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2012/05/28 2016/08/19

【 安田記念2012予想】 サダムパテックの悲願のG1制覇なるか?

出走日:2012年06月03日(日)
農林水産省賞典 安田記念(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・芝)

今週のメインレースは、 春のマイル王決定戦の第62回安田記念(2012年)である。第62回安田記念(2012年)は、中心馬不在の混戦模様である。そこで競馬理論は、第62回安田記念(2012年)に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

京王杯スプリングカップ(2012年)組からは、 1着のサダムパテック(ウィリアムズ)、2着のレオプライム(三浦)、 4着のストリングリターン(福永祐一)、5着のヤマカツハクリュウ 及び7着のグランプリボス(内田博)が 第62回安田記念(2012年)に出走する。

サダムパテックの京王杯スプリングカップ(2012年)の勝利は、中団の外目追走から力でねじ伏せたものであり、クラシック戦線で上位を賑わした実力を発揮した。

しかし京王杯スプリングカップ(2012年)は、 準オープン勝ち直後のレオプライム及びインプレスウィナーが 2~3着に好走していることからもわかるように、 G2にしては低調なレースであった可能性も否めない。よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、、 元々が人気先行タイプである上に ウィリアムズ騎手の騎乗で更に人気が高まりそうな点を考慮して、 サダムパテックにそれなりの評価を与えつつも、 人気ほどの信頼感はないとも競馬理論では判断している。

一方、レオプライム、ストリングリターン、 ヤマカツハクリュウ及びグランプリボスは、 京王杯スプリングカップの見どころのないレース内容から、 更にメンバーが強化する 第62回安田記念(2012年)で好走する可能性は低い。ただしストロングリターンは、 半年ぶりのレースだった京王杯スプリングカップを度外視可能である。するとストロングリターンは、 去年の京王杯スプリングカップ勝利及び安田記念2着の実績が光る。

ストロングリターンの去年の安田記念の2着は、内枠で押し込められて位置取りが悪くなってのものとみれば好内容だが、コースロスのない競馬とみることもでき、評価は難しい。

ただし去年の安田記念の上位組は、 1着のリアルインパクト、3着のスマイルジャック、 4着のクレバートウショウ及び5着のジョーカプチーノなど、 いずれも後に凡走を繰り返しており、 G1にしては低調なメンバー構成であった感も否めない。よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、 叩き2走目で上積みの見込める点を考慮しても、 ストロングリターンにはそれ相応の評価を与えれば十分と 競馬理論では判断している。

ヴィクトリアマイル組からは、 2着のドナウブルー(川田)、3着のマルセリーナ(田辺) 及び5着のアパパネ(蛯名)が 第62回安田記念(2012年)に出走する。ドナウブルーのヴィクトリアマイル(2012年)の2着は、 スローペースを楽に2番手で追走する展開に恵まれたものであり、 レース内容としては着順ほどの価値はない。アパパネのヴィクトリアマイル(2012年)の5着は、 馬群で揉まれる厳しい展開を考慮しても、 前が開いてからは伸びを欠いており、 ピークを過ぎた感は否めない。

マルセリーナのヴィクトリアマイル(2012年)の3着は、スローペースであった上に直線で前が開かずに脚を余したものであり、レース内容としてはドナウブルー及びアパパネを上回る。

よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、 マルセリーナにヴィクトリアマイル組で最上位の評価を与えるべきと 競馬理論では判断している。マイラーズカップ(2012年)組からは、 1着のシルポート(小牧太)、2着のダノンシャーク(三浦)、 3着のコスモセンサー(松岡)、5着のレッドデイヴィス、 7着のフィフスペトル(横山典)、8着のトーセンレーヴ、 11着のダノンヨーヨー(北村友)、14着のエイシンアポロン(池添) 及び18着のリアルインパクト(岩田康)が 第62回安田記念(2012年)に出走する。

