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2013/04/04 2016/08/18

【 桜花賞2013予想】 トーセンソレイユが無敗の桜花賞馬となるか?

出走日:2013年04月07日(日)
桜花賞(GⅠ)/阪神/馬齢/1600m(右・芝)

今週のメインレースは、牝馬クラシック第一弾の第73回桜花賞である。
2013年の牝馬重賞戦線は、1番人気が全敗中ということもあり、第73回桜花賞も大混戦が予想される。

そこで、競馬理論の競馬予想では、第73回桜花賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

チューリップ賞組からは、1着のクロフネサプライズ(武豊)、2着のウインプリメーラ(和田竜二)、3着のアユサン(丸山元気)、7着のレッドオーヴァル(デムーロ)、8着のプリンセスジャック(福永祐一)及び9着のローブティサージュ(秋山真一郎)が第73回桜花賞に出走する。

クロフネサプライズのチューリップ賞の勝利という結果は、インが有利な馬場でマイペースの逃げを打つ展開に恵まれたものであり、3馬身半の着差ほどの圧倒的な強さを見せつけたものではない。

よって、第73回桜花賞の競馬予想においては、チューリップ賞の楽勝劇だけでクロフネサプライズを絶対視すべきではない。

ただし、クロフネサプライズは、軽快な先行力を持つので、楽に先行できる展開やインが有利な馬場になった場合には、第73回桜花賞の競馬予想でもかなり高い評価を与えるべきである。

一方、ウインプリメーラのチューリップ賞の2着という結果は、前が止まらない行ったきりの競馬において2番手から流れ込んだだけであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

よって、第73回桜花賞の競馬予想においては、ウインプリメーラにチューリップ賞2着ほどの高い評価は不要である。

一方、アユサンのチューリップ賞の3着という結果は、3番手追走からそのまま流れ込んだだけであり、レース内容としての価値は低い。

ただし、アユサンは、アルテミスステークスの2着のように差す競馬をしたほうが、能力を最大限に発揮できる。

よって、第73回桜花賞の競馬予想においては、アユサンの巻き返しにも注意を払うべきである。

一方、レッドオーヴァル及びローブティサージュのチューリップ賞の敗戦は、イン有利の馬場において終始外を回らされて脚を余しただけであり度外視可能である。

なお、レッドオーヴィルは、紅梅賞において後のフィリーズレビュー馬メイショウマンボを差し切っている。

また、ローブティサージュは、阪神ジュベナイルフィリーズにおいて、1枠でロスのない競馬に恵まれたにせよクロフネサプライズを破っている。

よって、第73回桜花賞の競馬予想においては、レッドオーヴァル及びローブティサージュをチューリップ賞の敗戦だけで軽視すべきでないと判断している。

一方、プリンセスジャックは、チューリップ賞の見所のないレースを見る限り、第73回桜花賞の競馬予想において高い評価は不要である。

一方、フィリーズレビュー組からは、1着のメイショウマンボ(武幸四郎)、2着のナンシーシャイン(大野拓弥)、3着のティズトレメンダス(川須栄彦)、7着のサウンドアリーナ(戸崎圭太)、5着のシーブリーズライフ(田中勝春)、11着のサンブルエミューズ(岩田康誠)及び16着のサマリーズ(藤岡佑介)が第73回桜花賞に出走する。

メイショウマンボのフィリーズレビューの勝利という結果は、2着に1馬身強の差をつけており、力の違いを見せつけた。

よって、第73回桜花賞の競馬予想においては、メイショウマンボにフィリーズレビュー組で最も高い評価を与えるべきである。

一方、ナンシーシャイン、ティズトレメンダス、サウンドアリーナ、シーブリーズライフ、サンブルエミューズ及びサマリーズは、フィリーズレビューにおいてメイショウマンボに力負けのレース内容から、第73回桜花賞の競馬予想では高い評価は不要である。

一方、アネモネステークス組からは、1着のクラウンロゼ(三浦皇成)及び2着のジーニマジック(川田将雅)が第73回桜花賞に出走する。

クラウンロゼのアネモネステークスの勝利という結果は、弱いメンバー構成と好位のインで脚をためる展開に恵まれたものである。

ただし、クラウンロゼは、3戦3勝と能力的に底を見せていない魅力はある。
よって、第73回桜花賞の競馬予想においては、器用な脚質で底を見せていないクラウンロゼに押さえ程度の評価は与えるべきである。

一方、ジーニマジックのアネモネステークスの2着という結果は、自ら勝ちに行ってのものであり、レース内容としてはクラウンロゼと大きな差はない。

しかしながら、ジーニマジックは、クイーンカップにおいてマイペースで逃げを打ちながら3着に敗れているように、一線級相手では力不足である。
よって、第73回桜花賞の競馬予想においては、ジーニマジックに高い評価は不要である。

一方、フラワーカップ組からは、2着のエバーブロッサム(デムーロ)が第73回桜花賞に出走する。
エバーブロッサムのフラワーカップ2着という結果は、外が伸びる馬場に恵まれたにせよ、スローの前残りの展開を追い込んでおり、悪くない内容であった。

よって、第73回桜花賞の競馬予想においては、スタミナ勝負や前潰れの展開になるようであれば、エバーブロッサムの追い込みにも注意を払うべきである。

一方、クイーンカップ組からは、9着のコレクターアイテム(浜中俊)が第73回桜花賞に出走する。

コレクターアイテムのクイーンカップの9着は、追い込みが届きにくい馬場を考慮しても、負けすぎである。

ただし、コレクターアイテムは、アルテミスステークスを制して、阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気に推されたように、素質的には一線級相手でも互角である。

よって、第73回桜花賞の競馬予想においては、調教などで復調気配がうかがえるようであれば、コレクターアイテムにもそれなりの評価を与えるべきである。

一方、エルフィンステークス組からは、

1着のトーセンソレイユ(シュタルケ)が第73回桜花賞に出走する。

トーセンソレイユのエルフィンステークスの勝利は、直線で馬群を割ってのものであり、着差以上に強い内容であったが、弱いメンバー構成に恵まれた感も否定できない。

よって、第73回桜花賞の競馬予想においては、2戦2勝と能力的に底を見せていない点と勝負根性は認めても、ディープインパクトの妹という血統的な背景で実力以上に人気になる点を考慮すると、トーセンソレイユを過大評価すべきでない。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第73回桜花賞に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第73回桜花賞の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第73回桜花賞の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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