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2012/07/02 2016/08/19

【 弥生賞2012予想】 オールアズワンが重賞2勝目を狙う!

出走日:2012年07月08日(日)
報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)/中山/別定/2000m(右・芝)

今週のメインレースは、
ディープインパクトやヴィクトワールピサなどの名馬もステップレースとしている第48回弥生賞である。

今年のクラシック戦線は、未だ重賞2勝馬が出ておらず、
例年の弥生賞以上の混戦模様である。

そのため、第48回弥生賞は、
クラシックを占う意味でも注目の一戦となる。

そこで、競馬理論の競馬予想は、
第48回弥生賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

2歳チャンピオン決定戦の朝日杯フューチュリティステークス組からは、
4着のサダムパテック(岩田康)が第48回弥生賞に出走する。

サダムパテックの朝日杯フューチュリティステークスの4着は、スタートでの出遅れ、折り合いを欠く不利、小回りの中山競馬場で終始外を回らされる展開など様々な不利を受けてのものであり、度外視できる。

また、サダムパテックは、東京スポーツ杯を3馬身半差で圧勝して、
朝日杯フューチュリティステークスで単勝1.8倍の断然人気に推されたように、
能力的に3歳世代でもトップクラスなのは間違いない。

よって、第48回弥生賞において、サダムパテックが巻き返す可能性は低くない。

ただし、第48回弥生賞は、
芝がまだ綺麗で追い込みが届き難い中山競馬場の2週目に行われるので、
スタートの悪いサダムパテックを絶対視すべきでないとも競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ラジオNIKKEI杯2歳ステークスからは、
2着のオールアズワン(福永祐一)、
4着のウインバリアシオン(福永祐一)及び8着のショウナンマイティ(浜中)が
第48回弥生賞に出走する。

オールアズワンのラジオNIKKEI杯2歳ステークスの2着は、ダノンバラードの目標となってしまいゴール寸前でクビ差だけ差されてしまったが、札幌2歳ステークス以来であったことを考えると、価値は高い。

また、オールアズワンは、札幌2歳ステークスにおいて、
アドマイヤセプター及びアヴェンチュラなどの素質馬を寄せ付けずに快勝しており、
人気になるのも当然といえる。

しかしながら、ラジオNIKKEI杯2歳ステークスは、過去に数多くの名馬を輩出しており、レベルの高い一戦として認識されているが、現3歳世代のラジオNIKKEI杯2歳ステークスに限っては、1着のダノンバラードが共同通信杯で9着、3着のコティリオンがきさらぎ賞で6着など人気を裏切り続けており、レベルが低かった可能性も否定出来ない。

よって、第48回弥生賞、
オールアズワンに、
名馬の登竜門のラジオNIKKEI杯2歳ステークス2着馬として
それなりの評価を与えるべきだが、
過大評価は禁物とも競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ウインバリアシオンのラジオNIKKEI杯2歳ステークスの4着は、スローペースを先行してのものであり、オールアズワンには力負けであった。

よって、第48回弥生賞、
ウインバリアシオンに、オールアズワンより下の評価が妥当である。

ただし、第48回弥生賞は、
追い込みが届き難い中山競馬場の芝コースで行われる上に、
先行馬が不在のメンバー構成なので、
ウインバリアシオンがラジオNIKKEI杯2歳ステークスのように先行して好位のインを追走できるようであれば、
オールアズワンを逆転してもおかしくないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ショウナンマイティのラジオNIKKEI杯2歳ステークスの8着は、1番人気に推されたが折り合いを欠いてしまい、見所なく敗れてしまった。

しかしながら、ショウナンマイティは、前走の若駒ステークスにおいて、朝日杯フューチュリティステークス2着馬のリベルタスと同タイムで走っており、一線級相手でも通用する能力を示した。

ただし、ショウナンマイティの若葉ステークスの3着は、
外が極端に不利だった1回京都の芝コースをコースロスなく走らせた浜中騎手の好騎乗によるものであり、
過大評価は禁物である。

よって、第48回弥生賞、
追い込み脚質で中山コース向きでないショウナンマイティに
押さえ程度の評価を与えれば十分と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、京成杯組からは、
2着のデボネア(佐藤哲)及び3着のプレイ(松岡)が第48回弥生賞に出走する。

デボネアの京成杯の2着は、インの3番手の絶好位を追走したフェイトフルウォーにハナ差まで迫ってのものであり、レース内容としては勝ったフェイトフルウォーを上回る。

よって、第48回弥生賞、
京成杯の内容が抜群のデボネアにも要注目と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、プレイの京成杯の3着は、
デボネアに2馬身半も離されており、普通ならば逆転が難しい。
しかしながら、第48回弥生賞は、
メンバーを見渡す限り逃げ馬が不在なので、
プレイが単騎で逃げるようであれば
粘り込んで波乱を演出してもおかしくない
と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、共同通信杯組では、
4着のベルシャザールが第48回弥生賞に登録している。

ベルシャザールは、スタートで出負けした共同通信杯でこそ4着に敗れてしまったが、ホープフルステークスにおいて、プレイを2番手から競り潰しただけでなく、共同通信杯馬のナカヤマナイトを破っており、先行する自分の競馬さえできれば、重賞でも通用する能力を持つ。

よって、若葉ステークスではなく第48回弥生賞に出走してくるようであれば、
中山競馬場向きの先行力を持つベルシャザールに高い評価を与えるべきと競馬理論の競馬予想では判断している。

なお、ベルシャザールが第48回弥生賞を回避して
若葉ステークスに向かうようであれば、
プレイの単騎逃げが濃厚になるので、
プレイの注目度を更に高めるべきと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、500万勝ち組からは、
ギュスターヴクライ(内田博)及びターゲットマシン(田中勝)が
第48回弥生賞に出走する。

キャスターヴクライは、デビュー後3戦の内容は冴えないが、2連勝の内容が圧巻で、本格化した今ならば重賞でも通用しそうである。

ただし、第48回弥生賞、
メンバーが急激に強化した点と
中山コース向きではない追い込み脚質という点を考慮して、
キャスターヴクライには押さえ程度の評価が妥当とも競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ターゲットマシンは、

2戦2勝という成績だけでなく、
楽な勝ちっぷりを見ても底を見せておらず、未知の魅力がある。

よって、第48回弥生賞において、
ターゲットマシンが3連勝で主役としてクラシックに臨んでもおかしくはない。

ただし、前走の寒竹賞の2着馬のトーセンインディが、
道営出身で中央に入ってからは500万下で5~6着を繰り返していた馬であったことを考慮すると、
寒竹賞の勝利は弱いメンバーに恵まれたものと見ることもできる。

よって、ターゲットマシンにとっては第48回弥生賞が試金石の一戦と競馬理論の競馬予想では判断している。

以上のように、競馬理論の競馬予想は、
第48回弥生賞に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、
第48回弥生賞の最終的な予想を決断する。

競馬理論の競馬予想のファンの方は、第48回弥生賞の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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