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宝塚記念(GⅠ)
ベラジオオペラのG1連覇なるか?
作成日: 2025/06/10 更新日: 2025/06/12

記事と併せて動画もご覧ください

阪神コース2200mの特徴

枠順や脚質による有利不利は少ないが、トラックバイアス次第で内枠先行馬が有利になる可能性あり。

2025年「宝塚記念」出馬表
25/6/15 (日) 宝塚記念(GⅠ)/阪神/定量/2200m(右・芝)
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2025年「宝塚記念」の前哨戦分析

今週は、フルゲート18頭に対して18頭ぴったりの出走登録馬があった春のグランプリ宝塚記念(2025年)の予想について解説する。大阪杯を連覇したベラジオオペラが1番人気になりそうだが、大阪杯組のレベルに疑問が残り、波乱もあり得る。そこで、競馬理論の競馬予想では、出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

大阪杯組

ベラジオオペラ

大阪杯の勝利は、2着に1馬身の差をつけてのレコード勝ちは立派だが、若干イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開と海外遠征でトップクラス不在のメンバー構成に恵まれたことも確かである。なお、ベラジオオペラは、去年も大阪杯を制した後、メンバー強化で勝ちきれない競馬が続いた。よって、宝塚記念においては、ベラジオオペラにもそれなりの高い評価は与えるべきだが、大阪杯連覇の実績だけで1番人気になるほどの過大評価は禁物である。

ロードデルレイ

大阪杯の2着は、1~2コーナーでの不利と終始外を回らされる展開を考慮すると、負けて強しの内容であった。なお、ロードデルレイは、神戸新聞杯を除けば連対を外しておらず、レース内容からも能力的に底を見せていない。よって、宝塚記念においては、ロードデルレイにベラジオオペラと互角又はそれ以上の評価を与えるべきである。

ヨーホーレイク

大阪杯の3着は、前が開かずに仕掛けが遅れたことは確かだが、内で脚をためるロスのない展開に恵まれたことも確かである。なお、ヨーホーレイクは、京都記念を制しているが、G2にしてはさえないメンバー構成とインを追走する展開に恵まれた。よって、宝塚記念においては、ヨーホーレイクに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

ボルドグフーシュ

大阪杯の敗戦は見どころがなかった。また、ボルドグフーシュは、有馬記念2着の実績があるものの、近走では目立つ走りをできていない。よって、宝塚記念においては、ボルドグフーシュに高い評価は不要である。

ソールオリエンス

大阪杯の敗戦は見どころがなかった。またソールオリエンスは皐月賞圧勝の実績があるものの、近走では目立つ走りをできていない。よって、宝塚記念においては、ソールオリエンスに高い評価は不要である。

日経賞組

チャックネイト

日経賞の2着は、モレイラ騎手の絶妙な馬群捌きに助けられた感が強い。なお、チャックネイトは、アメリカジョッキークラブ勝ちの実績こそあるものの、一線級相手では通用していない。よって、宝塚記念においては、チャックネイトに高い評価は不要である。

アーバンシック

日経賞の3着は、メンバーを考えると勝たなきゃいけなかったが、渋った馬場、斤量、終始外を回らされた展開などを考えると、同情の余地がある。なお、アーバンシックは、菊花賞を圧勝しており、そこで負かしたメンバーが天皇賞春で上位を独占したことを考えると、菊花賞の勝利はかなり高い評価に値する。よって、宝塚記念においては、アーバンシックの巻き返しに注目して当然である。

リビアングラス

日経賞の4着は、スローペースを楽に先行する展開に恵まれた。なお、リビアングラスは、3勝クラスを勝ちあがるまでに時間を要しており、一線級相手では通用していない。よって、宝塚記念においては、リビアングラスに高い評価は不要である。

ドバイシーマクラシック組

ドゥレッツァ

ドバイシーマクラシックの3着は、上位2頭に離されてしまったので、着順ほどの価値はない。また、ドゥレッツァは、ジャパンカップで2着に好走しているが、スローペースを早めに先頭に立つ展開に恵まれた。さらに、ドゥレッツァは、菊花賞馬だが、レベルの低い5歳世代と楽に先行する展開に恵まれたもので、レース内容の価値は高くない。よって、宝塚記念においては、ドゥレッツァに高い評価は不要である。

有馬記念組

レガレイラ

有馬記念の勝利は、スローペースで好位追走から抜け出す展開に恵まれたようにも見えるが、先行した2頭(ダノンデザイル・ベラジオオペラ)を差し切っており、強い内容であった。なお、レガレイラは、牡馬相手のホープフルステークスを制した後、人気を裏切り続けていたが、不向きな展開続きで同情の余地がある。よって、宝塚記念においては、久しぶりの競馬であっても、レガレイラには高い評価を与えるべきである。

