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2020/04/13 2020/04/21

【 皐月賞2020予想】 直行コントレイルが無傷の4連勝でダービーへ向かうか?

出走日:2020年04月19日(日)
皐月賞(GⅠ)/中山/定量/2000m(右・芝)

今週は、フルゲート18頭に対して19頭の出走登録があった皐月賞(2020年)の予想について解説する。

 

皐月賞は、今年は無観客で行われるものの、2020年の牡馬クラシック第一弾であり注目を集める。

 

無敗のG1馬2頭コントレイル(福永祐一)及びサリオス(レーン)の2頭が人気になりそうだが、2頭とも休み明けいうこともあり、波乱もあり得る。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、皐月賞の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

まずはホープフルステークス組

1着のコントレイル(福永祐一)が出走登録している。

 

コントレイル

ホープフルステークスの勝利という結果は、好位追走から馬なりのまま先頭に立って押し切る、着差以上に強い横綱競馬であった。

 

また、コントレイルは、東京スポーツ杯2歳ステークスでも、一瞬で後続を置き去りにして、5馬身差をつけた。

 

よって、皐月賞の予想では、人気であっても、コントレイルに本命級の高い評価を与えて当然である。

 

朝日杯フューチュリティステークス組

1着のサリオス(レーン)が出走を予定している。

 

サリオス

朝日杯フューチュリティステークスの勝利という結果は、前崩れの展開となったハイペースを先行する競馬によるものであり、力の違いを見せつけた。

 

また、サリオスは、サウジアラビアロイヤルカップではスローでも折り合って、上がり33秒1の脚で差し切っている。

 

よって、皐月賞の予想では、初の2000m戦であっても、サリオスにもかなり高い評価を与えるべきである。

 

弥生賞ディープインパクト記念組

1着のサトノフラッグ(クリストフ・ルメール)・4着のブラックホール(石川)の合計2頭が出走を予定している。

 

サトノフラッグ

弥生賞ディープインパクト記念の勝利という結果は、4コーナーで先頭に並びかけて後続を突き放す、着差以上に強い内容であった。

 

なお、2着のワーケアは、不利を受けたホープフルステークスでも3着に好走した実力馬であり、単純な比較ではコントレイルと互角と見ることもできる。

 

よって、皐月賞の予想では、急激なメンバー強化であっても、サトノフラッグにも高い評価を与えて当然である。

 

ブラックホール

弥生賞ディープインパクト記念のレース内容は見所がなかった。

 

よって、皐月賞の予想では、ブラックホールに高い評価は不要である。

 

スプリングステークス組

1着のガロアクリーク(ヒューイットソン)・2着のヴェルトライゼンデ(池添謙一)の合計2頭が出走を予定している。

 

ガロアクリーク

スプリングステークスの勝利という結果は、一気に交わした勢いでヴェルトライゼンデを差し切っており、ヒューイットソン騎手の好騎乗に恵まれた。

 

よって、皐月賞の予想では、ガロアクリークに高い評価は不要である。

 

ヴェルトライゼンデ

スプリングステークスの2着という結果は、休み明けだったことと4コーナーで一気に被されてしまったために伸び負けたが、能力は示した。

 

なお、ヴェルトライゼンデは、ホープフルステークスでコントレイルの2着に好走している。

 

よって、皐月賞の予想では、ヴェルトライゼンデの巻き返しにも注意を払うべきである。

 

共同通信杯組

1着のダーリントンホール(ミルコ・デムーロ)・2着のビターエンダー(津村明秀)・4着のマイラプソディ(武豊)の合計3頭が出走登録している。

 

ダーリントンホール

共同通信杯の勝利という結果は、スローの前残りの展開且つイン有利の馬場状態で逃げたビターエンダーを交わしており、着差以上に強い内容であった。

 

よって、皐月賞の予想では、ダーリントンホールにもそれなりの評価を与えるべきである。

 

ビターエンダー

共同通信杯の2着という結果は、楽に逃げる展開に恵まれたものであり、レース内容としての価値は低い。

 

よって、皐月賞の予想では、ビターエンダーに高い評価は不要である。

 

マイラプソディ

共同通信杯の4着という結果は、イン有利の馬場状態且つスローペースで外を回らされて完全に脚を余した。

 

なお、マイラプソディは、厳しい流れとなった京都2歳ステークスを楽勝しており、能力的にはG1で通用してもおかしくない。

 

よって、皐月賞の予想では、マイラプソディの巻き返しにも注目して当然である。

 

京成杯組

1着のクリスタルブラック(吉田豊)が出走を予定している。

 

クリスタルブラック

京成杯の勝利という結果は、後方で気分良く追走できたこともあるが、スローペースを差し切る強い内容であった。

 

よって、皐月賞の予想では、急激なメンバー強化を考慮しても、2戦2勝と未知の魅力を秘めるクリスタルブラックにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

以上、皐月賞に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、皐月賞(2020年)の最終的な予想を決断する。

 

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