七夕賞(G3)/福島競馬場/芝2000m/右/条件:サラブレッド系3歳以上/賞金:4000万円

今週のメインレースは、七夕賞(2017年)である。
七夕賞(2017年)は、14頭の出走登録とフルゲートにこそならないが、荒れるハンデ戦ということで有名であり、人気も割れそうである。
そこで、競馬理論の競馬予想では、七夕賞(2017年)に出走登録している有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
大阪杯組からは、12着のマルターズアポジー(武士沢友治)が七夕賞(2017年)に出走登録している。
マルターズアポジーの大阪杯の12着という結果は、キタサンブラックに早めに潰されてしまったものであり、着順ほど悲観すべき内容ではない。
よって、七夕賞(2017年)の競馬予想においては、小回りならば重賞2勝の実績があるマルターズアポジーに、人気であっても高い評価を与えるべきである。
鳴尾記念組からは、3着のマイネルフロスト(柴田大知)及び4着のスズカデヴィアス(横山典弘)が七夕賞(2017年)に出走登録している。
マイネルフロストの鳴尾記念の3着という結果は、開幕週のイン有利の馬場でインの3番手の絶好位を走る展開に恵まれたものである。
よって、七夕賞(2017年)においてマイネルフロストが好走するためには、内枠を引いて好位のインを走る展開などに恵まれる必要がある。
スズカデヴィアスの鳴尾記念の4着という結果は、イン有利の馬場にもかかわらず外から追い込んでおり、差す競馬を完全にマスターしてきた。
よって、七夕賞(2017年)の競馬予想においては、差しが届く展開になるようであれば、スズカデヴィアスの差し切りまであり得ると判断すべきである。
芦ノ湖特別組からは、1着のソールインパクト(大野拓弥)が七夕賞(2017年)に出走登録している。
ソールインパクトの芦ノ湖特別の勝利という結果は、勝ちきれない競馬が続いていたが、ルメール騎手が詰めの甘さを解消させた。
よって、七夕賞(2017年)の競馬予想においては、急激なメンバー強化であっても、相手なりに走るソールインパクトに押さえ程度の評価は与えるべきである。
エプソムカップ組からは、5着のバーディーイーグル(吉田豊)及び18着のパドルウィール(石橋脩)が七夕賞(2017年)に出走登録している。
バーディーイーグルのエプソムカップの5着という結果は、ロスの少ないコース取りに恵まれたものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。
よって、七夕賞(2017年)の競馬予想においては、バーディーイーグルが好走するためにはかなりの展開の助けが必要と判断すべきである。
パドルウィールは、エプソムカップの見所のないレース内容を見る限り、七夕賞(2017年)の競馬予想において高い評価は不要である。
福島民報杯組からは、2着のフェルメッツァ(秋山)が七夕賞(2017年)に出走登録している。
フェルメッツァの福島民報杯の2着という結果は、好位からしぶとく伸びており、福島コースの適性の高さを示した。
よって、七夕賞(2017年)の競馬予想においては、フェルメッツァにも多少の注意を払うべきである。
アメリカジョッキークラブカップ組からは、2着のゼーヴィント(戸崎圭太)が七夕賞(2017年)に出走登録している。
ゼーヴィントのアメリカジョッキークラブカップの2着という結果は、コース取りの差の分だけタンタアレグリアに届かなかったが、負けて強しの内容であった。
よって、七夕賞(2017年)の競馬予想においては、休み明けであっても、常に崩れなく走るゼーヴィントに高い評価を与えて当然である。
ジューンステークス組からは、1着のヴォージュ(内田博幸)及び6着のサトノスティングが七夕賞(2017年)に出走登録している。
ヴォージュのジューンステークスの勝利という結果は、2連勝中と力をつけていることも確かだが、前残りの展開に恵まれたものでもある。
よって、七夕賞(2017年)の競馬予想においては、先行勢が揃っているメンバーを考慮すると、ヴォージュに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
サトノスティングは、ジューンステークスの見所のないレース内容を見る限り、七夕賞(2017年)の競馬予想において高い評価は不要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、七夕賞(2017年)に出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、ハンデ、枠順及び人気などの様々な要素を加味して、七夕賞(2017年)の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、七夕賞(2017年)の予想をお楽しみに。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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