TOP > レース予想 > 安田記念 > 第57回安田記念
2012/06/29 2012/11/16

【 安田記念2012予想】 第57回安田記念

出走日:2012年07月01日(日)
農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・芝)

今週は、春のマイル王決定戦の第57回安田記念が行われる。まずは、第57回安田記念に出走する日本馬を分析する。

第57回安田記念において、日本馬では、ダイワメジャー(安藤勝)及びスズカフェニックス(武豊)が人気となる。ダイワメジャーは、去年の秋に天皇賞及びマイルチャンピオンシップとG1を2連勝したように、実績的には断然といえる。なお、ダイワメジャーは、去年の第56回安田記念では先行して伸びを欠いて4着に敗れはしたものの、その第56回安田記念のときよりも力をつけているのは確かであり、第57回安田記念では好走必死であろう。

ただし、マイルチャンピオンシップにはスズカフニックスや香港馬といった第57回安田記念での有力馬が出走しておらず、ダイワメジャーにとっては、スズカフニックスや香港勢との力の比較が最大のポイントとなるだろう。また、ダイワメジャーは、ドバイからの帰国緒戦となるので、体調にも注意が必要となる。競馬理論は、今週の調教状態や人気面などを考慮して、ダイワメジャーの最終的な評価を決定しようと考えている。 特に、雨などの湿った天気で第57回安田記念が行われるようであれば、競馬理論は、ノド鳴りのダイワメジャーを重視して競馬予想すべきと考えている。

もう一頭の人気馬のスズカフェニックスは、前走の高松宮記念を制覇して、G1馬の仲間入りを果たした。スズカフェニックスは、追い込み一手の不器用なレースを以前は繰り返していたが、前走の高松宮記念において中段からの競馬をマスターしたので、安定感も増すだろう。よって、スズカフェニックスは、充実した今ならば、第57回安田記念において、先行するダイワメジャーなどの有力馬をまとめて差し切れるハズである。 つまり、競馬理論の競馬予想では、スズカフェニックスを、現時点における第57回安田記念馬の最有力候補として判断している。

競馬理論は、コンゴウリキシオー(藤田)の逃げ残りにも注目している。コンゴウリキシオーは、前走のマイラーズカップにおいて、58キロを背負いながらも、レコード勝ちを収めた。確かに、マイラーズカップが行われた日の阪神競馬場の芝コースは、極端にインが有利な馬場であり、コンゴウリキシオーにとって有利に働いた感は否めない。しかしながら、2番手を追走したマイネルスケルツィ(柴田善)を寄せ付けずにレコード勝ちしたコンゴウリキシオーのレース内容は、もう少し評価されていいはずである。

また、今の東京競馬場の馬場状態も、マイラーズカップが行われた阪神競馬場の馬場と同様に、時計の速い高速馬場であり、コンゴウリキシオーのようなスピードタイプに有利に働くはずである。 スズカフェニックスが人気となり有力馬の仕掛けが遅れる展開になれば、コンゴウリキシオーが逃げ切る可能性まであり得ると競馬理論の競馬予想では判断している。

前哨戦の京王杯スプリングカップを制したエイシンドーバー(福永祐一)も、日本馬の中では注目される。エイシンドーバーは、イン有利の馬場で終始外を回らされたマイラーズカップを除き、今年に入ってからは一線級相手に好走を繰り返している。特に、3走前の阪急杯、エイシンドーバーは、スズカフェニックスをハナ差抑えて制している。しかしながら、阪急杯では、エイシンドーバーが上手く馬群を捌いたのに対して、スズカフェニックスは4コーナーで大外に振られていた。

