TOP > レース予想 > マイラーズカップ > カラテが久しぶりの重賞制覇なるか?
2022/04/19 2022/04/22

【 マイラーズカップ2022予想】 カラテが久しぶりの重賞制覇なるか?

出走日:2022年04月24日(日)
読売マイラーズカップ(GⅡ)/京都/別定/1600m(右・芝)

 

マイラーズカップ(無料会員版)を公開しております。(ログインすると『無料会員版』の動画に挿し変わります。) 有料会員向けの 『後編(買い目について)』『馬場について』の解説動画につきましては、その週の有料予想配信・配信対象者様が、配信カレンダーより閲覧が可能です。


 

今週は、フルゲート18頭に対して15頭の出走登録馬があったマイラーズカップ(2022年)の予想について解説する。

 

マイラーズカップは、去年に引き続き、京都競馬場の改修工事により、阪神で開催され、2022年のマイル戦線を占う意味でも注目を集める。

 

重賞でも堅実で崩れないカラテ(菅原明)が1番人気になりそうだが、エアファンディタやエアロロノアなどの上がり馬もおり、混戦模様である。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、マイラーズカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

中山記念組

2着のカラテ(菅原明)が出走登録している。

 

カラテ

中山記念の2着という結果は、開幕週の馬場ということもありパンサラッサには離されてしまったが、外を回らされながらも連対を確保したことは立派である。

 

また、カラテは、去年の関屋記念以降、常に不向きな展開ながらも崩れなく走っており、いずれのレースも着順以上に強い内容であった。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、一線級不在のメンバー構成を考慮すると、堅実に追い込むカラテに本命級のかなり高い評価を与えて当然である。

 

洛陽ステークス組

1着のエアファンディタ(松山弘平)が出走を予定している。

 

エアファンディタ

洛陽ステークスの勝利という結果は、中団のインで脚をためたことは確かだが、直線で外に持ち出されると前残りの展開を豪快に差し切った。

 

なお、エアファンディタは、去年の夏以降勝ちきれないレースでも堅実に脚をつかっており、能力的には底を見せていない。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、差しが届く展開になるようであれば、エアファンディタにもかなり高い評価を与えるべきだが、脚質的には脚を余す可能性も考慮すべきである。

 

六甲ステークス組

1着のエアロロノア(幸英明)・2着のファルコニア(川田将雅)の合計2頭が出走登録している。

 

エアロロノア

六甲ステークスの勝利という結果は、直線で一気に差し切り、ゴール前でも余裕があったように着差以上に強い内容であった。

 

なお、エアロロノアは、京都金杯で1番人気を裏切って6着に敗れてしまったが、外を回らされた上に直線で接触しており、力負けではなかった。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、エアロロノアが去年1番人気の雪辱を果たしもおかしくないと判断すべきである。

 

ファルコニア

六甲ステークスの2着という結果は、好位から抜け出して連対を確保したが、エアロロノアには力負けにも見えた。

 

ただし、ファルコニアは、カシオペアステークスにおいて、エアロロノアに先着しており、展開の助けがあれば逆転可能なレベルの差である。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、馬場や展開の助けがあれば、ファルコニアも好走可能と判断すべきである。

 

レッドベルオーブ

六甲ステークスの7着という結果は、好位追走から伸びを欠いたが、1年ぶりの競馬だった上に折り合いを欠いたことから度外視可能である。

 

なお、レッドベルオーブは、1番人気に推された朝日杯フューチュリティステークスで3着に敗れたが、コース取りの差の分だけ届かなかっただけであり、力負けではない。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、叩き2走目で上積みが見込めるレッドベルオーブの巻き返しにも注意を払うべきである。

 

東京新聞杯組

12着のホウオウアマゾン(坂井瑠星)・13着のケイデンスコール(岩田康誠)の合計2頭が出走を予定している。

 

ホウオウアマゾン

東京新聞杯の12着という結果は、好位の外目追走から伸びを欠いており、全く見せ場がなかった。

 

なお、ホウオウアマゾンは、スワンステークス2着、マイルチャンピオンシップで5着、阪神カップで2着と、強敵相手でも好走しており、この程度走れば、マイラーズカップでも通用する。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、楽に先行するまたは好位のインを追走できる展開になるようであれば、ホウオウアマゾンの巻き返しに注意を払うべきだが、外枠で楽に先行できないような展開であれば評価を下げるべきである。

