2→12,11,9,13,6,8
この時期の未勝利は先行争い激化とみて前潰れの展開になりそうで2の差し切りを狙う。11はダート適性次第。前崩れの展開になれば6,8,9,12,13が2と一緒に追い込む。展開がハマれば高配当になりそうなので馬券的には面白い


4コーナー奥からのスタートで最初のコーナーまで距離があるので、ペースが落ち着きやすい上に、直線が短いので前残りに警戒が必要な条件。ただし、去年までは札幌記念の週からコース替りということもあり内前が極端に有利になっていたが、今年は異なるので、トラックバイアスには注意を払いたい。

馬番 | 馬名 | MI | 予想オッズ |
1 | リビアングラス | 78 | 20.6 (8人気) |
2 | ボーンディスウェイ | 77 | 43.3 (13人気) |
3 | シュトルーヴェ | 82 | 35.0 (12人気) |
4 | コスモキュランダ | 83 | 7.2 (3人気) |
5 | ホウオウビスケッツ | 80 | 3.9 (1人気) |
6 | ケイアイセナ | 77 | 25.4 (11人気) |
7 | ハヤテノフクノスケ | 78 | 7.3 (4人気) |
8 | ステレンボッシュ | 80 | 5.7 (2人気) |
9 | トップナイフ | 74 | 23.8 (10人気) |
10 | ヴェローチェエラ | 81 | 8.1 (5人気) |
11 | ショウナンアデイブ | 71 | 110.0 (15人気) |
12 | アルナシーム | 80 | 16.9 (7人気) |
13 | アウスヴァール | 76 | 174.3 (16人気) |
14 | アラタ | 78 | 70.9 (14人気) |
15 | ココナッツブラウン | 77 | 9.6 (6人気) |
16 | シュヴァリエローズ | 81 | 21.1 (9人気) |

今週は、フルゲート16頭に対して18頭もの出走登録馬があった札幌記念(2025年)。札幌記念は、サマー2000シリーズの一戦というだけでなく、G1への昇格も噂される夏場の大一番である。今年はホウオウビスケッツが1番人気に推されそうだが、好走するときにはいつも展開に恵まれており、実績ほど能力は高くなく、波乱の可能性も十分ある。そこで、競馬理論の競馬予想では、札幌記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
大阪杯組
ホウオウビスケッツ
大阪杯の5着は、メンバーを考えると立派だが、逃げたデシエルトから大きく離れた2番手を気分よく先行する展開に恵まれた。なお、ホウオウビスケッツは、毎日王冠2着、天皇賞秋3着、金鯱賞2着など気分よく先行できれば一線級相手でも通用する。一方で、ホウオウビスケッツは、中山金杯で2番人気を裏切って9着と惨敗している。よって、札幌記念においてホウオウビスケッツが好走するためには、楽に先行する展開になるかどうかがポイントである。
コスモキュランダ
大阪杯の8着は、好位の馬群の中から伸びを欠いており、メンバーが強すぎたとは言えども、力負けであった。なお、コスモキュランダは、皐月賞2着やセントライト記念2着など、能力さえ発揮できればG1でも通用する能力を秘める。よって、札幌記念においては、皐月賞の内容だけ走れる条件が揃うようであれば、コスモキュランダに高い評価を与えるべきである。
ヴィクトリアマイル組
ステレンボッシュ
ヴィクトリアマイルの8着は、大きくは負けていないが、好位追走から伸びを欠いた。なお、ステレンボッシュは、桜花賞1着、オークス2着、秋華賞3着と4歳牝馬の中ではトップクラスだが、古馬とのレースでは走れていない。よって、札幌記念においては、4歳牝馬世代のレベルが高くない点も加味すると、ステレンボッシュに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
函館記念組
ヴェローチェエラ
函館記念の勝利は、4コーナーで先頭に並びかける自ら勝ちに行く競馬で1馬身半もの差をつける強い内容であった。なお、ヴェローチェエラは、オープン入り後人気を裏切っていたが、もともと3勝クラス時に破ったマイネルエンペラーが日経賞を制していることから、函館記念くらい走る能力を秘めていた。よって、札幌記念においは、メンバー強化であってもヴェローチェエラに高い評価を与えるべきである。
ハヤテノフクノスケ
函館記念の2着は、前潰れの展開にもかかわらず好位追走から粘り込んだ。なお、ハヤテノフクノスケは、天皇賞春でこそ惨敗を喫したが、2連勝の内容が圧勝だった。よって、札幌記念においては、ハヤテノフクノスケに押さえ程度の評価は与えるべきである。
アルナシーム
函館記念の6着は、前潰れの展開に恵まれたにも関わらず、掲示板にも届かなかった。なお、アルナシームは、中京記念及び中山金杯と重賞を2勝しており、内で脚をためるロスのない展開に恵まれれば能力を最大限に発揮する。よって、札幌記念においては、イン有利のトラックバイアスで内枠を引いた場合のみ、アルナシームに注意を払えば十分である。
ボーンディスウェイ
函館記念の8着は、ハイペースを先行してのものであり、着順ほど内容は悪くはないが、見せ場もなかった。なお、ボーンディスウェイは、中山金杯で好走歴があるが、G2では荷が重い。よって、札幌記念においては、ボーンディスウェイに高い評価は不要である。
トップナイフ
函館記念の10着は、ハイペースの2番手追走といえども、止まり過ぎである。また、トップナイフは、近走の内容を見ると、別定のG2で通用する走りをしていない。よって、札幌記念においては、トップナイフに高い評価は不要である。
アウスヴァール
函館記念の14着は、トップナイフに競り込まれたため、止まってしまったが、負け過ぎである。なお、アウスヴァールは、オールカマー2着の実績があるが、イン有利のトラックバイアスで楽に逃げる展開に恵まれた。よって、札幌記念においては、アウスヴァールに高い評価は不要である。
宝塚記念組
リビアングラス
宝塚記念の7着は、メイショウタバルが逃げ切る展開で好位のインを追走したにもかかわらず伸びを欠いており、見所はなかった。なお、リビアングラスは、京都記念2着の実績もあるが、イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開に恵まれた。よって、札幌記念においてリビアングラスが好走するためには、イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開の助けが必要である。
シュヴァリエローズ
宝塚記念の12着は、後方でばてた馬を交わしただけで、全く見どころがなかった。なお、シュヴァリエローズは、京都大賞典及びステイヤーズステークスを制しており、実績的には上だが、いずれもG2にしてはさえないメンバー構成に恵まれた。よって、札幌記念においては、シュヴァリエローズに高い評価は不要である。
新潟大賞典組
オールナット
新潟大賞典の6着は、好位追走から伸びを欠いており、見所はなかった。よって、札幌記念においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、オールナットに高い評価は不要である。
ダイヤモンドステークス組
シュトルーヴェ
ダイヤモンドステークスの5着は、59キロの斤量を考慮しても、弱いメンバー構成と馬群から離れた位置を気分よく追走する展開に恵まれており、レース内容の価値は低い。ただし、シュトルーヴェは、日経賞及び目黒記念を着差以上に強い内容で制した実績がある。よって、札幌記念においては、シュトルーヴェの復活にも少し注意を払うべきである。
巴賞組
ケイアイセナ
巴賞の勝利は、メンバーのレベルが低かった上に、逃げ争いから離れた3番手を気分よく追走してのものであり、価値は高くない。なお、ケイアイセナは、その前のオープン特別では楽に逃げても止まってしまっていた。よって、札幌記念においては、急激なメンバー強化を考慮すると、ケイアイセナに高い評価は不要である。
クイーンステークス組
ココナッツブラウン
クイーンステークスの2着は、直線で仕掛けが遅れた分だけ届かなかっただけであり、負けて強しの内容であった。ただし、クイーンステークスは、牝馬限定の重賞であり、札幌記念と比べるとレベルが低かった。よって、札幌記念においては、ココナッツブラウンに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
まとめ
1番人気が予想されるホウオウビスケッツが人気になりそうだが、好走するときはいつも展開に恵まれているので過信は禁物である。2番人気のステレンボッシュも古馬とのレース内容を見ると、見所がなく、不安が残る。これらを踏まえると波乱の可能性が高く、馬券的には面白い一戦となりそうである。以上、札幌記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、札幌記念(2025年)の最終的な予想を決断する。

