東海テレビ杯東海ステークス(GⅡ)/中京/別定/1800m(左・ダート)
今週は、フルゲート16頭に対して19頭もの出走登録馬があった
東海ステークス(2019年)の予想について解説する。
東海ステークスは、フェブラリーステークスを目指す好メンバーが揃った。
重賞勝ちの実績馬を差し置いてインティ(武豊)が人気を集めそうだが、初対戦となる馬も多く、波乱の可能性もあり得る。
そこで、競馬理論の競馬予想では、東海ステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
チャンピオンズカップ組
4着のアンジュデジール(横山典弘)・10着のアスカノロマン(太宰啓介)・
の合計2頭が出走登録している。
アンジュデジール
チャンピオンズカップの4着という結果は、一線級相手と考えれば立派だが、イン有利の馬場で楽に逃げる展開に恵まれたものでもある。
また、アンジュデジールは、JBCレディスクラシック勝ちがあり、実績的には上である。
よって、東海ステークスの予想では、牝馬であってもアンジュデジールにそれなりの高い評価を与えるべきである。
アスカノロマン
チャンピオンズカップの10着という結果は、見所がなかった。
よって、東海ステークスの予想では、アスカノロマンに高い評価は不要である。
東京大賞典組
10着のアポロケンタッキー(マーフィー)が出走を予定している。
アポロケンタッキー
東京大賞典の10着という結果は、先行勢に厳しい競馬であったにしても、負けすぎである。
なお、アポロケンタッキーは、3年前の東京大賞典の勝ち馬であり、実績的には上である。
よって、東海ステークスの予想では、ピークからの衰えが感じられるアポロケンタッキーに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
観月橋ステークス組
1着のインティ(武豊)が出走登録している。
インティ
観月橋ステークスの勝利という結果は、まだ余裕があり、5馬身の着差以上に強い内容であった。
よって、東海ステークスの予想では、急激なメンバー強化を考慮しても、インティに本命級の高い評価を与えて当然である。
名古屋グランプリ組
1着のチュウワウィザード(川田将雅)・2着のミツバ(福永祐一)
の合計2頭が出走を予定している。
チュウワウィザード
名古屋グランプリの勝利という結果は、重賞初挑戦によるものであり、今後を期待させる内容であった。
よって、東海ステークスの予想では、能力的に底を見せていないチュウワウィザードにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
ミツバ
名古屋グランプリの2着という結果は、自ら勝ちに行く競馬且つ2キロの斤量差を考えると、チュウワウィザードとレース内容としては互角である。
よって、東海ステークスの予想では、ミツバに、チュウワウィザードと同等の評価を与えるべきである。
師走ステークス組
3着のクインズサターン(四位洋文)・5着のアングライフェン(三浦皇成)・
12着のメイショウスミトモ(古川吉洋)
の合計3頭が出走登録している。
クインズサターン
師走ステークスの3着という結果は、上がりナンバーワンの脚で追い込んでおり、チュウワウィザードにハナ差まで迫った。
よって、東海ステークスの予想では、差しが届く展開になるようであれば、クインズサターンが名古屋グランプリ組に先着する可能性が高いと判断すべきである。
アングライフェン・メイショウスミトモ
師走ステークスのレース内容は見所がなかった。
よって、東海ステークスの予想では、アングライフェン及びメイショウスミトモに高い評価は不要である。
青竜ステークス組
2着のスマハマ(藤岡佑介)が出走を予定している。
スマハマ
青竜ステークスの2着という結果は、出遅れて脚を余しただけであり、負けて強しの内容であった。
なお、青竜ステークスの3着馬は、東京大賞典を制したオメガパフュームである。
よって、東海ステークスの予想では、休み明けであっても、スマハマに本命級のかなり高い評価を与えて当然である。
以上、東海ステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、
東海ステークス(2019年)の最終的な予想を決断する。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。