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2012/07/02 2016/08/19

【 マイラーズカップ2012予想】 アパパネが3冠牝馬の意地を見せるか?

出走日:2012年07月08日(日)
読売マイラーズカップ(GⅡ)/京都/別定/1600m(右・芝)

今週のメインレースは、皐月賞が一週延期になったこともあり、第42回読売マイラーズカップである。

第42回読売マイラーズカップは、登録馬が40頭もいるので、現時点ですべてを分析するのは難しい。

そこで、競馬理論の競馬予想は、第42回読売マイラーズカップに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

注目度ナンバーワンは、3冠牝馬のアパパネ(蛯名)である。第42回読売マイラーズカップでアパパネは、阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞、オークス及び秋華賞とG1を4勝しており実績的には断然である。

また、第42回読売マイラーズカップで近年の競馬では、ウオッカやブエナビスタなど牝馬の一線級は、牡馬相手でも遜色のないことを示している。

しかしながら、第42回読売マイラーズカップは、アパパネは、初の古馬相手となったエリザベス女王杯で3着に敗れており、更には、今年の4歳牝馬世代が5歳以上相手で劣勢である事を考慮すると、アパパネの牝馬3冠制覇は、4歳牝馬世代のレベルの低さに恵まれた可能性も否定出来ない。

よって、第42回読売マイラーズカップ、3冠馬という実績だけで過剰に人気になることを考慮すると、休み明けも得意でないアパパネに過大評価は禁物と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、アパパネと同じ4歳牝馬世代からは、ショウリュウムーン(浜中)が出走する。

第42回読売マイラーズカップでショウリュウムーンは、京都牝馬ステークスで復活勝利を収めており、牝馬のマイル戦線では上位であることを示した。更に、ショウリュウムーンは、チューリップ賞でアパパネを破っていることから、能力的にはアパパネと遜色ない。

よって、第42回読売マイラーズカップ、斤量が1キロ有利な点とアパパネが休み明けである点を考慮すると、ショウリュウムーンにアパパネ以上の評価を与えるべきである。

あとは、牡馬との比較となるが、牡馬との比較は、第42回読売マイラーズカップの最終的な出走メンバーが確定してから行いたい。

一方、第42回読売マイラーズカップで阪急杯組からは、2着のガルボ(岩田)及び3着のフラガラッハ(柴田善)が第42回読売マイラーズカップに出走する。

第42回読売マイラーズカップは、ガルボの阪急杯の2着は、器用な先行力で安定感のある走りを見せてのものだが、インの3番手の絶好位を追走してのものであり、レース内容としては大外を回って楽勝したサンカルロに完敗であった。

よって、第42回読売マイラーズカップ、距離が200m伸びることを考慮すると、ガルボを押さえ程度にとどめるべきである。

ただし、第42回読売マイラーズカップは、ガルボは、常に好位のインを走れる先行力を持つので、インが有利な馬場で第42回読売マイラーズカップが行われて内枠を引いたときには、好走する可能性が高まるとも競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、第42回読売マイラーズカップでフラガラッハの阪急杯の3着は、速い流れに恵まれたと見ることもできるが、開幕週の馬場でかなり外を回らされたことを考慮すると、悪くないレース内容であった。

よって、第42回読売マイラーズカップ、出走さえ叶えば、フラガラッハがガルボに先着する可能性が高い。

ただし、第42回読売マイラーズカップでフラガラッハは、前々走の東京新聞杯で11着と惨敗していることから、阪急杯組の2頭が通用しない可能性もあり得ると競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、第42回読売マイラーズカップで東京新聞杯組からは、1着のスマイルジャック(三浦)、2着のキングストリート(四位)、3着のゴールスキー、5着のオーシャンエイプス、6着のシルポート、7着のダノンヨーヨー及び15着のショウワモダンが第42回読売マイラーズカップに出走する。

ショウワモダンの東京新聞杯の15着は、まったく見所のないレース内容でのものであり、去年の安田記念馬といえども、第42回読売マイラーズカップで通用する可能性は低い。

一方、東京新聞杯では、1着から7着までが0秒3差と僅差であり、スマイルジャック、キングストリート、ゴールスキー、オーシャンエイプス、シルポート及びダノンヨーヨーには着順ほどの能力差はない。

よって、第42回読売マイラーズカップ、東京新聞杯の上位7頭は展開次第で好走可能である。

ただし、第42回読売マイラーズカップは、キングストリートが次走のダービー卿チャレンジトロフィーで13着に敗れていたり、5着のオーシャンエイプスが次走の六甲ステークスで7着に敗れていたり、6着のシルポートが大阪城ステークスで6着に敗れていることからもわかるように、東京新聞杯組が第42回読売マイラーズカップにおいて断然というわけでないことも頭に入れて評価を下すべきである。

