロフィーのメンバー程度ならば勝ちたかった。また、アドマイヤズームは、後の皐月賞馬ミュージアムマイルを破って朝日杯フューチュリティステークスを制しているが、1000m通過60秒4の超スローペースの前残りの展開に恵まれた。(逃げて4着に粘りこんだダイシンラーはその後1勝クラスでも通用していない。)よって、NHKマイルカップにおいては、アドマイヤズームにもそれなりの高い評価を与えるべきだが、人気ほど強くない可能性も高い。

コートアリシアン

ニュージーランドトロフィーの3着は、馬群から離れた中団のイン追走から上位2頭に離されてしまっており力負けであった。よって、NHKマイルカップにおいては、さらなるメンバー強化を考慮すると、コートアリシアンに高い評価は不要である。

ミーントゥビー

ニュージーランドトロフィーの5着は、大きな差はないが、特別見せ場もなかった。よって、NHKマイルカップにおいては、さらなるメンバー強化を考慮すると、ミーントゥビーに高い評価は不要である。

チャーチルダウンズカップ組

ランスオブカオス

チャーチルダウンズカップの勝利は、スタートを決めて好位から抜け出したが、2着に2馬身近い差は立派である。なお、ランスオブカオスは、きさらぎ賞で3着に敗れているが、出遅れながらも、後の桜花賞3着馬リンクスティップに迫っており、内容は悪くない。また、ランスオブカオスは、朝日杯フューチュリティステークスでアドマイヤズームに大きく離されての3着だが、超スローペースの展開を考えると、この一戦だけで勝負付けが済んだと見るのは早計である。よって、NHKマイルカップにおいては、スタートさえ決めれば、ランスオブカオスも好走可能と判断すべきである。

アルテヴェローチェ

チャーチルダウンズカップの2着は、スタートで大きく出遅れてしまった上に、終始外を回らされてしまったものであり、レース内容としてはランスオブカオスと互角とみることもできる。なお、アルテヴェローチェは、サウジアラビアロイヤルカップを強い内容で制したこともあり、朝日杯フューチュリティステークスで1番人気に推され5着に敗れてしまったが、道中厳しい位置に入ってのもので同情の余地がある。よって、NHKマイルカップにおいては、アルテヴェローチェが能力を発揮できてサウジアラビアロイヤルカップの内容だけ走れば、好走可能と判断すべきである。

ミニトランザット

チャーチルダウンズカップの3着は、直線まで内でじっと脚をためたことで2着争いに加われたが、レース内容的には特筆すべきものはない。また、ミニトランザットは京成杯でも3着に追い込んでいるが、前潰れの展開に恵まれた。よって、NHKマイルカップにおいては、ミニトランザットに高い評価は不要である。

スリールミニヨン

チャーチルダウンズカップの4着は、上位に離されており力負けであった。よって、NHKマイルカップにおいては、さらなるメンバー強化を考慮すると、スリールミニヨンに高い評価は不要である。

皐月賞組

マジックサンズ

皐月賞の6着は、強敵相手に直線で大外からよく追い込んだ。なお、マジックサンズは、札幌2歳ステークスでアルマヴェローチェを破っており、そのアルマヴェローチェが阪神ジュベナイルフィリーズを制して、桜花賞でも2着だったことから、マイル戦線の低調なメンバー構成ならば能力的に一枚上という見方もできる。よって、NHKマイルカップにおいては、クラシックの王道路線よりもメンバーが弱くなったと見れば、マジックサンズにかなり高い評価を与えるべきである。

共同通信杯組

サトノカルナバル

共同通信杯の5着は、好位追走から伸びを欠いており、力負けであったが、距離が長かった上にメンバーが強すぎた。なお、サトノカルナバルは、函館スプリントステークスを制しているが、スプリント戦線の弱いメンバー構成に助けられた感が強い。よって、NHKマイルカップにおいては、サトノカルナバルに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

桜花賞組

マピュース

桜花賞の4着は、上位には離されてしまったが、出遅れながらもよく追い込んだ。また、マピュースは、クイーンカップで2着に敗れているが、勝ち馬が後の桜花賞馬エンブロイダリーで相手が悪すぎた。よって、NHKマイルカップにおいては、3歳牝馬のレベル次第でマピュースに押さえ程度の評価を与えるべきである。なお、桜花賞2着馬アルマヴェローチェが札幌2歳ステークスでマジックサンズに敗れていることや、桜花賞3着馬リンクスティップがきさらぎ賞でサトノシャイニングに大きく離されていることを考慮すると、3歳牝馬のレベルはそこまで高くなさそうではある。

