北海道新聞杯クイーンステークス(GⅢ)/札幌/別定/1800m(右・芝)
今週のメインレースは、第64回クイーンステークスである。
第64回クイーンステークスは、オークス2着馬チェッキーノが出走することもあり、例年以上に注目を集める。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第64回クイーンステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
オークス組からは、2着のチェッキーノ及び13着のロッテンマイヤーが第64回クイーンステークスに出走する。
チェッキーノのオークスの2着という結果は、外を回りすぎたことを考慮すると、負けて強しの内容であった。
よって、第64回クイーンステークスの競馬予想においては、古馬相手であってもチェッキーノに本命級の高い評価を与えるべきである。
ロッテンマイヤーのオークスの13着という結果は、力負けではあったが、外枠から先行したことを考慮すると、着順ほど悲観すべき内容ではない。
よって、第64回クイーンステークスの競馬予想においては、開幕週で先行力を生かせる馬場になるようであれば、ロッテンマイヤーの先行粘り込みにも注意を払うべきである。
マーメイドステークス組からは、1着のリラヴァティ及び9着のナムラアンが第64回クイーンステークスに出走する。
リラヴァティのマーメイドステークスの勝利という結果は、楽に先行する展開に恵まれたものではあるが、気分よく走ればシブトイことも示した。
よって、第64回クイーンステークスの競馬予想においては、開幕週の馬場を考慮すると、リラヴァティの逃げ粘りの可能性も低くないと判断すべきである。
ナムラアンのマーメイドステークスの9着という結果は、出遅れて能力を発揮できなかったため度外視可能である。
よって、第64回クイーンステークスの競馬予想においては、スタート互角で先行する自分の競馬ができれば、ナムラアンが巻き返す可能性もあり得ると判断すべきである。
ヴィクトリアマイルカップ組からは、11着のウインプリメーラ、14着のレッドリヴェール及び18着のシャルールが第64回クイーンステークスに出走する。
ウインプリメーラ、レッドリヴェール及びシャルールは、いずれも力負けであるが、
一線級相手でハイペースを先行したものと考えると、同情の余地がある。
よって、第64回クイーンステークスの競馬予想においては、内枠を引いて好位のインでロスのない競馬ができるようであれば、ウインプリメーラ、レッドリヴェール及びシャルールの巻き返しにも注意が必要である。
福島牝馬ステークス組からは、1着のマコトプリジャール、8着のメイショウスザンナ及び15着のキャットコインが第64回クイーンステークスに出走する。
マコトプリジャールの福島牝馬ステークスの勝利という結果は、スローペースを先行する展開に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。
よって、第64回クイーンステークスの競馬予想においては、マコトプリジャールに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
メイショウスザンナ及びキャットコインは、福島牝馬ステークスの見所のない内容を見る限り、第64回クイーンステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第64回クイーンステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第64回クイーンステークスの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第64回クイーンステークスの予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。