北海道新聞杯クイーンステークス(GⅢ)/札幌/別定/1800m(右・芝)
今週のメインレースは、第60回クイーンステークス(2012年)である。
第60回クイーンステークス(2012年)は、夏場の牝馬限定重賞ということもあり混戦が予想される。
そこで第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想は、第60回クイーンステークス(2012年)に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
クラシック戦線のオークス(2012年)組からは、4着のアイムユアーズ(池添)、5着のサンキューアスク(丸田)及び13着のミッドサマーフェア(蛯名)が第60回クイーンステークス(2012年)に出走する。
アイムユアーズのオークス(2012年)の4着は、逃げ争いをした2頭が16~17着に惨敗したハイペースを早め先頭で勝ちに行く横綱競馬によるものであり、レース内容としては勝ったジェンティルドンナに続くものである。
またアイムユアーズは、阪神ジュベナイルフィリーズで2着、桜花賞で3着などG1でも好走を繰り返しており、3歳世代ではトップクラスの能力を秘めることに疑いの余地はない。
よって第60回クイーンステークス(2012年)、今年の3歳馬のレベルの高さをも考慮すると、アイムユアーズが古馬相手の重賞でも好走する可能性は高いと、第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。
サンキューアスクのオークス(2012年)の5着は、ハイペースで前崩れの展開を後方のラチ沿いで脚をためる展開に恵まれたものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。
よって第60回クイーンステークス(2012年)、函館のかもめ島特別を快勝して臨む順調さの強みを加味しても、サンキューアスクがアイムユアーズを逆転するまでは難しいと第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。
一方、ミッドサマーフェアのオークス(2012年)の13着は、1番人気に推されたにもかかわらず全く見所のないものであった。
しかしながらミッドサマーフェアは、フローラステークス(2012年)、オークス3着馬のアイスフォーリスを寄せ付けずに快勝しており、力負けと見るのは早計である。
よって第60回クイーンステークス(2012年)、ミッドサマーフェアが体調さえ万全であれば、巻き返す可能性は高いと第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。
ヴィクトリアマイル(2012年)組からは、15着のフミノイマージン(藤田)及び16着のオールザットジャズ(藤岡祐)が第60回クイーンステークス(2012年)に出走する。
フミノイマージン及びオールザットジャズのヴィクトリアマイル(2012年)の惨敗は、インの3番手のホエールキャプチャ及び2番手追走のドナウブルーの先行結果で脚を余したものであり、度外視可能である。
するとフミノイマージンは、牝馬限定重賞3勝の実績が浮かび上がり、実績的には互角以上である。
よって第60回クイーンステークス(2012年)、フミノイマージンにも高い評価を与えるべきである。
ただし、フミノイマージンは追い込み一手の脚質であり、インが有利な馬場の時には脚を余す可能性が高まるので評価を下げるべきとも、第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。
さてオールザットジャズは、ヴィクトリアマイルを除けば今年(2012年)に入って3戦2勝2着1回という上がり馬である。
また、オールザットジャズが2着に敗れた中山牝馬ステークス(2012年)にしても、イン有利の馬場にもかかわらず出遅れて追い込んだものであり、負けて強しの内容であった。
よって第60回クイーンステークス(2012年)、充実著しいオールザットジャズの巻き返しがあってもおかしくないと第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。
一方、オールザットジャズが制した福島牝馬ステークス組からは、2着のコスモネモシンが第60回クイーンステークス(2012年)に出走する。
コスモネモシンの福島牝馬ステークス(2012年)の2着は、ハイペースを後方で脚をためる展開に恵まれたものであり、レース内容としても勝ったオールザットジャズが上であった。
よって第60回クイーンステークス(2012年)基本的に、コスモネモシンならばオールザットジャズに高い評価を与えるべきである。
ただしコスモネモシンは、先行・差し自在の器用な脚質なので、展開に恵まれるようであれば逆転の可能性もあると第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。
マーメイドステークス(2012年)組からは、4着のシースナイプ(丹内)、7着のエリンコート(横山典)、11着のアニメイトバイオ(丸山)及び13着のレジェンドブルー(宮崎)が第60回クイーンステークス(2012年)に出走する。
マーメイドステークス(2012年)は、グルヴェイグの強さだけが目立った一戦であり、2着のクリスマスキャロル及び3着のメルヴェイユドールが準オープンクラスの馬であったことを考えると、低レベルな一戦であった。
よって第60回クイーンステークス(2012年)、マーメイドステークス組のシースナイプ、エリンコート、アニメイトバイオ及びレジェンドブルーに高い評価は不要である。
唯一注意を払う必要があるとすれば、シースナイプがスローペースでの逃げ又は好位のインでの競馬ができた時だけであろうと、第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。
五稜郭ステークス組からは、1着のレインボーダリア(木幡)、7着のナムラボルテージ及び8着のラブフールが第60回クイーンステークス(2012年)に出走する。
レインボーダリアの五稜郭ステークス(2012年)の勝利は、ハイペースを早目に先頭に立つ横綱競馬によるものであり、着差以上の強さを見せつける内容であった。
またレインボーダリアは、エリザベス女王杯で5着の実績があり、格上げ初戦での重賞挑戦でも遜色ない。
よって第60回クイーンステークス(2012年)、牝馬限定の重賞ならば互角以上のレインボーダリアにも、それ相応の高い評価を与えるべきと第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。
ナムラボルテージの五稜郭ステークス(2012年)の7着は、ハイペースの逃げによるものではあるが、51キロの軽ハンデなどを考慮すると、特筆すべき内容でもない。
よって第60回クイーンステークス(2012年)、ナムラボルテージに高い評価は不要と第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。
ラブフールの五稜郭ステークス(2012年)の8着は、
イン有利の馬場で外を回らされたので同情の余地こそあるものの、負け過ぎである。
よって第60回クイーンステークス(2012年)、ラブフールに押さえ程度の評価を与えれば十分と第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。
以上のように第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想は、第60回クイーンステークス(2012年)に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第60回クイーンステークス(2012年)の最終的な予想を決断する。
第60回クイーンステークスの競馬理論の競馬予想のファンの方は、第60回クイーンステークス(2012年)の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。