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2012/07/02 2016/08/19

【 エリザベス女王杯2012予想】 アパパネは初の古馬相手でも通用するのか?

出走日:2012年07月08日(日)
エリザベス女王杯(GⅠ)/京都/定量/2200m(右・芝)

今週のメインレースは、第35回エリザベス女王杯である。第35回エリザベス女王杯では、3冠牝馬アパパネと愛オークス馬スノーフェアリーとの日英3歳女王対決が注目される。そこで、第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想は、第35回エリザベス女王杯に出走する各馬の能力をステップレースごとに分析する。

クラシックの最終関門の秋華賞組からは、1着のアパパネ(蛯名)、2着のアニメイトバイオ(後藤)、6着のディアアレトゥーサ(安藤勝)及び18着のサンテミリオンが第35回エリザベス女王杯に出走する。アパパネの秋華賞の勝利は、終始外を回って早めに先頭に立つ横綱競馬によるものであり、着差以上の強さであった。また、アパパネは、3冠牝馬であり、3歳牝馬世代の最強馬であることは疑いの余地がない。よって、第35回エリザベス女王杯においても、3歳牝馬の中では、アパパネに最も高い評価を与えるべきである。なお、アパパネにとっては、初の古馬との対戦が課題となる。しかしながら、秋華賞3着のアプリコットフィズが古馬牝馬相手の札幌のクイーンステークスを快勝していたり、秋華賞11着のオウケンサクラが古馬牡馬一線級相手の天皇賞・秋で4着に好走しており、今年の3歳牝馬世代は例年以上にレベルが高い。よって、第35回エリザベス女王杯、レベルの高い3歳牝馬世代の最強馬アパパネに本命級の高い評価を与えて当然と第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、アニメイトバイオの秋華賞の2着は、アパパネにこそ力負けしたが、着差を一戦ごとに詰めており、夏場の成長を感じさせる内容であった。また、アニメイトバイオは、秋初戦のローズステークスでアパパネをも破っている。よって、第35回エリザベス女王杯、アパパネと差を詰めつつあるアニメイトバイオにもかなり高い評価を与えるべきと第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ディアアレトゥーサの秋華賞の6着は、外を回って早めに勝ちに行く競馬でのものであり、0秒5差の着差を考えると、悲観すべき内容ではない。また、サンテミリオンは、休み明けで大出遅れした秋華賞を度外視すれば、アパパネと同着でオークスを制覇しており、能力的には互角以上である。よって、第35回エリザベス女王杯、レベルの高い3歳世代のディアアレトゥーサ及びサンテミリオンにもそれなりの注意を払うべきと第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、府中牝馬ステークス組からは、1着のテイエムオーロラ、2着のセラフィックロンプ(宮崎)、3着のスマートシルエット、6着のブロードストリート(藤田)、7着のリトルアマポーラ(勝浦)、10着のコロンバスサークル(武豊)、11着のシングライクバード、15着のサンレイジャスパー(難波)及び16着のブライティアパルス(藤岡康)が第35回エリザベス女王杯に出走する。テイエムオーロラの府中牝馬ステークスの勝利は、超スローペースでの単騎逃げの展開で逃げきったものであり、レース内容的な価値は低い。また、セラフィックロンプの府中牝馬ステークスの2着も、超スローペースのインの3番手の絶好位を追走する展開に恵まれたものである。また、スマートシルエットの府中牝馬ステークスの3着も、外目を回ったとはいえ、スローペースを先行する展開に助けられた。よって、第35回エリザベス女王杯は、テイエムプリキュアの大逃げでスローペースになりそうもないので、テイエムオーロラ、セラフィックロンプ及びスマートシルエットを軽視すべきと第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ブロードストリートは、府中牝馬ステークスのレース内容では通用しないが、ローズステークスや秋華賞で、レッドディザイアやブエナビスタと互角の競馬をした実績を持つ。よって、第35回エリザベス女王杯、叩き2走目で本来の力を発揮できれば、ブロードストリートが好走してもおかしくないと第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、リトルアマポーラ、コロンバスサークル、シングライクバード、サンレイジャスパー及びブライティアパルスは、府中牝馬ステークスの冴えないレース内容及び近況から、第35回エリザベス女王杯で好走する可能性は低い。

一方、京都大賞典組からは、1着のメイショウベルーガ(池添)及び3着のプロヴィナージュ(佐藤哲)が第35回エリザベス女王杯に出走する。メイショウベルーガの京都大賞典の勝利は、ハイペースの展開が嵌ったものではあるが、ジャパンカップ2着、菊花賞1着の実績を持つオウケンブルースリを破ったこと自体には高い評価を与える必要がある。また、メイショウベルーガは、牡馬の一線級相手でも常に差のない競馬をしており、牝馬限定戦に入れば能力的に断然と見ることもできる。よって、第35回エリザベス女王杯、牡馬の一線級と対戦してきたメイショウベルーガに古馬の中では最上位の評価を与えるべきと第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、プロヴィナージュの京都大賞典の3着は、逃げ争いをした2頭から大きく離れた3番手を気分よく追走してのものであり、メイショウベルーガには完敗であった。また、プロヴィナージュは、朝日チャレンジカップ及びクイーンステークスにおいても、イン有利の馬場でインの3番手という絶好位を追走する展開に恵まれて好走しており、いずれの好走もレース内容的には着順ほどの価値はない。よって、第35回エリザベス女王杯、展開に恵まれた近走の好成績だけで人気になるプロヴィナージュには押さえ程度の評価で十分と第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、別路線組では、アースシンボル(田中勝)、テイエムプリキュア(国分恭)及びヒカルアマランサスが第35回エリザベス女王杯に出走する。アースシンボルは、スローペースで追い込んだ近2走の内容が強いので、前潰れの展開になれば一線級相手でも好走可能である。よって、第35回エリザベス女王杯、上がり馬アースシンボルにも少しは注意を払うべきと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、テイエムプリキュアは、去年のエリザベス女王杯の2着馬ではあるが、近2走の内容があまりにひどい。また、ヒカルアマランサスは、ヴィクトリアマイルでブエナビスタとクビ差の2着に好走しており、単純なメンバー比較では通用していいが、ヴィクトリアマイルの2着は、インの3番手を追走する絶好の展開に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。更に、ヒカルアマランサスは、ヴィクトリアマイル後の2戦の内容が冴えない。よって、第35回エリザベス女王杯、テイエムプリキュア及びヒカルアマランサスが好走する可能性は低いと第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、イギリスから、愛オークス馬のスノーフェアリー(ムーア)が第35回エリザベス女王杯に出走する。スノーフェアリーは、実績的にはアパパネと比較しても遜色はないが、いずれのレースも走破時計が遅く、日本の馬場への適性は未知数である。よって、スノーフェアリーに関しては走ってみなければ分からないというのが正直な感想で、連下候補の一頭というのが妥当と第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想では判断している。

以上のように、第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想は、第35回エリザベス女王杯に出走する有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第35回エリザベス女王杯の最終的な予想を決断する。第35回エリザベス女王杯の競馬理論の競馬予想のファンの方は、第35回エリザベス女王杯の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
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