関屋記念(GⅢ)/新潟/別定/1600m(左・芝)
今週のメインレースは、第50回関屋記念である。
第50回関屋記念は、勝ち馬が毎回コロコロ変わるマイル戦線を象徴するように混戦模様である。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第50回関屋記念に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
中京記念組からは、1着のスマートオリオン、2着のアルマディヴァン、4着のエールブリーズ、6着のアルバタックス、8着のレッドアリオン及び10着のゴールドベルが第50回関屋記念に出走する。
スマートオリオン、アルマディヴァン、エールブリーズ及びアルバタックスは、中京記念において0秒2差で走っており、展開次第で着順が入れ替わりそうである。
よって、第50回関屋記念の競馬予想においては、展開や枠順次第で、スマートオリオン、アルマディヴァン、エールブリーズ及びアルバタックスの上下を決めるべきである。
なお、この中では斤量据え置きで有利な上に好位を追走できる器用な脚質のスマートオリオンが第50回関屋記念でも好走する可能性は一番高い。
一方、レッドアリオンの中京記念の8着という結果は、57.5キロの斤量で且つ先行するいつもの競馬ができなかったものであり、度外視可能である。
よって、第50回関屋記念の競馬予想においては、先行するいつもの競馬ができるようであればレッドアリオンの巻き返しの可能性が高いと判断すべきである。
一方、ゴールドベルは、中京記念の見所のない内容を見る限り、第50回関屋記念の競馬予想において高い評価は不要である。
一方、安田記念組からは、9着のエキストラエンド及び13着のサトノギャラントが第50回関屋記念に出走する。
エキストラエンドの安田記念の9着という結果は、強敵相手に力負けであったが、外を回らされた割には負けていない。
よって、第50回関屋記念の競馬予想においては、能力を最大限に発揮する内で脚をためる競馬ができればエキストラエンドの好走の可能性が高まると判断すべきである。
一方、サトノギャラントの安田記念の13着という結果も、
完全に力負けであった。
しかしながら、サトノギャラントは新潟の瞬発力勝負は得意である。
よって、第50回関屋記念の競馬予想においては、サトノギャラントに押さえ程度の評価は与えるべきである。
一方、ヴィクトリアマイル組からは、5着のカフェブリリアントが第50回関屋記念に出走する。
カフェブリリアントのヴィクトリアマイルの5着という結果は、前残りの展開で前を捕らえられなかっただけである。
よって、第50回関屋記念の競馬予想においては、今年に入って充実著しいカフェブリリアントにも注意が必要である。
一方、マイラーズカップ組からは6着のシャイニープリンスが第50回関屋記念に出走する。
シャイニープリンスのマイラーズカップの6着という結果は、行ったきりの展開で先行したことを考慮すると、残念な内容であった。
ただし、シャイニープリンスは、富士ステークスの内容だけ走れば能力的に通用する。
よって、第50回関屋記念の競馬予想においては、展開に恵まれるようであればシャイニープリンスも好走可能と判断すべきである。
一方、NHKマイルカップ組からは、6着のヤングマンパワー及び15着のナイトフォックスが第50回関屋記念に出走する。
ヤングマンパワーのNHKマイルカップの6着という結果は、スローペースで外を回らされた割には大きな差がなかった。
よって、第50回関屋記念の競馬予想においては、古馬相手でもヤングマンパワーに多少の注意を払うべきである。
一方、ナイトフォックスは、NHKマイルカップの見所のないレース内容を見る限り、第50回関屋記念の競馬予想において高い評価は不要である。
一方、鳴尾記念組からは、2着のマジェスティハーツが第50回関屋記念に出走する。
マジェスティハーツの鳴尾記念の2着という結果は、上位馬のほとんどが次走で好走するレベルの高い一戦でのものであり、レース内容としての価値は高い。
よって、第50回関屋記念の競馬予想においては、マジェスティハーツに高い評価を与えて当然である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第50回関屋記念に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第50回関屋記念の予想を決断する
競馬理論のファンの方は、第50回関屋記念の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。