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2012/06/29 2012/11/16

【 安田記念2012予想】 第56回安田記念

出走日:2012年07月01日(日)
農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・芝)

第56回安田記念は、ダービーと同様に、混戦が予想されている。第56回安田記念は、東京競馬場の芝コースで行われるので、各馬の能力分析も重要となるが、馬場状態及び展開がそれ以上に重要になると競馬理論では判断している。

ダービーは、外が伸びない重馬場の東京競馬場で行われたことによって、先行馬2頭(1着メイショウサムソン、2着アドマイヤメイン)で結果が出た。今週末も雨が降って安田記念が重馬場で行われるようであれば、ラチ沿いを走った馬同士の結果となる可能性が高い。競馬理論のファンの皆様は、毎週の展望で述べているので、クドいと感じているかもしれないが、雨が降ったら東京競馬場は、内枠と先行馬ということだけは忘れないで欲しい。

現段階では、枠順及び馬場状態を把握できないので、ここでは各馬の能力を分析したい。

まずは、前哨戦の京王杯スプリングカップを制したオレハマッテルゼ(柴田善)について解説する。オレハマッテルゼは、高松宮記念(G1)、京王杯スプリングカップと2連勝中であり、現在絶好調といえる。但し、競馬理論は、オレハマッテルゼに安田記念では高い評価を与えるつもりはない。現在のスプリント路線は有力馬が相次いで引退したことによって、今年の高松宮記念は非常に低レベルなメンバーで行われた。

オレハマッテルゼの高松宮記念の勝利は、このような弱いメンバーに恵まれた感が強い。例えば、高松宮記念でクビ差の2着だったラインクラフトは、牝馬限定のヴィクトリアカップでダンスインザムードに大きく敗れたことからも、高松宮記念のレベルが理解できると思う。また、オレハマッテルゼの京王杯スプリングカップの勝利も、800m通過が46.2秒というスローペースで逃げたものであり、内容的には全く価値がない。

更に、京王杯スプリングカップは、雨が降ったイン有利の東京競馬場の芝コースで行われており、すべてがオレハマッテルゼに味方したレースである。 競馬理論は、第56回安田記念にのぞみ、力勝負になる可能性が高い東京の1600mでは、人気になるオレハマッテルゼを押さえ程度の評価にとどめるのが妥当であると考えている。但し、雨が降ってイン有利の馬場となったときには、オレハマッテルゼのような競馬が上手な馬を重視しなければならないと競馬理論は考えている。

第56回安田記念において、関西の前哨戦ともいえるマイラーズカップを制したダイワメジャー(安藤克己)も人気になりそうである。ダイワメジャーは、去年の安田記念を除き、マイル戦なら安定した成績を収めている。去年の安田記念の敗戦をどう考えるかがポイントとなるが、ダイワメジャーは、今年の安田記念では大崩れすることはないと競馬理論では判断している。特に、雨が降れば、ダイワメジャーのような先行できて競馬の上手な馬が連軸には向いていると競馬理論は判断している。

第56回安田記念において、第1回ヴィクトリアマイルを制したダンスインザムード(北村宏)も人気的には差はない。ダンスインザムードは、気難しいが、能力さえ発揮できれば牡馬とのG1でも通用する。実際、ダンスインザムードは、牡馬の一線級が揃う天皇賞でも互角の競馬をしており、実績的には上とも判断できる。 但し、第56回安田記念の競馬予想において、前走のヴィクトリアマイルの勝利が評価されて、ダンスインザムードが過剰に人気になるようであれば、押さえ程度の評価でよいと競馬理論は考えている。ヴィクトリアマイルの競馬理論でも述べたが、ダンスインザムードのヴィクトリアマイルは、1枠に恵まれたことも否定できないからである。

第56回安田記念において、他には、得意の東京で武豊騎手を配してきたテレグノシスも競馬理論は注目している。テレグノシスは、東京コースなら安定して追い込む馬であり、武豊騎手ならこれまで以上の切れ味を発揮してもおかしくはない。東京競馬場は雨が降ると追い込みが届かないので良馬場が条件となるが、テレグノシスは、第56回安田記念馬に最も近い一頭であるのは間違いないと競馬理論は判断している。

第56回安田記念では、競馬理論がG1級の逸材として以前から評価してきたカンパニーにも、公営の名手内田騎手を配してきた。カンパニーは、去年の安田記念では直線で前が詰まる不利がありながらも、5着だったことを考えると、今年は去年以上の走りが期待される。カンパニーも、テレグノシスと同様に追い込み馬なので、良馬場が条件となるが、安田記念馬に近い一頭であると競馬理論は判断している。

第56回安田記念に、香港から参戦のジョイフルウィナー(ビードマン)及びブレッシュラック(プレブル)については、まだ分析を完了していない。但し、これまでの香港からの出走馬の実績を考えると、この2頭は、このメンバーでも当然通用するハズである。

今年の安田記念は、有力馬がひしめく混戦レースである。そのため、馬場状態や枠順といったちょっとした要因が明暗を分けそうである。

競馬理論は、先週のダービーに続き、完璧な予想で安田記念を的中させたいと考えている。

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この記事を書いた人
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