スプリンターズステークス(GⅠ)/中山/定量/1200m(右・芝)
![](https://www.keibariron.com/zwp/wp-content/uploads/2016/09/fa7344f21412d004eb1d73e690282d22.jpg)
今週のメインレースは、秋のG1の第一弾スプリンターズステークス(2016年)である。
スプリンターズステークス(2016年)は、秋のスプリント王決定戦ということもあり、スピード自慢が揃った。
そこで、競馬理論の競馬予想では、スプリンターズステークス(2016年)に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
セントウルステークス組からは、1着のビッグアーサー(福永祐一)、2着のネロ(内田博幸)、3着のラヴァーズポイント、5着のスノードラゴン(大野拓弥)、6着のレッドアリオン(川須)、7着のダンスディレクター(浜中俊)、9着のウリウリ(戸崎圭太)及び11着のティーハーフ(池添謙一)がスプリンターズステークス(2016年)に出走する。
ビッグアーサーのセントウルステークスの勝利という結果は、58キロの斤量を背負いながらもスピードの違いで押し切る強い内容であった。
よって、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想においても、ビッグアーサーに本命級の高い評価を与えて当然である。
ネロのセントウルステークスの2着という結果は、包まれなければ抑える競馬ができるようになってきたことを示した。
よって、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想においては、ネロに連下候補程度の評価は与えるべきである。
スノードラゴンのセントウルステークスの5着という結果は、ハイペースで逃げるビッグアーサーに競りかけていってのものであり、ゴール前で止まったことは同情の余地がある。
よって、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想においては、いつものように差す競馬をすれば、スノードラゴンの巻き返しもあり得ると判断すべきである。
ラヴァーズポイント、ダンスディレクター、ウリウリ及びティーハーフは、セントウルステークスの見所のない内容を見る限り、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想において高い評価は不要である。
多少注意を払うとしたら差しが届かない馬場で脚を余したダンスディレクター及びウリウリが、前崩れの展開に恵まれたときくらいであろう。
キーンランドカップ組からは、1着のブランボヌール(武豊)、2着のシュウジ(川田将雅)、3着のレッツゴードンキ(岩田康誠)、4着のソルヴェイグ(田辺裕信)、5着のナックビーナス、8着のサトノルパン(和田竜二)及び10着のアクティブミノル(藤岡康太)がスプリンターズステークス(2016年)に出走する。
ブランボヌールのキーランドカップの勝利という結果は、スピードの違いを見せつけており、スプリント戦線では底を見せていない。
よって、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想においては、急激なメンバー強化を考慮しても、ブランボヌールにそれなりの高い評価を与えるべきである。
シュウジのキーンランドカップの2着という結果は、マイペースで逃げる展開に恵まれたものである。
よって、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想においては、先行馬が揃いそうなことを考慮すると、シュウジに高い評価は不要である。
レッツゴードンキのキーンランドカップの3着という結果は、前残りの展開で外から追い込んでおり、差す競馬を徐々にマスターしてきた。
よって、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想においては、
前崩れの展開になればレッツゴードンキにも押さえ程度の評価を与える必要がある。
ソルヴェイグ、ナックビーナス、サトノルパン及びアクティブミノルは、キーンランドカップの見所のないレース内容を見る限り、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想において高い評価は不要である。
高松宮記念組からは、2着のミッキーアイル(松山弘平)がスプリンターズステークス(2016年)に出走する。
ミッキーアイルの高松宮記念の2着という結果は、ハイペースを先行してのものであり、負けて強しの内容であった。
よって、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想においては、休み明けではあってもスピード上位のミッキーアイルにもかなり高い評価を与えるべきである。
CBC賞組からは、1着のレッドファルクス(デムーロ)がスプリンターズステークス(2016年)に出走する。
レッドファルクスのCBC賞の勝利という結果は、スローペースの前残りの展開を差し切る着差以上に強い内容であった。
よって、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想においては、前崩れの展開になるようであれば、レッドファルクスにも注意を払うべきである。
北九州記念組からは、2着のベルカント(蛯名正義)がスプリンターズステークス(2016年)に出走する。
ベルカントの北九州記念の2着という結果は、56キロのハンデを考慮すれば悪くないが、弱いメンバー構成に恵まれたことも確かである。
よって、スプリンターズステークス(2016年)の競馬予想においては、ベルカントに高い評価は不要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、スプリンターズステークス(2016年)に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、スプリンターズステークス(2016年)の最終的な予想を決断する。
![](https://www.keibariron.com/zwp/wp-content/uploads/2023/03/111-300x300.jpg)
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。