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2022/09/13 2022/09/16

【 セントライト記念2022予想】 アスクビクターモアの先行粘り込みなるか?

出走日:2022年09月18日(日)
朝日杯セントライト記念(GⅡ)/中山/馬齢/2200m(右・芝)

 

【訂正】今年のセントライト記念は9/19(月)開催です。

 

今週は、フルゲート18頭に対して12頭の出走登録馬にとどまったセントライト記念(2022年)の予想について解説する。

 

セントライト記念は、菊花賞のステップレースである。

 

日本ダービー3着馬アスクビクターモアが断然人気となりそうだが、能力的に底を見せていない上がり馬も出走を予定しており、菊花賞を占う意味でも注目を集める。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、セントライト記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

日本ダービー組

3着のアスクビクターモア(田辺裕信)・8着のオニャンコポン(菅原明)の合計2頭が出走登録している。

 

アスクビクターモア

日本ダービーの3着という結果は、上位2頭には離されてしまったが、直線で一旦は先頭に立って自ら勝ちに行く競馬によるものであり、強い内容であった。

 

また、アスクビクターモアは、外が伸びる馬場状態で行われた皐月賞でも逃げて5着に残っている上に、弥生賞では展開に恵まれたとは言えども日本ダービー馬ドウデュースを破っている。

 

よって、セントライト記念の予想においては、クラシック上位組が不在のメンバー構成を顧慮すると、アスクビクターモアに本命級のかなり高い評価を与えるべきである。

 

オニャンコポン

日本ダービーの8着という結果は、直線で少し窮屈な位置に入ってしまったことは確かだが、上位には力負けであった。

 

ただし、オニャンコポンは、京成杯を快勝しており、セントライト記念のメンバーに入れば実績的には上位である。

 

よって、セントライト記念の予想においては外の差しが届く展開になるようであれば、オニャンコポンにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

国東特別組

1着のガイアフォース(松山弘平)が出走を予定している。

 

ガイアフォース

国東特別の勝利という結果は、逃げた馬から大きく離れた2番手を追走する展開に恵まれたことは確かだが、7馬身差のレコード勝ちは素直に評価すべきである。

 

なお、ガイアフォースは、2度敗れているが、1勝クラスのときはスローペースで逃げた馬を捕らえきれなかっただけで力負けではない。

 

更に、デビュー戦の敗戦は、のちの日本ダービー馬ドウデュースとクビ差であり、単純な着差比較ではアスクビクターモアと互角以上とみることもできる。

 

よって、セントライト記念の予想においては、急激なメンバー強化であっても、ガイアフォースに高い評価を与えて当然である。

 

山藤賞組

1着のローシャムパーク(ルメール)が出走を予定している。

 

ローシャムパーク

山藤賞の勝利という結果は、向う正面で先頭に立ってそのままスピードの違いで押し切って、7馬身差をつけており、力の違いを見せつけた。

 

また、ローシャムパークも、4戦2勝2着2回と能力的に底を見せていない。

 

よって、セントライト記念の予想においては、未知の魅力を秘めるローシャムパークにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

月岡温泉特別組

1着のラーグルフ(戸崎圭太)が出走登録している。

 

ラーグルフ

月岡温泉特別の勝利という結果は、スローペースを後方から差し切る着差以上に強い内容であった。

 

なお、ラーグルフは、皐月賞で8着に敗れてしまったが、大きくは負けていない。

 

また、ラーグルフは、ホープフルステークスで3着に好走しているが、イン有利の馬場でロスのない展開に恵まれたものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

 

よって、セントライト記念の予想においては、ラーグルフに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

小倉の1勝クラス組

1着のマテンロウスカイ(横山典弘)が出走を予定している。

 

マテンロウスカイ

小倉の1勝クラスの勝利という結果は、楽に逃げる展開に恵まれたものだが、余力十分で2馬身以上の差をつけており力の違いを見せつけた。

 