 

ケイデンスコール

東京新聞杯の13着という結果は、スローペースの2番手追走ながらも止まってしまった。

 

なお、ケイデンスコールは、去年のマイラーズカップの覇者であるが、それ以降が見せ場なく負け過ぎである。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、去年の勝ち馬であっても、ケイデンスコールに高い評価は不要である。

 

春興ステークス組

1着のソウルラッシュ(浜中俊)が出走登録している。

 

ソウルラッシュ

春興ステークスの勝利という結果は、イン有利の馬場で好位のインを追走する展開に恵まれたが、2着に2馬身もの差をつけたことは立派である。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、急激なメンバー強化であるものの、競馬が上手で能力的には底を見せていないソウルラッシュにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

中山金杯組

13着のヴィクティファルス(池添謙一)が出走を予定している。

 

ヴィクティファルス

中山金杯の13着という結果は、全く見せ場すらなく力負けであった。

 

なお、ヴィクティファルスは、強敵相手の共同通信杯で2着に好走したあとに、スプリングステークスを制しているが、その後の走りは冴えない。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、距離短縮でメンバーが弱化することを考慮しても、ヴィクティファルスには押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

京都金杯組

2着のダイワキャグニー(三浦皇成)・10着のシュリ(秋山真一郎)の合計2頭が出走を予定している。

 

ダイワキャグニー

京都金杯の2着という結果は、逃げ争いをした2頭から離れた3番手を気分よく追走する展開に恵まれたものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、ダイワキャグニーに高い評価は不要である。

 

シュリ

京都金杯の10着という結果は、見どころがなかった。

 

よって、マイラーズカップの予想においては、シュリに高い評価は不要である。

 

以上、マイラーズカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、マイラーズカップ(2022年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

馬齢

人気

騎手

2021

1

5

ケイデンスコール

5

2

古川吉

2

6

アルジャンナ

4

3

福永祐

3

4

カイザーミノル

5

9

荻野極

2020

1

1

インディチャンプ

5

1

福永祐

2

5

ベステンダンク

8

7

藤岡佑

3

7

ヴァンドギャルド

4

2

岩田望

2019

1

6

ダノンプレミアム

4

1

川田将

2

8

グァンチャーレ

7

5

池添謙

3

2

パクスアメリカーナ

4

4

藤岡佑

2018

1

5

サングレーザー

4

4

福永祐

2

9

モズアスコット

4

2

ルメ

3

4

エアスピネル

5

1

武豊

2017

1

11

イスラボニータ

6

2

ルメ

2

4

エアスピネル

4

1

武豊

3

6

ヤングマンパワー

5

7

松岡正

2016

1

2

クルーガー

4

3

松山弘

2

1

ダノンシャーク

8

5

福永祐

3

4

クラレント

7

11

小牧太

2015

1

15

レッドアリオン

5

8

川須栄

2

4

サンライズメジャー

6

5

四位洋

3

7

フィエロ

6

1

戸崎圭

2014

1

4

ワールドエース

5

3

シュ

2

5

フィエロ

5

1

武豊

3

12

エキストラエンド

5

2

川田将

2013

1

17

グランプリボス

5

5

浜中俊

2

14

サンレイレーザー

4

8

和田竜

3

12

ダノンシャーク

5

3

デム

2012

1

17

シルポート

7

3

小牧太

2

3

ダノンシャーク

4

6

福永祐

3

6

コスモセンサー

5

7

幸英明

出走登録馬

馬名

馬齢

前走

馬名

馬齢

前走

ダノンザキッド

4

中山記念(G2)7

ヴィクティファルス

4

中山金杯(G2)13

カラテ

6

中山記念(G2)2

東京新聞杯(G3)3

アルサトワ

5

大阪城S(L)1

エアファンディタ

5

洛陽S(L)1

ルークズネスト

4

京都金杯(G3)11

ファルコニア

5

六甲S(L)2

ダイワキャグニー

8

フェブラリーS(G1)15

京都金杯(G3)2

ホウオウアマゾン

4

東京新聞杯(G3)12

ケイデンスコール

6

東京新聞杯(G3)13

エアロロノア

5

六甲S(L)1

京都金杯(G3)6

シュリ

6

京都金杯(G3)10

レッドベルオーブ

4

六甲S(L)7

サトノアーサー

8

小倉大賞典(G3)10

ソウルラッシュ

4

春興S(3勝クラス)1

     

Q1:阪神芝1,600mの特徴

阪神芝1,600mの特徴を教えてください。今年は変則開催で、昨年に続き京都ではなく阪神での開催となります。注意する点はありますか?

