高松宮記念(GⅠ)/中京/定量/1200m(左・芝)
今週のメインレースは、春のスプリント王決定戦の第42回高松宮記念(2012年)である。
第42回高松宮記念(2012年)は、リニューアルオープンした中京競馬場で行われるということもあり、例年とは違う傾向になることも予想される。
そこで競馬理論は、第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
オーシャンステークス(2012年)組からは、1着のワンカラット(藤岡佑)、2着のグランプリエンゼル(Mデムーロ)、3着のベイリングボーイ、4着のカレンチャン(池添)、5着のジョーカプチーノ(内田博)、6着のツルマルレオン、7着のエーシンダックマン(川田)、11着のアポロフェニックスが第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)に出走する。
ワンカラットのオーシャンステークス(2012年)の勝利は、 イン有利の馬場でのコースロスのない競馬に恵まれたものである。
よってオーシャンステークス(2012年)の勝利のみをもって、ワンカラットが復調したと見るべきではない。
そのため第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)、イン有利の馬場に恵まれてオーシャンステークスを制覇したワンカラットに押さえ程度の評価を与えれば十分と競馬理論では判断している。
グランプリエンゼルのオーシャンステークス(2012年)の2着は、イン有利の馬場で外から追い込んだものであり、レース内容としてはワンカラットより上である。 よって第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)、グランプリエンゼルにワンカラット以上の評価を与えるべきである。
なおグランプリエンゼルは、不良馬場で行われたオパールステークスを楽勝した実績があるように道悪が得意なので、第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)が道悪となるようであれば評価を上げるべきとも競馬理論では判断している。
ベイリングボーイのオーシャンステークス(2012年)の3着は、最後方を一頭で気分よく走ってのものであり、道中はコースロスのない競馬をしていたことをも考慮すると、レース内容としての価値はない。
よって第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)、ベイリングボーイに高い評価は不要と競馬理論では判断している。
カレンチャンのオーシャンテークス(2012年)の4着は、牝馬ながらも56キロの斤量だった上に、イン有利の馬場で終始外を回らされてのものであり、度外視可能である。
よって第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)、カレンチャンが去年のスプリント王の意地を見せて巻き返す可能性もあり得ると競馬理論では判断している。
ジョーカプチーノのオーシャンステークス(2012年)の5着は、イン有利の馬場で内を突いたとは言えども、スタートで出遅れて自分の競馬ができなかったことも影響したので度外視可能である。
ただしジョーカプチーノは、近走の成績を見るかぎり、力でG1を押し切るほどの圧倒的な能力を秘めているわけではない。
よって第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)においてジョーカプチーノが好走するには、スローで先行するなどの展開の助けが必要であろうと競馬理論では判断している。
オーシャンステークス(2012年)での見所のないレース内容を見るかぎり、ツルマルレオン、エーシンダックマン及びアポロフェニックスは、更にメンバーが強化される第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)において厳しい競馬を強いられるだろうと言わざるを得ない。
第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)で唯一可能性があるとすれば、エーシンダックマンがマイペースで逃げを打てた場合であろうが、よほど展開に恵まれない限りは厳しいと競馬理論では判断している。
シルクロードステークス(2012年)組からは、1着のロードカナロア(福永祐一)及び10着のサンダルフォンが第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)に出走する。
ロードカナロアのシルクロードステークス(2012年)の勝利は、ゴール前で余裕がありながらも2着のエーシンダックマンに2馬身半もの差をつけてのものでり、力の違いは歴然としたものであった。
なおロードカナリアは、シルクロードステークスや京阪杯においてオーシャンステークス上位組を寄せつけずに快勝している。
よって第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)においても、スプリント戦線では底を見せていないロードカナロアに本命級の高い評価を与えるべきである。
ただし、ロードカナロアはあまり速い流れを経験していないので、スプリントG1の速い流れに戸惑った場合には敗れる可能性もあるだろうと、競馬理論では判断している。
サンダルフォンは、シルクロードステークス(2012年)の見所のないレース内容から、第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)で通用する可能性は低い。
阪急杯(2012年)組からは、1着のマジンプロスパー(浜中)、3着のサンカルロ(吉田豊)、5着のガルボ(石橋脩)、9着のトウカイミステリー、10着のエーシンリジル(和田)及び13着のタマモナイスプレイ(渡辺)が第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)に出走する。
マジンプロスパーの阪急杯(2012年)の勝利は、3番手の外目から早めに先頭に立って押し切ったものであり、強い内容であった。 しかし一方でマジンプロスパーは、前々走のシルクロードステークス(2012年)、インの3番手の絶好位を走りながらも8着に敗れており、阪急杯(2012年)の勝利だけで過信すべきでもない。
よって第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)、マジンプロスパーは、阪急杯のように外で包まれずにスムーズに先行できた場合のみ好走可能と競馬理論では判断している。
サンカルロの阪急杯(2012年)の3着は、
開幕週の馬場で終始外を回らされて脚を余したことによるものであり、悲観すべき内容ではない。
またサンカルロは、去年の高松宮記念において不利がありながらも2着を確保しており、スプリント適性も高い。
よって第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)、前崩れの展開になるようであれば、サンカルロの差し切りもあり得ると競馬理論では判断している。
ガルボ、エーシンリジル、トウカイミステリー及びタマモナイスプレイは、阪急杯の見所のないレース内容を見る限り、第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)で好走する可能性は低い。
以上のように、競馬理論は第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第42回高松宮記念の競馬予想(2012年)の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第42回高松宮記念(2012年)の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。