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2012/07/02 2016/08/19

【 セントライト記念2012予想】 アロマカフェが重賞連覇を狙う

出走日:2012年07月08日(日)
朝日杯セントライト記念(GⅡ)/中山/馬齢/2200m(右・芝)

今週のメインレースは、第64回セントライト記念である。第64回セントライト記念は、3着まで菊花賞の優先出走権が与えられることもあり、菊花賞を占う意味でも重要な一戦となる。そこで、第64回セントライト記念による競馬理論の競馬予想は、第64回セントライト記念に出走する有力各馬の能力を、ステップレースごとに分析する。

ラジオNIKKEI杯組からは、1着のアロマカフェ(武豊)、2着のクォークスター(藤岡佑)、4着のナイスミーチュー(三浦)、7着のシャイニンアーサー(横山典)及び11着のコスモへレノス(石橋)が第64回セントライト記念に出走する。アロマカフェのラジオNIKKEI杯の勝利は、クビ差の辛勝であり、レト(次走の1000下特別で3着)が3着に粘る弱いメンバーに恵まれたものと見ることもできる。しかしながら、アロマカフェは、春のスプリングステークス及び青葉賞において、一線級と差のない競馬もしており、相手なりに走ることも分かる。よって、第64回セントライト記念、名手武豊騎手が騎乗する点も考慮して、アロマカフェにはそれなりの評価を与えるべきと第64回セントライト記念による競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、クォークスターのラジオNIKKEI杯の2着は、小回りの福島競馬場の重賞にしては遅いペースを克服して、後方から追い込んだものであって、レース内容的にはアロマカフェを上回る。よって、第64回セントライト記念、クォークスターにも、アロマカフェと互角の評価を与えるべきである。ただし、第64回セントライト記念は開幕2週目の追い込みが届きにくい馬場で行われるので、クォークスターがラジオNIKKEI杯のように追い込む競馬をしてしまうと脚を余す可能性が高いとも第64回セントライト記念による競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ナイスミーチューのラジオNIKKEI杯の4着は、勝ったアロマカフェと1馬身程度と大きな差はないようにも見えるが、53キロのハンデを考慮すると、レース内容的には上位2頭に見劣る。よって、第64回セントライト記念、ナイスミーチューにはアロマカフェ及びクォークスターよりも下の評価が妥当と第64回セントライト記念による競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、シャイニンアーサー及びコスモへレノスは、ラジオNIKKEI杯の見所のないレース内容から、更にメンバーの強化する第64回セントライト記念で好走する可能性は低い。

一方、春のクラシックの日本ダービー組からは、4着のゲシュタルト(池添)が第64回セントライト記念に出走する。ゲシュタルトは、日本ダービー4着とこのメンバーに入れば実績的には断然だが、日本ダービーの4着は超スローペースで先行する展開に恵まれてのものであり、着順ほどの高い評価は不要である。しかしながら一方で、ゲシュタルトは、スプリングステークスでアロマカフェに先着を果たしており、ラジオNIKKEI杯組よりも上という評価が妥当である。よって、第64回セントライト記念、中山競馬場向きの器用な先行力があるゲシュタルトに本命級の高い評価を与えるべきと第64回セントライト記念による競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、支笏湖特別組からは、3着のミッションモード(北村宏)及び4着のダークシャドウ(四位)が第64回セントライト記念に出走する。ミッションモードは、春の重賞戦線で一線級相手に通用しておらず、第64回セントライト記念のメンバーでは現時点で力不足である。一方、ダークシャドウの支笏湖特別の敗戦は、出遅れて無理に先行してのものであり、自分の競馬をしていないと見れば、度外視可能である。また、ダークシャドウは、2連勝の内容が抜群で、底を見せていない。よって、第64回セントライト記念、ダークシャドウの巻き返しがあってもおかしくはない。ただし、スタートが悪くて追い込み一手のダークシャドウにとっては、2週目の中山競馬の馬場は不向きなので、過剰に人気になるようであれば、ダークシャドウを押さえ程度にとどめるべきとも第64回セントライト記念による競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、夏の上がり馬では、ゲームマエストロ(田中勝)、フェイルノート(松岡)、ベストアンサー(吉田隼人)、ミキノバンジョー(太宰)及びヤマニンエルフ(柴山)が第64回セントライト記念に出走する。ゲームマエストロは、休み明けの500万特別を圧勝したが、ラジオNIKKEI杯で7着のシャイニンアーサーに休み前に敗れている。また、フェイルノートは、未勝利戦で、マイペースで逃げを打つ展開ながらもゲームマエストロに敗れている。一方、ベストアンサーの500万下特別の勝利は、スローペースの切れ味比べの展開及び弱いメンバーに恵まれたものであり過信は禁物である。また、追い込み一手のベストアンサーの脚質は、小回りの中山競馬場向きでもない。よって、第64回セントライト記念、急激にメンバーが強化したゲームマエストロ、フェイルノート及びベストアンサーに押さえ程度の評価を与えれば十分と第64回セントライト記念による競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ミキノバンジョー及びヤマニンエルブは、

2連勝の内容がよく、小回り向きの先行力も持つ。よって、第64回セントライト記念において、上がり馬の中で特に注目すべきは、ミキノバンジョー及びヤマニンエルブであろう。特に、ヤマニンエルブの大逃げには要注意と第64回セントライト記念による競馬理論の競馬予想では判断している。

以上のように、第64回セントライト記念による競馬理論の競馬予想は、第64回セントライト記念に出走する有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第64回セントライト記念の最終的な予想を決断する。第64回セントライト記念による競馬理論の競馬予想のファンの方は、第64回セントライト記念の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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