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2015/03/27 2017/03/19

【 高松宮記念2015予想】 コパノリチャードの連覇なるか?

出走日:2015年03月29日(日)
高松宮記念(GⅠ)/中京/定量/1200m(左・芝)

今週のメインレースは、第45回高松宮記念である。

第45回高松宮記念は、確たる中心馬が不在で混戦模様である。そこで、競馬理論の競馬予想では、第45回高松宮記念に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

シルクロードステークス組からは、1着のアンバルブライベン(田中健)、2着のサドンストーム(国分優作)及び9着のエイシンブルズアイが第45回高松宮記念に出走する。

アンバルブライベンのシルクロードステークスの勝利という結果は、イン有利の馬場で楽に逃げる展開に恵まれたものであり、レース内容としての価値は高くない。

よって、第45回高松宮記念の競馬予想においては、近4走いずれも展開及び馬場に恵まれての好走だけで、アンバルブライベンを過大評価すべきではない。

ただし、今の中京競馬場はイン有利の馬場状態が続いているので、アンバルブライベンが楽に逃げを打てるようであれば、展開利を生かしての粘り込みもあり得ると判断すべきである。

一方、サドンストームのシルクロードステークスの2着という結果は、仕掛けが遅れて脚を余したものである。

よって、第45回高松宮記念の競馬予想においては、ハイペースの前崩れの展開になればサドンストームも好走可能だが、イン有利の馬場が続くようであれば脚を余す可能性が高いと判断すべきである。

一方、エイシンブルズアイのシルクロードステークスの9着という結果は、見所がなかった。

よって、第45回高松宮記念の競馬予想においては、 内枠を引いて好位のインを追走できそうな場合にのみ、エイシンブルズアイに注意を払えば十分である。

一方、オーシャンステークス組からは、1着のサクラゴスペル(藤岡康太)、2着のハクサンムーン(酒井学)、5着のワキノブレイブ(松岡正海)、6着のリトルゲルダ(丸田恭介)、7着のアフォード(村田一誠)及び13着のショウナンアチーヴ(吉田隼人)が第45回高松宮記念に出走する。

サクラゴスペルのオーシャンステークスの勝利という結果は、先行馬有利の展開を差し切ったものではあるが、若干弱いメンバーに恵まれた感も否めない。

よって、第45回高松宮記念の競馬予想においては、サクラゴスペルに、イン有利の馬場でロスのない競馬ができた場合の押さえ候補程度の評価を与えれば十分である。

一方、ハクサンムーンのオーシャンステークスの2着という結果は、自分の競馬ができればシブトイことを示した。

よって、第45回高松宮記念の競馬予想においては、アンバルブライベンとの逃げ争いの兼ね合いで楽に逃げを打てれば今のイン有利の馬場を生かしてのハクサンムーンの粘り込みもあり得ると判断すべきである。

一方、ワキノブレイブ、リトルゲルダ、アフォード及びショウナンアチーヴは、オーシャンステークスの見所のないレース内容を見る限り、第45回高松宮記念の競馬予想において高い評価は不要である。

ただし、リトルゲルダは、オーシャンステークスを休み明けと見れば度外視可能なので、重賞を連覇した時のように、内枠で好位のインを追走する展開になるようであれば第45回高松宮記念においても注意は必要である。

一方、阪急杯組からは、1着のダイワマッジョーレ(デムーロ)、2着のミッキーアイル(浜中俊)、3着のローブティサージュ(池添謙一)、8着のマジンプロスパー(北村友一)、9着のレッドオーヴァル(戸崎圭太)及び11着のコパノリチャード(武豊)が第45回高松宮記念に出走する。

ダイワマッジョーレの阪急杯の勝利という結果は、開幕週の馬場を外から差し切る強い内容であった。

よって、第45回高松宮記念の競馬予想においては、距離短縮でペースに戸惑って位置取りが悪くなりすぎなければダイワマッジョーレも好走可能と判断すべきである。

一方、ミッキーアイルは、好位のインを追走する展開に恵まれたとはいえども、58キロの斤量で逃げない競馬によるものであり、一皮むけた印象であった。

よって、第45回高松宮記念の競馬予想においては、阪急杯と同じように逃げ馬の直後のインを気分よく追走できるようであれば、ミッキーアイルが初距離を克服してもおかしくないと判断すべきである。

一方、ローブティサージュ、マジンプロスパー、レッドオーヴァル及びコパノリチャードは、阪急杯の見所のないレース内容を見る限り、第45回高松宮記念の競馬予想において高い評価は不要である。

ただし、第45回高松宮記念の競馬予想においては、今の中京のイン有利な馬場状態を考慮すると、ロスのない競馬ができればいずれの馬も好走可能と判断すべきである。

一方、香港スプリントからは、1着のエアロヴェロシティ(バートン)及び3着のストレイトガール(岩田康誠)が第45回高松宮記念に出走する。

エアロヴェロシティは、ストレイトガールを破っているように実績的には互角以上である。

よって、第45回高松宮記念の競馬予想においては、日本の馬場適性次第でエアロヴェロシティが楽勝する可能性まであり得ると判断すべきである。

一方、ストレイトガールの香港スプリントの3着という結果は、アウェイであったことを考慮すると、悪くない内容であった。

よって、第45回高松宮記念の競馬予想においては、内枠を引いてロスのない競馬ができれば、ストレイトガールが去年の雪辱を果たす可能性が高まると判断すべきである。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第45回高松宮記念に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第45回高松宮記念の最終的な予想を決断する。

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