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2020/11/09 2020/11/23

【 エリザベス女王杯2020予想】 ラッキーライラックの連覇なるか?

出走日:2020年11月15日(日)
エリザベス女王杯(GⅠ)/京都/定量/2200m(右・芝)

 

今週は、フルゲート18頭に対して19頭もの出走登録馬があった牝馬のナンバーワン決定戦エリザベス女王杯(2020年)の予想について解説する。

 

エリザベス女王杯は、去年の覇者ラッキーライラックが人気を集めそうだが、3歳馬が古馬と初対戦となる上に一線級が揃っており、混戦模様である。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、エリザベス女王杯の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

札幌記念組

1着のノームコア(横山典弘)・3着のラッキーライラック(ルメール)の合計2頭が出走登録している。

 

ノームコア

札幌記念の勝利という結果は、中団のインで脚を溜める展開に恵まれたものだが、ラッキーライラックを差し切ったことは立派である。

 

また、ノームコアは、去年のヴィクトリアマイルの勝ち馬であり、実績的にも遜色がない。

 

よって、エリザベス女王杯の予想では、ノームコアにかなり高い評価を与えて当然である。

 

ラッキーライラック

札幌記念の3着という結果は、早め先頭で目標になった分だけ差されてしまったが、スローペースを考えるともう少し粘って欲しかったことも確かである。

 

なお、ラッキーライラックは、去年のエリザベス女王杯及び大阪杯を制しているように実績的には断然だが、いずれも内で脚を溜める展開に恵まれたものである。

 

よって、エリザベス女王杯の予想では、ラッキーライラックに高い評価を与えて当然だが、外枠を引いてしまった場合には絶対視までは禁物である。

 

府中牝馬ステークス組

1着のサラキア(北村友一)・2着のシャドウディーヴァ(内田博幸)・3着のサムシングジャスト(松山弘平)・5着のラヴズオンリーユー(ミルコ・デムーロ)の合計4頭が出走を予定している。

 

サラキア

府中牝馬ステークスの勝利という結果は、人気馬が道悪で能力を発揮できない展開に恵まれたものだが、3馬身差は立派である。

 

よって、エリザベス女王杯の予想では、本格化を示すサラキアにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

シャドウディーヴァ・サムシングジャスト

府中牝馬ステークスの好走は、人気馬の凡走に助けられたものであり、サラキアには離されてしまった。

 

よって、エリザベス女王杯の予想では、シャドウディーヴァ及びサムシングジャストに高い評価は不要である。

 

ラヴズオンリーユー

府中牝馬ステークスの5着という結果は、休み明けで道悪だったこともあり能力を発揮できなかった。

 

ただし、ラヴズオンリーユーは、カレンブーケドール及びクロノジェネシスを破ってオークスを制した実力馬である。

 

よって、エリザベス女王杯の予想では、ラヴズオンリーユーの巻き返しにも注意を払って当然である。

 

オールカマー組

1着のセンテリュオ(戸崎圭太)が出走登録している。

 

センテリュオ

オールカマーの勝利という結果は、展開に恵まれたことは確かだが、カレンブーケドールを差し切る強い内容であった。

 

よって、エリザベス女王杯の予想では、差しが届く展開になるようであれば、センテリュオにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

秋華賞組

3着のソフトフルート(福永祐一)・5着のミスニューヨーク(加藤祥太)・9着のウインマイティー(和田竜二)・13着のリアアメリア(川田将雅)・15着のウインマリリン(横山武)の合計5頭が出走登録している。

 

ソフトフルート

秋華賞の3着という結果は、ハイペースの前崩れの展開に恵まれたものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

 

よって、エリザベス女王杯の予想では、ソフトフルートに高い評価は不要である。

 

ミスニューヨーク・ウインマイティー・リアアメリア・ウインマリリン

秋華賞のレース内容は、見せ場がなかった。

 

よって、エリザベス女王杯の予想では、ミスニューヨーク、ウインマイティー、リアアメリア及びウインマリリンに高い評価は不要である。

 

ただし、リアアメリアはハイペースに巻き込まれただけなので、度外視可能である。

 

また、リアアメリアは、圧勝したローズステークスが強い内容であった。

 

そのため、エリザベス女王杯の予想では、3歳世代ではリアアメリアの巻き返しに最も注意すべきである。

 

以上、エリザベス女王杯に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、エリザベス女王杯(2020年)の最終的な予想を決断する。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

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