日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ)/京都/別定/1600m(左・芝)
今週のメインレースは、第50回シンザン記念である。
シンザン記念は、これまでに数多くの名馬が出走した出世レースである。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第50回シンザン記念に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
平場の500万下勝ち組からは、1着のシゲルノコギリザメ(太宰啓介)及び4着のメイショウシャチが第50回シンザン記念に出走する。
シゲルノコギリザメの500万下の勝利という結果は、スローの2番手追走という展開に恵まれたものであり、レース内容としての価値は高くない。
よって、第50回シンザン記念の競馬予想においては、芝で底を見せていない点を考慮しても、シゲルノコギリザメに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
メイショウシャチは、500万下の見所のない内容を見る限り、第50回シンザン記念の競馬予想においては高い評価は不要である。
千両賞組からは、1着のレインボーライン(幸英明)、4着のロジクライ(秋山真一郎)及び5着のキングライオンが第50回シンザン記念に出走する。
レインボーラインの千両賞の勝利という結果は、1枠を生かしてのロスのない競馬に恵まれたものである。
よって、第50回シンザン記念の競馬予想においては、レインボーラインにもそれなりの高い評価は必要だが、2勝馬というだけで過大評価は禁物である。
ロジクライ及びキングライオンは、千両賞の見所のない内容から、第50回シンザン記念の競馬予想において高い評価は不要である。
朝日杯フューチュリティステークス組からは、6着のツーエムレジェンドが第50回シンザン記念に出走する。
ツーエムレジェンドの朝日杯フューチュリティステークスの6着という結果は、
3着馬とは僅差だったものの、特別に見所のある内容でもなかった。
よって、第50回シンザン記念の競馬予想においては、急激にメンバーが弱化する点を考慮しても、ツーエムレジェンドには押さえ程度の評価を与えれば十分である。
サウジアラビアレーシングカップ組からは、3着のアストラエンブレム(浜中俊)が第50回シンザン記念に出走する。
アストラエンブレムのサウジアラビアレーシングカップの3着という結果は、上がり33秒0の脚を使って勝ち馬と同タイムで走っており、負けて強しの内容であった。
よって、第50回シンザン記念の競馬予想においては、差しが届く展開になるようであれば、アストラエンブレムの差し切りまであり得ると判断すべきである。
一方、新馬・未勝利組では、ジュエラー、ヒルノマゼラン、ピースマインド及びラルクが第50回シンザン記念に出走する。
ジュエラー、ヒルノマゼラン及びラルクの新馬戦の勝利という結果は、余裕があり、能力的に底を見せていない。
また、ピースマインドは、新馬戦で2着に敗れているが、朝日杯フューチュリティステークス馬リオンディーズに差されてしまっただけであり、相手が悪すぎた。
よって、第50回シンザン記念の競馬予想においては、ジュエラー、ヒルノマゼラン、ピースマインド及びラルクにも高い評価を与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第50回シンザン記念に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第50回シンザン記念の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第50回シンザン記念の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。