ダノンベルーガ

有馬記念の9着は、展開が向かなかったとはいえども、見所もなかった。また、ダノンベルーガは、近走をみると、国内のG1では通用していない。よって、宝塚記念においては、ダノンベルーガに高い評価は不要である。

天皇賞春組

ショウナンラプンタ

天皇賞春の3着は、馬券圏内に走ったことは立派だが、上位2頭には大きく離されてしまった。また、ショウナンラプンタは、菊花賞でもアーバンシックに差をつけられている。よって、宝塚記念においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、ショウナンラプンタに高い評価は不要である。

ジャスティンパレス

天皇賞春の6着は、出遅れて外を回って早めに押し上げる厳しい競馬で同情の余地はあるが、能力の衰えという見方もできる。なお、ジャスティンパレスは、去年の秋のレースでも不発の競馬が続いたが、いずれもスローペースの展開で脚を余しただけで、衰えと判断するのは少し早い気もする。一方、ジャスティンパレスは、天皇賞春を圧勝した実績やイクイノックスと差のない競馬をしていたことから、能力さえ発揮できれば大きな差がない。よって、宝塚記念においては、展開の助けがあるようであれば、ジャスティンパレスの巻き返しにも注意を払うべきである。

シュヴァリエローズ

天皇賞春の敗戦は、上位から大きく離されており、見所はなかった。よって、宝塚記念においては、シュヴァリエローズに高い評価は不要である。

プラダリア

天皇賞春の敗戦は、上位から大きく離されており、見所はなかった。よって、宝塚記念においては、プラダリアに高い評価は不要である。

クイーンエリザベスステークス

ローシャムパーク

クイーンエリザベスステークスの敗戦は、海外遠征ということで度外視可能である。なお、ローシャムパークは、タイトルホルダーを差し切ったオールカマー勝ちや、早めに捲ってベラジオオペラに迫った大阪杯2着などがあり、能力的には大きな差がない。よって、宝塚記念においては、外の差しが届く展開やトラックバイアスになるようであれば、ローシャムパークにも注意を払うべきである。

ドバイターフ組

メイショウタバル

ドバイターフの5着は、大きくは負けていないが見所もなかった。なお、メイショウタバルは、神戸新聞杯を逃げ切ったが、弱いメンバー構成とみんなが内を空ける展開に恵まれた。よって、宝塚記念においては、インが有利なトラックバイアスで楽に逃げを打てそうな場合にのみ、メイショウタバルの粘り込みに注意を払えば十分である。

まとめ

大阪杯の上位2頭ベラジオオペラ、ロードデルレイが人気になりそうだが、大阪杯のレベルに疑問が残るので波乱の可能性もありそう。別路線ではレベルの高い4歳世代のレガレイラ、アーバンシックに要注意。以上、宝塚記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、宝塚記念(2025年)の最終的な予想を決断する。

昨年の「宝塚記念」レース結果

開催日:2024/06/23

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 12 ブローザホーン 85 5 58 02:12.0 86 0
-1
0
0
2 9 ソールオリエンス 82 4 58 02:12.3 83 0
-1
0
0
3 3 ベラジオオペラ 81 4 58 02:12.4 82 0
-1
0
0
4 7 プラダリア 82 5 58 02:12.4 82 0
0
0
0
5 10 ローシャムパーク 76 5 58 02:12.9 77 0
-1
0
0
6 4 ドウデュース 80 5 58 02:12.9 77 0
2
1
0
7 5 ディープボンド 77 7 58 02:12.9 77 0
0
0
0
8 13 ルージュエヴァイユ 77 5 56 02:12.9 77 0
0
0
0
9 11 ヤマニンサンパ 73 6 58 02:13.3 73 0
0
0
0
10 2 ジャスティンパレス 70 5 58 02:13.6 70 0
0
0
0
11 1 シュトルーヴェ 61 セン 5 58 02:14.5 61 0
0
0
0
12 6 ヒートオンビート 53 7 58 02:15.5 51 0
2
0
0
13 8 カラテ 50 8 58 02:15.8 48 0
2
0
0

展開図

今週のトラックバイアス

6/14(土)函館スプリントS6/15(日)宝塚記念※更新をお待ちください

東京
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定
25/6/13 07:52 更新
阪神
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定
25/6/13 07:52 更新
函館
ややイン有利
ダート
フラット
開幕週
25/6/13 07:52 更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
宝塚記念
過去5年のトラックバイアス
2024
6/23(日)京都
フラット
重適性が必要な位の道悪
2023
6/25(日)阪神
フラット
宝塚記念は先行馬総崩れ
2022
6/26(日)阪神
イン有利
2021
6/27(日)阪神
フラット
2020
6/28(日)阪神
ややイン有利
芝Bコース替
2019
6/23(日)阪神
フラット

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