なお、マテンロウスカイは、2勝するまでに時間を要したが、7戦全てで馬券圏内を外しておらず、相手なりに崩れない。

 

よって、セントライト記念の予想においては、急激なメンバー強化であっても、マテンロウスカイにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

ラジオNIKKEI組

2着のショウナンマグマ(横山武史)・6着のボーンディスウェイ(石橋脩)・12着のベジャール(北村友一)の合計3頭が出走登録している。

 

ショウナンマグマ

ラジオNIKKEI賞の2着という結果は、開幕週のイン有利の馬場で楽に逃げる展開に恵まれたものであり、レース内容としての価値は高くない。

 

よって、セントライト記念の予想においては、ショウナンマグマに高い評価は不要である。

 

ボーンディスウェイ・ベジャール

ラジオNIKKEI賞のレース内容は見所がなかった。

 

よって、セントライト記念の予想においては、ボーンディスウェイ及びベジャールにも高い評価は不要である。

 

以上、セントライト記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、

 

セントライト記念(2022年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

人気

騎手

2021

1

2

アサマノイタズラ

9

田辺裕

2

12

ソーヴァリアント

2

戸崎圭

3

10

オーソクレース

5

ルメ

2020

1

6

バビット

内田博

2

9

サトノフラッグ

1

戸崎圭

3

7

ガロアクリーク

2

川田将

2019

1

8

リオンリオン

1

横山典

2

2

サトノルークス

8

川田将

3

1

ザダル

3

石橋脩

2018

1

4

ジェネラーレウーノ

4

田辺裕

2

15

レイエンダ

1

ルメ

3

2

グレイル

6

岩田康

2017

1

5

ミッキースワロー

2

横山典

2

7

アルアイン

1

ルメ

3

2

サトノクロニクル

3

デム

2016

1

4

ディーマジェスティ

1

蛯名正

2

10

ゼーヴィント

2

戸崎圭

3

9

プロディガルサン

3

田辺裕

2015

1

13

キタサンブラック

6

北村宏

2

4

ミュゼエイリアン

9

横山典

3

2

ジュンツバサ

10

石橋脩

2014

1

5

イスラボニータ

1

蛯名正

2

16

トゥザワールド

2

川田将

3

14

タガノグランパ

10

菱田裕

2013

1

3

ユールシンギング

3

北村宏

2

8

ダービーフィズ

5

田中勝

3

9

アドマイヤスピカ

6

戸崎圭

2012

1

12

フェノーメノ

1

蛯名正

2

2

スカイディグニティ

14

四位洋

3

15

ダノンジェラート

4

三浦皇

出走登録馬

馬名

前走

馬名

前走

アスクビクターモア

日本ダービー(G1)3

皐月賞(G1)5

ボーンディスウェイ

ラジオNIKKEI(G3)6

皐月賞(G1)14

ガイアフォース

国東特別(1勝クラス)1

セイウンハーデス

日本ダービー(G1)11

プリンシパルS(L)1

ダノンギャラクシー

31勝クラス1着

キャルレイ 

新緑賞(1勝クラス)1

オニャンコポン

日本ダービー(G1)8

皐月賞(G1)6

スズノマーベリック

タイランドC(1勝クラス)

1

ローシャムパーク

山藤賞(1勝クラス)1

ポッドボレット

ジューンS(3勝クラス)10

ラーグルフ 

月岡温泉特別(2勝クラス)

1着

皐月賞(G1)8

ロンギングエーオ

開成山特別(1勝クラス)

1

青葉賞(G2)7

レヴァンジル 

青葉賞(G2)5

ベジャール

ラジオNIKKEI(G3)12

ショウナンマグマ

ラジオNIKKEI(G3)2

プリンシパルS(L)11

   

