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2015/06/10 2017/01/30

【 安田記念2015予想】 モーリスが4連勝でのG1制覇なるか?

出走日:2015年06月14日(日)
農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・芝)

今週のメインレースは、春のマイル王決定戦の第65回安田記念である。

第65回安田記念は、確たる主役馬不在で混戦模様であり、馬券的にも妙味がありそうである。

そこで、競馬理論の競馬予想では、第65回安田記念に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

京王杯スプリングカップ組からは、1着のサクラゴスペル(横山典弘)、2着のヴァンセンヌ(福永祐一)、4着のブレイズアトレイル及び10着のダイワマッジョーレ(ルメール)が第65回安田記念に出走する。

サクラゴスペルの京王杯スプリングカップの勝利という結果は、好位を追走する展開と内を通った馬がごちゃつく不利を受けたものであり、過大評価は禁物である。

よって、第65回安田記念の競馬予想においては、サクラゴスペルに京王杯スプリングカップ馬というだけで高い評価は不要である。

一方、ヴァンセンヌの京王杯スプリングカップの2着という結果は、スローの前残りの展開で追い込んだものであり、レース内容としてはサクラゴスペルを大きく上回る。

よって、第65回安田記念の競馬予想においては、充実著しいヴァンセンヌに京王杯スプリングカップ組では一番の評価を与えるべきである。

一方、ブレイズアトレイル及びダイワマッジョーレは、京王杯スプリングカップの見所のないレース内容を見る限り、第65回安田記念の競馬予想において高い評価は不要である。

一方、マイラーズカップ組からは、1着のレッドアリオン(川須栄)、2着のサンライズメジャー(池添謙一)、3着のフィエロ(戸崎圭太)、4着のエキストラエンド(蛯名正義)、5着のフルーキー(北村宏司)及び10着のクラレント(田辺裕信)が第65回安田記念に出走する。

レッドアリオンのマイラーズカップの勝利という結果は、行ったきりの前残りの競馬を先行する展開に恵まれたものである。

よって、第65回安田記念の競馬予想においては、レッドアリオンにマイラーズカップ馬ほどの高評価を与える必要はなく、展開に恵まれた時の連下候補程度の評価を与えれば十分である。

一方、サンライズメジャーのマイラーズカップの2着という結果は、超スローペースでの逃げ粘りであって、レース内容としての価値は低い。

よって、第65回安田記念の競馬予想においては、サンライズメジャーに高い評価は不要である。

一方、フィエロのマイラーズカップの3着という結果は、ロスのない競馬をしたものの、前残りの展開及び直線で前が塞がる不利を受けてのものであり、完全に脚を余した。

よって、第65回安田記念の競馬予想においては、マイルチャンピオンシップで一番強い内容での2着に好走したフィエロの巻き返しに注意を払って当然である。

一方、エキストラエンド及びフルーキーのマイラーズカップの敗戦も、スローペースで脚を余したものであり、大きな能力差はない。

よって、第65回安田記念の競馬予想においては、

条件や展開の助けがあれば、エキストラエンド及びフルーキーの好走もあり得ると判断すべきである。

一方、クラレントは、マイラーズカップの見所のないレース内容を見る限り、第65回安田記念の競馬予想において高い評価は不要である。

一方、阪急杯組からは、5着のダノンシャーク(岩田康誠)が第65回安田記念に出走する。

ダノンシャークの阪急杯の5着という結果は、58キロの斤量で道悪に苦しんだものであり度外視可能である。
すると、ダノンシャークは、マイルチャンピオンシップ勝ちの実績が浮上してくるが、マイルチャンピオンシップの勝利は、イン有利の馬場でロスのない競馬をさせた岩田康誠騎手の好騎乗によるものであり、レース内容としての価値は微妙である。

よって、第65回安田記念の競馬予想においては、ダノンシャークにマイルチャンピオンシップ馬というだけで過大評価は禁物である。

一方、産経大阪杯組からは、5着のロゴタイプ(デムーロ)及び8着のカレンブラックヒル(武豊)が第65回安田記念に出走する。

ロゴタイプ及びカレンブラックヒルの大阪杯の敗戦は、レベルの高い中距離戦線の一線級との対戦であり、相手が悪すぎただけである。

すると、ロゴタイプは、皐月賞勝ちなどこのメンバーに入れば一番とも言える実績が浮上する。

よって、第65回安田記念の競馬予想においては、ロゴタイプにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

一方、カレンブラックヒルは、マイペースで逃げを打てれば通用するが、少しでも競り込まれると止まるので、第65回安田記念の競馬予想においては、楽に先行できるか否かでカレンブラックヒルの評価を決めるべきである。

一方、高松宮記念組からは3着のミッキーアイル(浜中俊)が第65回安田記念に出走する。

ミッキーアイルの高松宮記念の3着という結果は、逃げなくても競馬ができるようになった点は評価が必要だが、前残りの競馬に恵まれたものである。

よって、第65回安田記念の競馬予想においては、マイル戦で好走するためには楽に先行する必要があるミッキーアイルに高い評価は不要である。

一方、ダービー卿チャレンジトロフィー組からは、1着のモーリス(川田将雅)が第65回安田記念に出走する。

モーリスのダービー卿チャレンジトロフィーの勝利という結果は、3馬身半もの差をつけて力の違いを見せつけた。

よって、第65回安田記念の競馬予想においては、スタート難で位置取りが悪くなりすぎた時の不安があるものの、モーリスには本命級の高い評価を与えて当然である。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第65回安田記念に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第65回安田記念の最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第65回安田記念の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
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