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2012/07/02 2012/11/28

【 関屋記念2012予想】 第44回関屋記念

出走日:2012年07月08日(日)
関屋記念(GⅢ)/新潟/別定/1600m(左・芝)

今週のメインレースは、夏のマイル王決定戦の関屋記念である。関屋記念は、外回りの長い直線を舞台に行われるので、ゴール前での激しい攻防の熱戦が期待される。競馬理論の予想も、第45回小倉記念では単勝64.7倍と16番人気のダンスアジョイを本命に予想して、馬単5万9990円を大本線で的中したように、絶好調で関屋記念に望むので、大いに期待していただきたい。

その関屋記念では、スマイルジャック(三浦)、ヒカルオオゾラ(武豊)及びマルカシェンク(松岡)が人気になりそうである。スマイルジャックは、ウオッカが勝利した安田記念において、9着に敗れてしまった。しかしながら、スマイルジャックの安田記念の9着は、直線で前が壁になる大きな不利を受けてのものであって、直線に向いた時の手応えの良さを考えると、まともなら上位争いをしていた可能性が高い。 よって、急激にメンバーが弱化した関屋記念、スマイルジャックにそれなりの高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

一方、ヒカルオオゾラは、1番人気でエプソムカップに臨んだが、去年の雪辱を果たせず、2着に敗れてしまった。しかしながら、ヒカルオオゾラのエプソムカップの2着は、去年に続いて折り合いを欠いて4コーナー先頭でのものであって、普通の馬であれば2着もないような展開であったことを考えると、勝ったシンゲンとは着差ほどの能力差はない。 よって、距離短縮で折り合いもつきやすい関屋記念、ヒカルオオゾラに本命級の高い評価を与えるべきである。ただし、ヒカルオオゾラは、武豊騎手騎乗ということもあって、実力以上に人気になる人気先行タイプでもある。そのため、関屋記念においても、過剰に人気になるようであれば、馬券の期待値を高めるために、ヒカルオオゾラの評価を落として予想するのも一つの手と競馬理論では判断している。

一方、マルカシェンクは、半年ぶりの出走となるが、去年の関屋記念馬であり、目が離せない。マルカシェンクの去年の関屋記念の勝利は、スローペースの流れを、32秒3の鬼脚で差し切ってのものであり、着差以上の強さを見せつけた。 よって、関屋記念においても、体調さえ万全であれば、マルカシェンクが連覇を果たす可能性が高いと競馬理論では判断している。

他には、皐月賞馬キャプテントゥーレ(川田)の復帰も注目される。キャプテントゥーレは、皐月賞を2馬身半もの差で快勝しており、実績的には断然といえる。しかしながら、キャプテントゥーレの皐月賞の勝利は、極端にイン有利な馬場をマイペースで逃げる展開に恵まれたものであり、レース内容的な価値は低い。 よって、関屋記念、長期休養明けの割に人気になるキャプテントゥーレには押さえ程度の評価を与えれば十分と競馬理論では判断している。

一方、阪神のマイル特別の米子ステークス組からは、2着のマイネルレーニア(佐藤哲)、9着のキャプテンベガ(吉田豊)、14着のライブコンサート(福永祐一)及び15着のマイケルバローズが関屋記念に出走を予定している。マイネルレーニアは、米子ステークスにおいて、58キロの斤量を背負いながらも、2着に粘り込んでいる。 更に、マイネルレーニアは、G2で2勝の実績が示すように、マイペースで逃げれば非常にシブトイ粘り腰を発揮する。 よって、関屋記念においても、57キロで出走できるマイネルレーニアの逃げ粘りには注意が必要と競馬理論では判断している。

一方、キャプテンベガは、2番人気で米子ステークスに出走したが、見せ場すらなく9着に敗れてしまった。更に、キャプテンベガは、エプソムカップにおいて、ヒカルオオゾラに0秒3差で敗れており、レース内容的には着差以上の開きがある。 よって、関屋記念においても、キャプテンベガがヒカルオオゾラに先着する可能性はかなり低い。これらのことから、関屋記念、ベガの子ということで人気先行タイプのキャプテンベガに押さえ程度の評価を与えれば十分と競馬理論では判断している。

一方、ライブコンサートは、1番人気で臨んだ米子ステークスで、14着と惨敗してしまった。しかしながら、ライブコンサートは、春のマイル王決定戦の安田記念で5着に好走しており、関屋記念でこの程度の走りを披露できれば、好走必死である。 よって、関屋記念、ライブコンサートを、前走の惨敗だけで無視すべきでないと競馬理論では判断している。

一方、準オープン特別組からは、タマモナイスプレイ(熊沢)及びトウカイオスカーが関屋記念に出走する。タマモナイスプレイ及びトウカイオスカーは、準オープン特別の勝ちっぷりが非常に強かったので、関屋記念においてもある程度の注意は必要である。しかしながら、タマモナイスプレイ及びトウカイオスカーにとっては、急激にメンバーが強化した感も否めないので、本命級の高い評価までは禁物と競馬理論では判断している。

以上のように、関屋記念に出走する有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、関屋記念の最終的な予想を決断する。競馬理論のファンの方は、関屋記念の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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