東海ステークス(G2)/中京競馬場/ダート1800m/左/条件:サラ系4歳以上オープン/賞金:5500万

今週は、フルゲート16頭に対して18頭もの出走登録馬があった
東海ステークス(2020年)の予想について解説する。
東海ステークスは、フェブラリーステークスを目指す好メンバーが揃った。
去年の勝ち馬インティ(武豊)が人気を集めそうだが、58キロの斤量ということもあり、波乱の可能性も否定できない。
そこで、競馬理論の競馬予想では、東海ステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
まずはチャンピオンズカップ組
3着のインティ(武豊)・5着のキングズガード(秋山真一郎)・7着のヴェンジェンス(幸英明)・12着のモズアトラクション(藤岡康太)の合計4頭が出走登録している。
インティ
チャンピオンズカップの3着という結果は、クリソベリル及びゴールドドリームの2頭が強すぎただけと見ることもできるが、イン有利の馬場をスローペースで逃げる展開に恵まれたことを考慮すると、もう少し粘り込んで欲しかった。
よって、東海ステークスの予想では、再度楽に逃げを打てるようであれば、インティの連覇もありうるが、競り込まれるようだと人気を裏切る可能性が高まると判断すべきである。
キングズガード
チャンピオンズカップの5着という結果は、後方のラチ沿いでロスなく脚をためたにせよ、スローの前残りの展開の割にはよく追い込んだ。
よって、東海ステークスの予想では、今の差しも届く京都の馬場を考慮すると、キングズガードにかなり高い評価を与えて当然である。
ヴェンジェンス
チャンピオンズカップの7着という結果は、イン有利の馬場且つスローペースで終始外を回らされてのものであり、レース内容としては着順ほど悪くない。
また、ヴェンジェンスは、キングズガードを破ってみやこステークスを制覇している。
よって、東海ステークスの予想では、ヴェンジェンスにも高い評価を与えるべきである。
モズアトラクション
チャンピオンズカップの12着という結果は、メンバーが強すぎたこともあるが、力負けであった。
よって、東海ステークスの予想では、モズアトラクションに高い評価は不要である。
ベテルギウスステークス組
2着のスマハマ(藤岡佑介)・11着のコマビショウ(和田竜二)・13着のメイショウウタゲ・14着のマイネルクラース・15着のクロスケの合計5頭が出走を予定している。
スマハマ
ベテルギウスステークスの2着という結果は、復調気配をうかがわせたが、スローペースの逃げにもかかわらず、ワイルドカードに差し込まれてしまった。
よって、東海ステークスの予想では、前残りの展開にならない限り、スマハマが好走する可能性は低いと判断すべきである。
コマビショウ・メイショウウタゲ・マイネルクラース・クロスケ
ベテルギウスステークスの敗戦は、見所がなかった。
よって、東海ステークスの予想では、コマビショウ、メイショウウタゲ、マイネルクラース及びクロスケに高い評価は不要である。
名古屋グランプリ組
2着のアングライフェン(ミルコ・デムーロ)が出走登録している。
アングライフェン
名古屋グランプリの勝利という結果は、デルマルーヴルにこそ差されてしまったが、自ら勝ちに行った競馬でレース内容としては悪くなかった。
よって、東海ステークスの予想では、メンバー強化ではあるものの、展開の助けがあれば、アングライフェンも好走可能と判断すべきである。
武蔵野ステークス組
11着のエアアルマス(松山弘平)が出走登録している。
エアアルマス
武蔵野ステークスの11着という結果は、砂を被ったら全く能力を発揮できなかったために、1番人気を裏切ってしまった。
なお、エアアルマスは、気分良く走れた太秦ステークスで、ヴェンジェンスを千切って楽勝している。
よって、東海ステークスの予想では、エアアルマスの巻き返しに注目して当然である。
以上、東海ステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、
東海ステークス(2020年)の最終的な予想を決断する。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
関連記事