シルポートのマイラーズカップ(2012年)の勝利は、インが極端に有利な馬場でマイペースの逃げを打ってのものであり、過大評価は禁物である。

よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、、 極端にイン有利な馬場での単騎逃げとならない限り、 シルポートが逃げ切る可能性は低いと競馬理論では判断している。

ダノンシャークのマイラーズカップ(2012年)の2着は、最内から追い込むロスのない競馬によるものであり、イン有利の馬場を生かしたものである。

よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、 ダノンシャークにマイラーズカップ2着ほどの高い評価は不要である。ただし、第62回安田記念(2012年)が 追い込み有利の展開になりそうな場合には、 ダノンシャークにもそれ相応の評価が必要と競馬理論では判断している。

コスモセンサー、レッドデイヴィス及びトーセンレーヴのマイラーズカップ(2012年)の敗戦は、イン有利の馬場でコースロスのない競馬をしてのものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、 コスモセンサー、レッドデイヴィス及びトーセンレーヴに 高い評価は不要と競馬理論では判断している。フィフスペトル、ダノンヨーヨー(北村友)、 エイシンアポロン及びリアルインパクトは、 イン有利の馬場で外を回らされたといえども、 マイラーズカップはで負け過ぎであると言える。よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、 フィフスペトル、ダノンヨーヨー、 エイシンアポロン及びリアルインパクトに 実績を考慮してそれ相応の評価を与えても、 本命級の高い評価までは不要と競馬理論では判断している。

ダービー卿チャレンジトロフィー組からは、 1着のガルボ(石橋脩)が 第62回安田記念(2012年)に出走する。ガルボは今年に入って、 ダービー卿チャレンジトロフィー(2012年) 及び東京新聞杯(2012年)を制しており、 展開にさえ恵まれれば一線級相手でも差のない競馬が可能である。

ただし、ガルボのダービー卿チャレンジトロフィーの勝利は、次走の京王杯スプリングカップで13着に敗れたオセアニアボスが2着であったことからもわかるように、弱いメンバー構成に恵まれてのものであり、東京新聞杯の勝利はイン有利の馬場で絶好となるインの3番手を追走する展開に恵まれたものである。

よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、、 一線級相手では少し能力が足りないガルボに 高い評価は不要と競馬理論では判断している。別路線組からは、 ショウナンマイティ(浜中)及びローズキングダム(武豊)が 第62回安田記念(2012年)に出走する。

ショウナンマイティは、産経大阪杯(2012年)でフェデラリスト及びトーセンジョーダンなどの一線級を差し切っており、低調なマイル戦線に入れば能力的に最上位とみることもできる。

よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、 出走さえ叶えば、 ショウナンマイティに高い評価を与えるのが当然である。なおショウナンマイティは、 初めての1600mの距離が心配されるが、 後方で脚をためるいつもの競馬をすれば問題なくこなせると 競馬理論では判断している。

ローズキングダムは、ジャパンカップ馬であり、実績だけで見れば2枚も3枚も上である。

またローズキングダムは、 朝日杯フューチュリティステークスを制して 2歳チャンピオンとなっており、久々のマイル戦も問題ない。よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、、 ローズキングダムが好走できるか否かは、 能力を出して本来の走りができるかどうかということのみに かかっていると競馬理論では判断している。

香港勢からは、 グロリアスデイズ(ホワイト)及びラッキーナイン(プレブル)が 第62回安田記念(2012年)に出走する。グロリアスデイズ及びラッキーナインは、香港での成績を見る限り能力的には互角で、 展開や馬場適性次第で着順は入れ替わりそうである。また現在の日本の短距離戦線の層の薄さを考えると、 グロリアスデイズ及びラッキーナインの 香港勢が上とみることもできる。よって第62回安田記念(2012年)の競馬予想では、、 香港勢のグロリアスデイズ及びラッキーナインの2頭にも かなり高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

以上のように競馬理論は、 第62回安田記念(2012年)に出走する 有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの 様々な要素を加味して、 第62回安田記念(2012年)の最終的な競馬予想を決断する。競馬理論のファンの方は、 第62回安田記念(2012年)の最終予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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