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2007/08/06 2016/08/21

【 関屋記念2007予想】 第42回新潟記念を制するのは、休み明けの実績馬かそれとも夏の上がり馬か?

出走日:2007年08月12日(日)
関屋記念(GⅢ)/新潟/別定/1600m(左・芝)

今週のメインレースは、新潟外回りのマイルで行われる関屋記念である。

関屋記念は、実績馬が休み明けということもあり、実力伯仲の大混戦レースであり、難解な一戦になりそうである。関屋記念は、現時点でも有力馬が五指に余っており、どの馬が人気になるかを判断するのも困難である。そこで、この特集記事では、実績馬から順に能力を分析していく。

関屋記念に出走する馬の中では、カンファーベスト(安藤光)、カンパニー(福永祐一)、シンボリグラン(柴山)、ヤマニンアラバスタ(小林淳)及びグレイトジャーニー(蛯名)が実績的には上位である。

関屋記念で、カンファーベストは、去年の第41回関屋記念の覇者であり、他にも新潟コースで重賞2着2回の実績がある。このように、カンファーベストにとっては、新潟コースは得意な舞台でもあり、実績的にも上位である。去年の第41回関屋記念を振り返ると、カンファーベストは、3ヶ月ぶりの競馬で14番人気と人気がなかったものの、先行して押し切る正攻法の競馬で第41回関屋記念を制しており、内容的には悪くない。 よって、カンファーベストは、得意の新潟コースならば関屋記念でも好走可能な能力を秘めている。ただし、カンファーベストにとっては、8歳という高齢と8ヶ月ぶりの休み明けという点が課題となる。しかしながら、カンファーベストがこれらの課題を克服しさえすれば今年の関屋記念で連覇も狙えると競馬理論の競馬予想では判断している。

関屋記念で、カンパニーは、重賞2勝の実績に加えて、G1の安田記念及び宝塚記念でも掲示板にのっており、実績的にはカンファーベストを上回る。特に、カンパニーの安田記念5着は、大きな不利があってのものであり、勝ちに等しい内容であった。 よって、競馬理論の競馬予想は、カンパニーを、関屋記念に出走する馬の中では能力最上位として評価している。

シンボリグランは、去年の秋に、毎日放送賞スワンステークス2着、マイルチャンピオンシップ3着と本格化の兆しを見せており、今年の秋でのG1制覇を目指す上では休み明けであっても無様な競馬を見せられない。 また、シンボリグランは、他の実績馬よりも若い5歳馬なので、衰えている可能性は低い。よって、競馬理論の競馬予想は、シンボリグランにも、高い評価を与えるべきと判断している。

関屋記念で、ヤマニンアラバスタは、重賞2勝の実績馬であり、一昨年の新潟記念を制した実績から新潟コースも得意な舞台である。しかしながら、ヤマニンアラバスタは、3ヶ月ぶりで臨んだ去年の関屋記念で3番人気ながら14着に敗れており、ほぼ一年ぶりで臨む今年の関屋記念で去年以上の成績を望むのは酷である。よって、競馬理論の競馬予想は、ヤマニンアラバスタの実績には敬意を払いながらも、ヤマニンアラバスタには高い評価を与えるべきではないと判断している。

グレイトジャーニーは、ダービー卿チャレンジトロフィーを制して、G1の安田記念及び天皇賞に出走しており、関屋記念ならば通用する能力を秘める。ただし、グレイトジャーニーは、他の実績馬よりも能力的に見劣る感は否めない。しかしながら、グレイトジャーニーは、他の実績馬よりも、休養期間が短いので体調万全で関屋記念に出走してくるようであれば、好走してもおかしくはない。

なお、これらの実績馬の最終的な評価は、体調を見極める必要がある。よって、競馬理論の競馬予想は、これらの実績馬の調教状態などには特に注意を払って予想しようと考えている。特に、カンパニー及びシンボリグランは、G1でも通用する能力を秘めており、万全な体調で出走してくれば、圧勝まであり得ると競馬理論の競馬予想では判断している。

実績馬以外では、アポロノサトリ(後藤)、インセンティブガイ(松岡)、ショウナンタキオン(田中勝)及びピサノパテック(吉田隼人)が人気になりそうである。

アポロノサトリは、前走の準オープン戦を圧勝しており、勝ちっぷりから重賞の関屋記念でも通用するようにも見える。しかしながら、アポロノサトリのそれ以前のレースを振り返ると、重賞では荷が重いと判断せざるを得ない。 一方、ピサノパテックは、良血馬で人気にはなるが、近2走のオープンクラスでの走りを見る限り、重賞では厳しいといわざるを得ない。 よって、競馬理論の競馬予想は、人気先行タイプのアポロノサトリ及びピサノパテックには、馬券の期待値を高めるという意味でも高い評価を与えてはならないと判断している。

インセンティブガイは、気分よく走りさえすれば、京王杯スプリングカップ2着などで好走したように、関屋記念でも好走できる。よって、インセンティブガイにとっては、他馬との比較よりも、いかに気分良く競馬を進められるかどうかがポイントとなる。

ショウナンタキオンは、1000万下を勝って準オープンに出走できる身での出走であり、格下馬とみることもできる。しかしながら、ショウナンタキオンは、2歳時に新潟2歳ステークスを5馬身差で制した重賞ウィナーであり、実績的にも能力的にも関屋記念でもヒケをとらない。ただし、ショウナンタキオンは、現時点において除外対象なので、当然ながら出走が好走への条件となる。よって、競馬理論の競馬予想は、出走さえ叶えば、ショウナンタキオンに高い評価を与えようと考えている。

競馬理論の競馬予想は、ストーミーカフェを、穴馬候補として注目している。新潟の外回り戦では、各ジョッキーが、直線が長いコースを意識しすぎて、スローペースになり、前残りの競馬となることが非常に多い。 このような展開になれば、ストーミーカフェが、マイペースで逃げて、粘り込む可能性まであり得る。 よって、競馬理論の競馬予想は、ストーミーカフェの逃げ残りを、穴馬券の候補として注目している。

以上のように、関屋記念は、至上稀に見る大混戦が予想される。よって、競馬理論の競馬予想は、調教状態や枠順など細かい要素すべてを含めて、最終的な予想を決断しなければならないと考えている。このような大混戦のレースでこそ競馬理論の競馬予想の腕の見せ所でもあるので、全力で予想しようと考えている。競馬理論の競馬予想のファンの方は、関屋記念の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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