なお、東京新聞杯組では、スタートで出遅れて競馬にならなかったダノンヨーヨーが、それ以前の安定した走りから、まともなら最上位と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ダービー卿チャレンジトロフィー組からは、2着のライブコンサート(福永祐一)、3着のキョウエイストーム、4着のスマートステージ(武豊)、6着のダンツホウテイ、8着のスピリタス及び9着のコスモセンサーが第42回読売マイラーズカップに出走する。

第42回読売マイラーズカップでライブコンサートのダービー卿チャレンジトロフィーの2着は、57.5キロのハンデを考えれば立派だが、ブリッツェンが逃げ切るスローペースをインの3番手で追走する絶好の展開に恵まれたものであり、レース内容としては、過大評価は禁物である。

よって、第42読売マイラーズカップ、安定した先行力を認めつつも、ライブコンサートを過大評価すべきでないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、キョウエイストームのダービー卿チャレンジトロフィーの3着は、馬込みの中での厳しい競馬でのものであり、悪くない内容であった。

また、第42回読売マイラーズカップは、スマートステージのダービー卿チャレンジトロフィーの4着は、54キロの軽ハンデに恵まれたとはいえ、直線で前が壁になる不利を受けてのものであり、スムースであれば突き抜けられたはずである。

また、ダンツホウテイのダービー卿チャレンジトロフィーの6着は、直線で前が壁になる不利を受けてのものであり、度外視可能である。

よって、第42回読売マイラーズカップ、キョウエイストーム、スマートステージ及びダンツホウテイにもそれなりの評価を与えるべきと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、スピリタス及びコスモセンサーは、ダービー卿チャレンジトロフィーの見どころのないレース内容を見る限り、第42回読売マイラーズカップで好走するのは難しい。

一方、六甲ステークス組からは、1着のロードバリオス、3着のモエレビクトリー、5着のフィフスペトル及び7着のオーシャンエイプスが第42回読売マイラーズカップに出走する。

ロードバリオスの六甲ステークスの勝利は、1000m通過59秒3のスローペースの好位のインを追走する展開に恵まれたものであって、レース内容としての価値は低い。

また、ロードバリオスは、休み前に、ある程度の速いペースの力勝負ではオープン馬相手に通用していない。

よって、第42回読売マイラーズカップ、六甲ステークスと同じように、スローペースの好位のインを追走する展開にならなければ、ロードバリオスは好走できないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、第42回読売マイラーズカップは、モエレビクトリーの六甲ステークスの3着は、逃げる自分の競馬ができないでのものと見れば悪くはないが、スローペースで先行する競馬に恵まれたとみるのが妥当である。

言い換えれば、六甲ステークスは、逃げられなかったモエレビクトリーでも3着に粘れるくらいのスローペースであった。

よって、第42回読売マイラーズカップ、モエレビクトリーにも高い評価を与えるべきではないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、フィフスペトルの六甲ステークスの5着は、1年ぶりの休み明けで出遅れてのものであり、レース内容としては悪くない。

また、オーシャンエイプスの7着は、超スローペースで脚を余してのものである。

よって、第42回読売マイラーズカップ、展開さえはまれば、フィフスペトル及びオーシャンエイプスが六甲ステークス上位組を逆転してもおかしくないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、別路線組では、エイシンアポロン、リディル及びリーチザクラウン(武豊)が注目される。

エイシンアポロンは、毎日王冠において、展開に恵まれたとはいえ、3歳馬ながら2着に好走しており、その毎日王冠ではスマイルジャックに先着していることから、低調なマイル戦線ならば能力的に上位と見ることもできる。

よって、第42回読売マイラーズカップ、休み明けではあってもエイシンアポロンにそれなりの高い評価を与えるべきと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、リディルは、

デイリー杯2歳ステークスにおいてエイシンアポロンを力でねじ伏せており、マイラーズカップのメンバー程度なら能力は上位である。

しかしながら、リディルは、メンバーが強すぎた産経大阪杯の敗戦だけでなく、前々走の洛陽ステークスでキングストリートにも大きく離されており、現状では人気先行タイプの感は否めない。

よって、第42回読売マイラーズカップ、完全に復調しきれていないリディルを過信すべきでないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、リーチザクラウンは、中山記念でヴィクトワールピサにこそ離されてしまったが、開幕週で追い込む不利な展開ながらも2着のキャプテントゥーレと差のない競馬をしている。

また、リーチザクラウンは、去年の読売マイラーズカップの勝ち馬であることからもわかるように、阪神のマイル戦はベストの条件でもある。

よって、第42回読売マイラーズカップ、リーチザクラウンがベストの条件で連覇を果たしてもおかしくないと競馬理論の競馬予想では判断している。

以上のように、競馬理論の競馬予想は、第42回読売マイラーズカップに出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第42回読売マイラーズカップの最終的な予想を決断する。

競馬理論の競馬予想のファンの方は、第42回読売マイラーズカップの予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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