七夕賞(G3)/福島競馬場/芝2000m/右/条件:サラブレッド系3歳以上/賞金:4000万円

今週のメインレースは、第51回七夕賞である。
第51回七夕賞は、夏場のハンデ重賞ということもあり、波乱が予想される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第51回七夕賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
目黒記念組からは、2着のレコンダイト(デムーロ)、5着のトラストワン(横山典弘)、12着のステラウインド(武豊)及び16着のグランデスバル(杉原)が第51回七夕賞に出走する。
レコンダイトの目黒記念の2着という結果は、イン有利の馬場においてロスのない競馬をしてのものであって、レース内容としては着順ほどの価値はない。
よって、第51回七夕賞の競馬予想においては、レコンダイトが目黒記念のようにロスのない競馬ができれば好走可能だが、外を回らされるようだと人気を裏切る可能性が高まると判断すべきである。
一方、トラストワン、ステラウインド及びグランデスバルは、目黒記念の見所のない内容を見る限り、第51回七夕賞の競馬予想において高い評価は不要である。
ただし、ステラウインドは、器用な先行力を持つので内枠を引いて好位のインを追走できるようであれば、巻き返しもあり得ると判断すべきである。
一方、鳴尾記念組からは、5着のグランデッツァ(川田将雅)、7着のグランモンタナ(ルメール)、9着のメイショウナルト及び10着のトウケイヘイロー(武豊)が第51回七夕賞に出走する。
グランデッツァの鳴尾記念の5着という結果は、好位のインでロスのない競馬をしてのものであり、もう少し走って欲しい内容であった。
よって、第51回七夕賞の競馬予想においては、 グランデッツァが好位のインを追走してイン有利の馬場を生かせるようであれば好走可能だが、外を回らされるようだと人気を裏切る可能性が高まると判断すべきである。
一方、グランモンタナの鳴尾記念の7着という結果は、通ったコース取りを考慮すれば、グランデッツァと着差ほどの能力差はない。
よって、第51回七夕賞の競馬予想においては、グランモンタナが展開や条件次第でグランデッツァを逆転してもおかしくないと判断すべきである。
一方、メイショウナルト及びトウケイヘイローは、鳴尾記念の見所のないレース内容から、第51回七夕賞の競馬予想において高い評価は不要だが、楽に逃げを打てるようであれば前が止まらない福島の馬場状態を生かして粘り込む可能性もあり得ると判断すべきである。
一方、新潟記念組からは3着のアルフレード(津村)及び6着のマイネルディーン(丹内)が第51回七夕賞に出走する。
アルフレードの新潟記念の3着という結果は、内を突くロスのない競馬をしてのものだが、スローペースを追い込んだことは価値がある。
よって、第51回七夕賞の競馬予想においては、差しが届く展開になるようであればアルフレードにそれなりの評価が必要だが、差しが届かない馬場が続くようであれば高い評価は不要と判断すべきである。
一方、マイネルディーンの新潟記念の6着という結果は、コース取りの差を考慮すると、アルフレードと互角である。
よって、第51回七夕賞の競馬予想においては、コース取り次第ではマイネルディーンがアルフレードを逆転可能と判断すべきである
一方、エプソムカップ組からは、5着のヒラボクディープ、8着のユールシンギング及び13着のゲシュタルトが第51回七夕賞に出走する。
ヒラボクディープのエプソムカップの5着という結果は、
抜群の行きっぷりで直線で一旦は先頭に並びかけてのものであり、復調をうかがわせる内容であった。
よって、第51回七夕賞の競馬予想においては、ヒラボクディープに押さえ程度の評価は与えるべきである。
一方、ユールシンギング及びゲシュタルトは、エプソムカップの見所のない内容を見る限り、第51回七夕賞の競馬予想において高い評価は不要である。
以上のように競馬理論の競馬予想では第51回七夕賞に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第51回七夕賞の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第51回七夕賞の予想をお楽しみに。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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