札幌記念(GⅡ)/札幌/定量/2000m(右・芝)
今週のメインレースは、第51回札幌記念である。
第51回札幌記念は、夏場の大一番として注目を集める。
そこで、競馬理論の競馬予想では第51回札幌記念に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
春のグランプリ宝塚記念組からは、4着のトーホウジャッカル(酒井学)及び8着のラキシス(ルメール)が第51回札幌記念に出走する。
トーホウジャッカル及びラキシスの宝塚記念の敗戦は、イン有利の馬場において終始外を回らされてのものであり、内容としては着順以上に良い。
なお、トーホウジャッカル及びラキシスは、G1馬であり、実績的にも上である。
よって、第51回札幌記念の競馬予想においては、トーホウジャッカル及びラキシスに本命級の高い評価を与えて当然である。
一方、天皇賞春組からは、4着のラストインパクト(川田将雅)が第51回札幌記念に出走する。
ラストインパクトの天皇賞春の4着という結果は、ロスのない競馬によるものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。
よって、第51回札幌記念の競馬予想においては、ラストインパクトにもそれなりの評価は必要だが、天皇賞4着馬というだけで過大視は禁物である。
一方、函館記念組からは、1着のダービーフィズ(岩田康誠)、2着のハギノハイブリッド(福永祐一)及び3着のヤマカツエース(池添謙一)が第51回札幌記念に出走する。
ダービーフィズ、ハギノハイブリッド及びヤマカツエースの函館記念の好走は、イン有利の馬場においてロスのない競馬に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。
よって、第51回札幌記念の競馬予想においては、メンバー強化を考慮すると、 ダービーフィズ及びハギノハイブリッドに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
また、上位2頭から離されたヤマカツエースは軽視しても問題なさそうである。
一方、エプソムカップ組からは3着のディサイファ(四位洋文)が第51回札幌記念に出走する。
ディサイファのエプソムカップの3着という結果は、終始外を回らされてのものであり、レース内容としては勝ちに等しい。
勝ちに等しい。よって、第51回札幌記念の競馬予想においては、ディサイファにもそれなりの評価を与えるべきである。
一方、目黒記念組からは、1着のヒットザターゲット(小牧太)が第51回札幌記念に出走する。
ヒットザターゲットの目黒記念の勝利という結果は、イン有利の馬場を1枠からの発走で最大限に生かしたものであり、レース内容としての価値は低い。
よって、第51回札幌記念の競馬予想においては、内枠を引いた時にのみ、ヒットザターゲットに多少の注意を払えば十分である。
一方、七夕賞組からは、2着のステラウインド(蛯名正義)及び7着のトウケイヘイロー(柴田善臣)が第51回札幌記念に出走する。
ステラウインドの七夕賞の2着という結果は、弱いメンバー構成に恵まれたものの前残りの展開を追い込んだものでありレース内容としては悪くない。
よって、第51回札幌記念の競馬予想においては、ステラウインドに押さえ程度の評価は与えるべきである。
一方、トウケイヘイローは、七夕賞の見所のない内容を見る限り、第51回札幌記念の競馬予想において高い評価は不要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第51回札幌記念に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第51回札幌記念の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第51回札幌記念の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。