よって、広い東京競馬場の芝コースでは、エイシンドーバーが、スズカフェニックスに先着する可能性は低い。また、エイシンドーバーの前走の京王杯スプリングカップの勝利にしても、2着馬がシンボリエスケープであったように、弱いメンバーに恵まれた可能性が高い。 よって、東京競馬場で底力勝負となる公算が高い第57回安田記念においてエイシンドーバーが通用する可能性は低いと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、香港からは、エイブルワン、グッドババ、ザデューク及びジョイフルウィナーが第57回安田記念に出走する。ジョイフルウィナーは、去年の第56回安田記念においてダイワメジャーに先着する3着と好走しており、今年の第57回安田記念でも通用する。ザデュークは、マイルチャンピオンシップ2着のダンスインザムードが惨敗した去年の12月の香港マイルを制しており、香港での実績はジョイフルウィナーを上回ることから、8歳馬とはいえ第57回安田記念でも注目される。エイブルワンは、前走で、ジョイフルウィナー及びザデュークを1馬身以上の差で快勝している。また、エイブルワンは、5歳馬で、ジョイフルウィナー及びザデュークよりも上がり目がある。グッドババは、実績的には、エイブルワン、ザデューク及びジョイフルウィナーの3頭より劣るが、大きな差があるわけではなく、日本の馬場への適性次第では一概に切り捨てることはできない。

このように、香港馬4頭は、いずれも高い能力を秘めており、第57回安田記念において好走する可能性が高い。 競馬理論は、香港馬の能力を非常に高く評価しており、調教などで日本の馬場適性を分析し、分析結果次第では、この香港馬4頭の中から第57回安田記念における競馬予想の本命馬を選ぶことも考えている。 競馬理論のファンの方は、第57回安田記念、香港馬に大いに注目して欲しい。

以上のように、競馬理論は、第57回安田記念に出走する各馬の能力を分析している。現時点、日本の人気馬2頭(スズカフェニックス及びダイワメジャー)対香港馬4頭という構図を描いている。香港馬については、今週の調教状態などを分析し、日本の馬場への適性及び体調を判断し、最終的な評価を決定しようと考えている。競馬理論のファンの方は、第57回安田記念の最終的な予想をお楽しみに。

東京競馬6日目には、春のマイル王決定戦の第57回安田記念が行われる。なお、第57回安田記念に出走する有力各馬の能力分析については特集記事を参照して欲しい。

第57回安田記念では、ダイワメジャー(安藤勝)及びスズカフェニックス(武豊)が人気となる。 競馬理論は、人気馬2頭のダイワメジャー及びスズカフェニックスの能力を高く評価しながらも、ある穴馬を競馬予想の本命とした。

ダイワメジャーは、去年の秋にG1を2連勝したように、実績的には断然といえる。 競馬理論は、ドバイ帰りの体調を問題としているわけではなく、今週からAコースに替わって外が伸びる東京競馬場の馬場で切れ味勝負となったときに切れ味負けすることを危惧して、ダイワメジャーを本命に競馬予想しなかった。

もう一頭の人気馬のスズカフェニックスは、高松宮記念を制してG1馬の仲間入りを果たしており、春の最大目標の第57回安田記念でも当然首位争いをするであろう。しかしながら、スズカフェニックスにとっては、急激にメンバーが強化した感が強く、人気になり過ぎのようにも思える。よって、競馬理論は、スズカフェニックスを抑え評価にとどめた。但し、今週からAコースに替わって外が伸びる東京競馬場の馬場状態は、スズカフェニックスに味方しそうなのも確かであり、スズカフェニックスがまとめて差し切る可能性も高い。

競馬理論の本命馬は、現在絶好調であり、今の外が伸びる東京競馬場の馬場状態で切れ味勝負となれば大外からまとめて差し切れるはずである。競馬理論の本命馬の激走を競馬理論のファンの方は楽しみにしていて欲しい。

なお、東京競馬6日目の穴レースは、第58回安田記念と8Rである。競馬理論は、第58回安田記念と同様に、8Rでも切れ味抜群の馬を本命に予想した。競馬理論のファンの方は、安田記念だけでなく、競馬理論の穴予想をお楽しみに。

\なぜプロプランに人数制限しているのか?/
抽選申込みはコチラ
次回当選: 5/11 (土)AM11:00
この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

Copyright©sucmedia Inc. All rights reserved.