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2016/04/05 2017/06/23

【 桜花賞2016予想】 2歳女王メジャーエンブレムがクラシック一冠目を突破できるか?

出走日:2016年04月10日(日)
桜花賞(GⅠ)/阪神/馬齢/1600m(右・芝)

今週のメインレースは、牝馬クラシック第1弾の第76回桜花賞である。
第76回桜花賞は、2歳女王メジャーエンブレムが人気の中心となりそうだが、初対戦となる馬も多く、波乱の可能性も秘めている。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第76回桜花賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

チューリップ賞組からは、1着のシンハライト(池添謙一)、2着のジュエラー(デムーロ)、3着のラベンダーヴァレイ(戸崎圭太)、5着のデンコウアンジュ(川田将雅)、7着のクロコスミア(勝浦正樹)、8着のレッドアヴァンセ(武豊)、10着のウインファビラス(松岡正海)、14着のブランボヌール(三浦皇成)及び16着のアドマイヤリードが第76回桜花賞に出走する。
シンハライトのチューリップ賞の勝利という結果は、着差こそハナ差だが、スローペースを差し切る着差以上に強い内容であった。
よって、第76回桜花賞の競馬予想においては、シンハライトに打倒メジャーエンブレムの筆頭程度の高い評価を与えて当然である。

ジュエラーのチューリップ賞の2着という結果は、クビの上げ下げの分だけシンハライトに敗れてしまったが、能力的には互角である。
よって、第76回桜花賞の競馬予想においては、展開次第で、ジュエラーがシンハライトを逆転してもおかしくないと判断すべきである。

ラベンダーヴァレイ、デンコウアンジュ、クロコスミア、レッドアヴァンセ、ウインファビラス、ブランボヌール及びアドマイヤリードは、チューリップ賞の内容を見る限り、第76回桜花賞の競馬予想において、シンハライト及びジュエラーを逆転するにはかなりの展開の助けが必要と判断すべきである。

フィリーズレビュー組からは、1着のソルヴェイグ(蛯名正義)、2着のアットザシーサイド(福永祐一)、3着のキャンディバローズ(菱田裕二)、4着のダイアナヘイロー、8着のメイショウスイヅキ(松山弘平)、12着のカトラポール及び18着のウインミレーユが第76回桜花賞に出走する。
ソルヴェイグのフィリーズレビューの勝利という結果は、チューリップ賞組に比べるとかなり弱いメンバー構成と好位のインを追走するロスのない競馬に恵まれたものであり、1馬身強の着差でのG2勝ちの実績ほどレース内容としては価値が無い。
よって、第76回桜花賞の競馬予想においては、ソルヴェイグに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

アットザシーサイドのフィリーズレビューの2着という結果は、スローペースとコース取りの差を考慮すると、レース内容としては一番強かった。
よって、第76回桜花賞の競馬予想においては、展開次第ではあるものの、アットザシーサイドがソルヴェイグを逆転する可能性が高いと判断すべきである。

キャンディバローズ、ダイアナヘイロー、メイショウスイヅキ、カトラポール及びウインミレーユは、フィリーズレビューの見所のない内容を見る限り、第76回桜花賞の競馬予想において高い評価は不要である。

アネモネステークス組からは、2着のアッラサルーテ(和田竜二)が第76回桜花賞に出走する。
アッラサルーテのアネモネステークスの2着という結果は、 中山コースでの楽逃げによるものであり、レース内容としての価値は低い。
よって、第76回桜花賞の競馬予想においては、アッラサルーテに高い評価は不要である。

クイーンカップ組からは、1着のメジャーエンブレム(ルメール)及び9着のビービーバーレルが第76回桜花賞に出走する。
メジャーエンブレムのクイーンカップの勝利という結果は、

内が有利な馬場を生かしたとはいえ、後続に5馬身差もつける大楽勝であった。
よって、第76回桜花賞の競馬予想においては、メジャーエンブレムに本命級の高い評価を与えて当然である。
特に、イン有利の馬場や楽に先行できる展開になるようであれば、メジャーエンブレムの評価を更に上げるべきである。

ビービーバーレルは、クイーンカップの見所のないレース内容を見る限り、第76回桜花賞の競馬予想において高い評価は不要である。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第76回桜花賞に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などを加味して、第76回桜花賞の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第76回桜花賞の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
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