Q1:中山芝2,200mの特徴

中山芝2,200mの特徴を教えてください。過去のデータを見ると先行馬が有利にみえますが、昨年はタイトルホルダーが先行馬群にいて直線は前が開かず惨敗し波乱となりました。押えるべきポイントがあれば教えてください。

 

Q2:日本ダービー(G1)組の評価

日本ダービーから7番人気3着のアスクビクターモア、6番人気8着のオニャンコポン、16番人気11着のセイウンハーデスが出走予定です。アスクビクターモアは好位の2番手から粘り、オニャンコポンは後方馬群にいて直線は進路がなく伸びず、セイウンハーデスは内目をロスなく追走しましたが直線は伸びませんでした。マスターの評価を教えてください。

Q3:皐月賞(G1)組の評価

以下、皐月賞から出走する成績とその前走の成績です。内が荒れた馬場で、アスクビクターモアは逃げましたが最後は脚がなくなり、ラーグルフは後方馬群から伸びましたが、少し進路がなくなりスムーズでないように見えました。ボーンディスウェイは前目の荒れた内目の追走で伸びず、オニャンコポンは外目追走で直線は伸びましたが届きませんでした。ボーンディスウェイは弥生賞3着の実績があり、ラーグルフは次走の2勝クラスは快勝しています。マスターの評価を教えてください。

馬名

着順

人気

皐月賞の前の成績

アスクビクターモア

5

6

弥生ディープ記念(G2)3番人気1

オニャンコポン

6

8

京成杯(G3)6番人気1

ラーグルフ 

8

16

弥生ディープ記念(G2)7番人気11

ボーンディスウェイ

14

12

弥生ディープ記念(G2)9番人気3

Q4:青葉賞(G2)組の評価

青葉賞から1番人気5着のレヴァンジル、13番人気7着のロンギングエーオが出走予定です。縦長の展開でレヴァンジルは前から4番手の好位を追走していましたが直線は伸びきれず、ロンギングエーオは後方から外を回り直線は伸びましたが届きませんでした。勝ち馬のプラダリアはダービーで5着と健闘しましたが、レヴァンジルとロンギングエーオは今回のメンバーではどうでしょうか?

Q5:ラジオNIKKEI賞(G3)組の評価

ラジオNIKKEI賞から8番人気2着のショウナンマグマ、1番人気6着のボーンディスウェイ、4番人気12着のペジャールが出走予定です。ショウナンマグマは逃げて最後内からフェーングロッテンに差され惜しい2着でした。ボーンディスウェイは先行できず中団外目を追走し直線は伸びず、ベジャールも外目追走で直線は脚が止まりました。マスターは人気薄のショウナンマグマを高評価しており、逆に上位人気のペジャールの評価を下げていました。マスターの評価を教えてください。

Q6:ガイアフォースの評価

国東特別(1勝クラス)から1番人気1着のガイアフォースが出走予定です。2番手の好位を追走し、直線は伸びて圧勝しました。新馬戦ではドウデュース、フェーングロッテンと対戦しドウデュースと僅差の2着でした。前々走のあずさ賞では逃げたセントカメリアを捉えられず2着で、勝ったセントカメリアは次走でラーグルフに負けて2着です。能力はラーグルフより上か下か、マスターの評価を教えてください。

Q7:ダノンギャラクシーの評価

ダノンギャラクシーについて。前走の東京の1勝クラスでは5頭立てのスローペースで、ダノンギャラクシーは最後方から追い込んで僅差で勝ちました。まだ3戦しか使っておらず、比較が難しいと思うのですがマスターの評価を教えてください。

Q8:ローシャムパークの評価

山藤賞(1勝クラス)を圧勝したローシャムパークの評価を教えてください。このレースでは中団外目から捲っていき圧勝しました。昨年の2歳未勝利戦ではジュンブロッサムと対戦し負けていますが、その後は連勝しています。ジュンブロッサムは共同通信杯4着、アーリントンC4着ですが、判断材料になるでしょうか?マスターの評価を教えてください。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

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