東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)/東京/馬齢/1800m(左・芝)
今週は、フルゲート18頭に対して9頭の出走登録にとどまった東京スポーツ杯2歳ステークスの予想について解説する。
東京スポーツ杯2歳ステークスは、過去の勝ち馬に日本ダービー馬ワグネリアン及びディープブリランテなどG1馬が並ぶ登竜門である。
東京スポーツ杯2歳ステークスは、2連勝中のラインベック(ビュイック)が1番人気となりそうだが、初対戦となる馬が多く混戦模様である。
そこで、競馬理論の競馬予想では、東京スポーツ杯2歳ステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
中京2歳ステークス組
1着のラインベック(ビュイック)が出走登録している。
ラインベック
中京2歳ステークスの勝利という結果は、早めに先頭に並びかけて押し切る着差以上に強い内容であった。
ただし、2着馬が未勝利馬という弱いメンバー構成に恵まれたことも確かである。
よって、東京スポーツ杯2歳ステークスの予想では、ラインベックにとって試金石の一戦になると判断すべきである。
阪神の新馬組
1着のアルジャンナ(川田将雅)・コントレイル(ムーア)の合計2頭が出走を予定している。
アルジャンナ
新馬戦の勝利という結果は、出遅れて終始外を回ってほぼ馬なりのまま押し切っており、格の違いを見せつけた。
よって、東京スポーツ杯2歳ステークスの予想では、未知の魅力を秘めるアルジャンナにも高い評価を与えるべきである。
コントレイル
新馬戦の勝利という結果は、好位から楽に抜け出して、余裕のある勝ちっぷりであった。
よって、東京スポーツ杯2歳ステークスの予想では、ムーア騎手騎乗をも加味すると、コントレイルにも高い評価を与えて当然である。
新潟の新馬組
1着のリグージェ(マーフィー)が出走登録している。
リグージェ
新潟の新馬戦の勝利という結果は、上がり33秒0の脚で差し切ったが、新潟の外回りの馬場に恵まれたものでもある。
よって、東京スポーツ杯2歳ステークスの予想では、リグージェには押さえ程度の評価を与えれば十分である。
東京の1勝クラス組
1着のゼンノジャスタ(田中健)が出走を予定している。
ゼンノジャスタ
1勝クラスの勝利という結果は、好位のインを追走する展開に恵まれたものであり、着差ほどの能力差はない。
また、短距離戦線は、中距離戦線よりも通常レベルが低い。
よって、東京スポーツ杯2歳ステークスの予想では、2勝馬であっても、ゼンノジャスタに高い評価は不要である。
以上、東京スポーツ杯2歳ステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、東京スポーツ杯2歳ステークス(2019年)の最終的な予想を決断する。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。