Q2:中山記念(G2)組の評価

中山記念から4番人気2着のカラテ、1番人気7着のダノンザキッドが出走予定です。パンサラッサが大逃げで勝ったレースですが、ダノンザキッドは外枠で、スタートで立ち上がって大きく出遅れ、外目を捲り気味に押していきましたが、最後脚が止まりました。カラテは後方外目追走で最後を追い込みました。カラテはいつもよく追い込んでいますが、今回マスターはどちらを上にとりますか?※ダノンザキッドは回避、安田記念直行となりました。

Q3:東京新聞杯(G3)組の評価

東京新聞杯組から2番人気3着のカラテ、3番人気12着のホウオウアマゾン、13番人気13着のケイデンスコールが出走予定です。カラテは後方馬群にいて 直線は進路がなくなりましたが、何とか抜けて3着まで追い込みました。ホウオウアマゾンは外枠で先行できず、控えて外目追走で、直線は馬に挟まれ、ずるずると下がってしまいました。今回も外枠なら割引きしたほうがいいでしょうか?ケイデンスコールはいつもより前で競馬をして、一旦ハナに立ちましたが脚が止まりました。2020年の東京新聞杯は56キロで勝ちましたが、今年は59キロでした。昨年のマイラーズCの覇者ですが、近走は成績が振るいません。マスターの評価を教えてください。

Q4:京都金杯(G3)組の評価

京都金杯から11番人気2着のダイワギャグニー、 1番人気6着のエアロロノア、4番人気10着のシュリ、3番人気11着のルークズネストが出走予定です。ダイワギャグニーは3番手追走で粘り、エアロロノアは後方の外目追走でした。シュリは休み明けで、出遅れて後方の内目追走で、直線は内を突こうとしましたが走りにくそうでした。ルークズネストも出遅れて直線では最後方にいて、接触もあり、一番不利を受けたのはルークズネストに見えました。マスターはどの馬を上位に評価しますか?

Q5:六甲S(L)組と洛陽S(L)組の評価

3勝クラスの春興Sから1番人気1着のソウルラッシュが出走予定です。中団の馬混みから内目の位置を取り、直線を伸びて2着馬とは2馬身差をつけて勝ちました。中長距離からマイルに距離を短縮して3連勝中ですが、今回のメンバーではどうでしょうか?

Q6:ソウルラッシュの評価

3勝クラスの春興Sから1番人気1着のソウルラッシュが出走予定です。中団の馬混みから内目の位置を取り、直線を伸びて2着馬とは 2馬身差をつけて勝ちました。中長距離からマイルに距離を短縮して3連勝中ですが、今回のメンバーではどうでしょうか?

Q7:ダミアン・レーン騎手について

5月1日から6月26日の宝塚記念の日まで、ダミアン・レーン騎手が来日し騎乗するそうです。椎名さんはどんな印象がありますか?また、一般的に日本の競馬ファンは外国人騎手が好きなイメージがあって、過剰人気になりやすいように思うのですが、マスターと椎名さんはどう思いますか?

 

\なぜプロプランに人数制限しているのか?/
抽選申込みはコチラ
次回当選: 3/30 (土)AM11:00
この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

関連記事

シュネルマイスターが久しぶりの重賞制覇なるか?   今週は、フルゲート18頭に対して16頭の出走登録馬があったマイラーズカップ(2023年)の予想について解説する。   マイラーズカップは 続きはこちら
カラテが久しぶりの重賞制覇なるか?
カラテが久しぶりの重賞制覇なるか?  マイラーズカップ(無料会員版)を公開しております。(ログインすると『無料会員版』の動画に挿し変わります。) 有料会員向けの 『後編(買い目について) 続きはこちら
ケイデンスコールは危険な人気馬?
ケイデンスコールは危険な人気馬? 今週は、フルゲート18頭に対して17頭の出走登録馬があったマイラーズカップ(2021年)の予想について解説する。 マイラーズカップは、1着に安田記念の 続きはこちら
Copyright©sucmedia Inc. All rights reserved.