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2012/06/29 2016/08/19

【 天皇賞(秋)2012予想】 アドマイヤムーンは国内最終戦を勝利できるのか?

出走日:2012年07月01日(日)
天皇賞(秋)(GⅠ)/東京/定量/2000m(左・芝)

今週の秋のメインレースは、古馬中距離のチャンピオン決定戦の第136回天皇賞・秋である。第136回天皇賞・秋の結果では、アドマイヤムーン(岩田)、メイショウサムソン(武豊)及びダイワメジャー(安藤勝)が人気となりそうである。

第136回天皇賞・秋の競馬予想は、アドマイヤムーンは、ダーレー・ジャパン移籍後の緒戦であり、日本国内の最終戦でもあることから、天皇賞は休み明けといえども負けられない一戦となる。第136回天皇賞・秋の競馬予想アドマイヤムーンは、今年に入って、4戦3勝の成績を収めており、秋に充実した今ならば、天皇賞・秋で去年の3着以上の成績を残せるはずである。なお、アドマイヤムーンが今年唯一敗れたクイーンエリザベスカップの敗因は、スローペースで脚を余したことによるものであり、実力負けではない。また、アドマイヤムーンの宝塚記念の勝利は、展開などに恵まれたものではなく、完勝と言っていい秋に充実している内容であった。そのため、第136回天皇賞・秋で、アドマイヤムーンは、実力さえ発揮できれば、第136回天皇賞・秋でも好走するであろう。なお、アドマイヤムーンにとっての唯一の課題は、休み明けでイキナリの天皇賞出走あるが、日本での最終戦ということを考えると、万全に仕上げてくるであろう。 よって第136回天皇賞・秋で、競馬理論は、アドマイヤムーンに、本命又はそれと同等の高い評価を与える予定である。

去年の2冠馬のメイショウサムソンも、休み明けで第136回天皇賞・秋に出走する。メイショウサムソンは、去年の秋こそ調子を崩して成績を残せなかったが、天皇賞春優勝、宝塚記念2着という今年の春の成績は見事である。

宝塚記念において、メイショウサムソンは、アドマイヤムーンに敗れはしたものの、ハイペースを4コーナー先頭という横綱競馬での敗戦であって、内容的にはアドマイヤムーンと互角である。更に 第136回天皇賞・秋に関して、石橋騎手から武豊騎手に乗り替わることをも考慮すると、競馬理論は、メイショウサムソンに、アドマイヤムーンと互角又はそれ以上の評価を与えるべきと判断している。 なお、今年の第136回天皇賞の秋の競馬は馬インフルエンザの影響で帰厩が遅れた馬も多いので、休み明けの馬の体調には例年以上の注意が必要である。よって、競馬理論は、休み明けの実力馬アドマイヤムーン及びメイショウサムソンについては、調教状態を確かめて、最終的な評価を決定しようと考えている。

第136回天皇賞では、ダイワメジャーは、去年の秋の天皇賞を含めG1を4勝しており、実績的には断然ともいえる。ダイワメジャーの前走の毎日王冠の敗戦にしても、59キロの斤量とハイペースの展開を考慮すれば、悲観すべき内容ではなく、第136回天皇賞、ダイワメジャーが、毎日王冠で先着を許したチョウサン(横山)及びアグネスアーク(吉田隼人)に先着する可能性が高い。しかしながら、去年の今頃の充実していた時期と比べると、ダイワメジャーに多少の衰えが感じられることも確かである。つまり、ダイワメジャーは、毎日王冠組では最先着を果たしそうだが、毎日王冠に出走していない一線級相手を破って天皇賞制覇を果たす可能性は去年ほど高くないと競馬理論では判断している。

第136回天皇賞では、ペリエ騎手が騎乗するポップロックにも、第136回天皇賞では注目しなければならない。ポップロックは、去年の有馬記念2着以降、国内のレースでは3着を外していない。また、京都記念及び宝塚記念において、ポップロックは、アドマイヤムーンと差のない競馬をしており、能力的には大きな差はない。ただし、宝塚記念の3着の内容を見る限り、ポップロックは、アドマイヤムーン及びメイショウサムソンに、能力的に見劣ることは否定できない。しかしながら、第136回天皇賞では、アドマイヤムーン及びメイショウサムソンが休み明けで出走するのに対し、ポップロックは、京都大章典を順調に使ってからの出走となる。 よって、ペリエ騎手が上手く騎乗すれば、ポップロックが、休み明けのアドマイヤムーン及びメイショウサムソンを負かす可能性もあり得ると競馬理論では判断している。

前哨戦の毎日王冠でレコード勝ちしたチョウサン(横山)及び2着のアグネスアークも第136回天皇賞・秋では注目される。しかしながら、第136回天皇賞・秋では、チョウサン及びアグネスアークは、ダイワメジャーに逆転される可能性が高いと競馬理論では判断している。 よって、競馬理論は、毎日王冠で好走したチョウサン及びアグネスアークを押さえ以下の評価にとどめる予定である。

素質馬マツリダゴッホ(蛯名)も、第136回天皇賞・秋において人気になりそうである。マツリダゴッホは、今年に入って素質を開花させ、AJC杯及びを制覇している。また、マツリダゴッホは、叩き3走目で第136回天皇賞に出走するので、万全な体調でレースに望めそうである。しかしながら、AJC杯及びに出走したメンバー構成を考えると、マツリダゴッホのAJC杯及びの勝利はメンバーに恵まれた可能性が高い。 よって、マツリダゴッホが現時点で一線級相手に通用する可能性は低い。また、マツリダゴッホは、良血の素質馬ということもあり、実力以上に人気になる。これらのことから、競馬理論は、馬券の期待値を向上させるという観点を重視し、人気先行タイプのマツリダゴッホを、押さえ以下の評価とする予定である。

競馬理論は、穴馬候補としてカンパニー(福永祐一)に注目している。カンパニーは、関屋記念を圧勝したように、能力さえ発揮できればG1でも通用する能力を秘める。よって、競馬理論は、実力の割にあまり人気にならないカンパニーを穴馬候補として注目している。

以上のように、競馬理論は、第136回天皇賞・秋に出走する有力各馬の能力を分析した。この分析結果に枠順、展開及び調教状態などを加味して最終的な予想を決断する。特に、第136回天皇賞・秋は、外枠が極端に不利な府中2000mで行われるので、普通のレースよりも枠順を重視して予想しなければならない。 競馬理論のファンの方は、競馬理論の第136回天皇賞・秋の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
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