開催日:2024/08/18
着順 | 馬番 | 馬名 | MI | 性別 | 馬齢 | 斤量 | タイム | 基 | KP | BP | AP | TP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | ノースブリッジ | 80 | 牡 | 6 | 58 | 01:59.6 | 83 | 0 | -1
|
-1
|
-1
|
2 | 2 | ジオグリフ | 78 | 牡 | 5 | 58 | 01:59.9 | 80 | 0 | -1
|
0
|
-1
|
3 | 9 | ステラヴェローチェ | 78 | 牡 | 6 | 58 | 02:00.0 | 79 | 0 | -1
|
0
|
0
|
4 | 11 | プログノーシス | 81 | 牡 | 6 | 58 | 02:00.1 | 78 | 0 | 1
|
0
|
2
|
5 | 4 | シャフリヤール | 77 | 牡 | 6 | 58 | 02:00.2 | 77 | 0 | 0
|
0
|
0
|
6 | 6 | トップナイフ | 74 | 牡 | 4 | 58 | 02:00.4 | 75 | 0 | -1
|
0
|
0
|
7 | 8 | アウスヴァール | 73 | セン | 6 | 58 | 02:00.4 | 75 | 0 | -1
|
0
|
-1
|
8 | 5 | チャックネイト | 75 | セン | 6 | 58 | 02:00.5 | 74 | 0 | 1
|
0
|
0
|
9 | 10 | モズゴールドバレル | 73 | 牝 | 5 | 56 | 02:00.7 | 72 | 0 | 1
|
0
|
0
|
10 | 1 | ドゥラエレーデ | 70 | 牡 | 4 | 58 | 02:01.0 | 69 | 0 | 0
|
0
|
1
|
11 | 7 | ホウオウアマゾン | 62 | 牡 | 6 | 58 | 02:01.8 | 61 | 0 | 1
|
0
|
0
|
- | 3 | ボッケリーニ | 0 | 牡 | 8 | 58 | 00:00.0 | 0 | 0 | 0
|
0
|
0
|

8/23(土)8/24(日)新潟2歳S・キーンランドC※更新をお待ちください
25/8/16 07:51 更新
25/8/16 07:51 更新
過去5年のトラックバイアス

8/18(日)札幌
若干イン有利だがフラットに近づく
8/20(日)札幌
重適性がでるくらい力のいる馬場
8/21(日)札幌
芝Cコース替
8/22(日)札幌
8/23(日)札幌
芝Cコース替
8/18(日)札幌
芝Cコース替
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25/8/16 07:51 更新