チェルビアット

桜花賞の敗戦は、見所がなかった。よって、NHKマイルカップにおいては、牝馬のレベルを考慮すると、チェルビアットに高い評価は不要である。

ヴーレヴ―

桜花賞の敗戦は、見所がなかった。よって、NHKマイルカップにおいては、牝馬のレベルを考慮すると、ヴーレヴ―に高い評価は不要である。

ショウナンザナドゥ

桜花賞の敗戦は、見所がなかった。よって、NHKマイルカップにおいては、牝馬のレベルを考慮すると、ショウナンザナドゥに高い評価は不要である。

ファルコンステークス組

ヤンキーバローズ

ファルコンステークスの勝利は、中団の内目で脚をためる展開と短距離重賞の弱いメンバー構成に恵まれた。なお、ヤンキーバローズは、函館2歳ステークスや京王杯2歳ステークスで勝ちきれない競馬が続いていたことからも、ファルコンステークスはメンバーに恵まれたことがわかる。よって、NHKマイルカップにおいては、ヤンキーバローズに高い評価は不要である。

モンドデラモーレ

ファルコンステークスの2着は、コーナーワークで外を押し上げるロスの多い競馬でも連対を確保しており、レース内容は一番であった。また、モンドデラモーレは、ジュニアカップでも2着に敗れているが、後に毎日杯を楽勝したファンダムに敗れただけで相手が悪すぎた。よって、NHKマイルカップにおいては、モンドデラモーレにファルコンステークス組では最も高い評価を与えるべきである。

パンジャタワー

ファルコンステークスの4着は、僅差ではあるものの上位に伸び負けた。また、パンジャタワーは、京王杯2歳ステークスを制しているが、G2にしては低調なメンバー構成に恵まれた。よって、NHKマイルカップにおいては、パンジャタワーに高い評価は不要である。

トータルクラリティ

ファルコンステークスの敗戦は見どころがなかった。よって、NHKマイルカップにおいては、さらなるメンバー強化を考慮すると、トータルクラリティに高い評価は不要である。以上、NHKマイルカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、NHKマイルカップ(2024年)の最終的な予想を決断する。

昨年の「NHKマイルカップ」レース結果

開催日:2024/05/05

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 16 ジャンタルマンタル 81 3 57 01:32.4 80 0
0
1
0
2 14 アスコリピチェーノ 78 3 55 01:32.8 76 0
0
2
0
3 6 ロジリオン 75 3 57 01:32.9 75 0
0
0
0
4 12 ゴンバデカーブース 75 3 57 01:32.9 75 0
0
0
0
5 4 イフェイオン 72 3 55 01:33.2 72 0
0
0
0
6 7 チャンネルトンネル 71 3 57 01:33.3 71 0
0
0
0
7 3 ディスペランツァ 72 3 57 01:33.3 71 0
0
1
0
8 10 ウォーターリヒト 71 3 57 01:33.4 70 0
0
1
0
9 18 アルセナール 71 3 55 01:33.4 70 0
0
1
0
10 8 エンヤラヴフェイス 70 3 57 01:33.4 70 0
0
0
0
11 17 ユキノロイヤル 69 3 57 01:33.5 69 0
0
0
0
12 2 ノーブルロジャー 69 3 57 01:33.5 69 0
0
0
0
13 1 ダノンマッキンリー 68 3 57 01:33.6 68 0
0
0
0
14 11 アレンジャー 69 3 57 01:33.6 68 0
0
1
0
15 15 マスクオールウィン 64 3 55 01:34.0 64 0
0
0
0
16 13 シュトラウス 65 3 57 01:34.0 64 0
0
1
0
17 5 ボンドガール 55 3 55 01:34.9 55 0
0
0
0
18 9 キャプテンシー 47 3 57 01:35.7 47 0
0
0
0

展開図

今週のトラックバイアス

5/10(土)エプソムC・京都新聞杯5/11(日)NHKマイルC※更新をお待ちください

京都
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定
25/5/6 19:41 更新
東京
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定
25/5/6 19:41 更新
新潟
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定
25/5/6 19:41 更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
NHKマイルカップ
過去5年のトラックバイアス
2024
5/5(日)東京
フラット
力勝負の馬場
2023
5/7(日)東京
フラット
2022
5/8(日)東京
フラット
2021
5/9(日)東京
フラット
2020
5/10(日)東京
ややイン有利
2019
5/5(日)東京
フラット

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