大阪杯(GⅠ)/阪神/定量/2000m(右・芝)
今週のメインレースは、第60回産経大阪杯である。
第60回産経大阪杯はG1への格上げが検討されており、今年も豪華メンバーが揃った。
そこで競馬理論の競馬予想では、第60回産経大阪杯に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
有馬記念組からは、3着のキタサンブラック(武豊)及び5着のラブリーデイ(デムーロ)が第60回産経大阪杯に出走する。
キタサンブラックの有馬記念の3着という結果は、マイペースの逃げの展開に恵まれたものであり、着順ほどの価値はない。
よって第60回産経大阪杯の競馬予想においては、キタサンブラックが好走するためには、再度楽に先行する展開に恵まれる必要がある。
ラブリーデイの有馬記念の5着という結果は、道中内で閉じ込められて折り合いを欠いてしまったものであり、度外視可能である。
よって第60回産経大阪杯の競馬予想においては、ラブリーデイの巻き返しにも注意を払うべきである。
中山記念組からは、2着のアンビシャス(横山典弘)、5着のレッドレイヴン(柴田善臣)、9着のイスラボニータ(蛯名正義)及び10着のマイネルラクリマ(丹内)が第60回産経大阪杯に出走する。
アンビシャスの中山記念の2着という結果は、現役最強馬ドゥラメンテにクビ差まで迫る負けて強しの内容であった。
よって第60回産経大阪杯の競馬予想においても、アンビシャスにかなり高い評価を与えて当然である。
レッドレイヴン、イスラボニータ及びマイネルラクリマは、中山記念の見所のない内容を見る限り、第60回産経大阪杯の競馬予想において高い評価は不要である。
ただし、イスラボニータは皐月賞馬であり、能力さえ発揮できれば第60回産経大阪杯でも好走可能である。
ジャパンカップ組からは、1着のショウナンパンドラ(池添謙一)が第60回産経大阪杯に出走する。
ショウナンパンドラのジャパンカップの勝利という結果は、牡馬の一線級を外から差し切る強い内容であった。
よって第60回産経大阪杯の競馬予想においては、差しが届く展開になるようであれば、ショウナンパンドラの好走の可能性が高まると判断すべきである。
香港カップ組からは、2着のヌーヴォレコルト(岩田康誠)が第60回産経大阪杯に出走する。
ヌーヴォレコルトの香港カップの2着という結果は、牡馬相手の海外遠征であったことを考慮すると立派である。
ただしオールカマーの内容を見ると、ヌーヴォレコルトはショウナンパンドラより力が見劣ることも確かである。
よって第60回産経大阪杯の競馬予想においては、ヌーヴォレコルトが好走するためには、内枠を引いて好位のインを追走するロスのない競馬をするなど、展開に恵まれる必要がある。
京都記念組からは、2着のタッチングスピーチ(福永祐一)及び7着のトウシンモンステラが第60回産経大阪杯に出走する。
タッチングスピーチの京都記念の2着という結果は、メンバー次第では牡馬相手でも通用するとこを示した。
よって第60回産経大阪杯の競馬予想においては、更にメンバーが強化される点を考慮すると、タッチングスピーチに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
トウシンモンステラは、京都記念の見所のない内容を見る限り、第60回産経大阪杯の競馬予想において高い評価は不要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第60回産経大阪杯に出走する有力馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第60回産経大阪杯の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第60回産経大阪杯の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。