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2012/06/29 2012/11/27

【 大阪杯2012予想】 第56回産経大阪杯

出走日:2012年07月01日(日)
大阪杯(GⅠ)/阪神/定量/2000m(右・芝)

今週のメインレースは、 第56回産経大阪杯(2012年)である。 第56回産経大阪杯(2012年)は、オルフェーヴルこそ不在だが、 G1級のメンバーが揃っており注目の一戦である。 そこで競馬理論は、 第56回産経大阪杯(2012年)に出走する有力各馬の能力を分析する。

中山記念組からは、 1着のフェデラリスト(蛯名)及び8着のナリタクリスタル(武豊) が第56回産経大阪杯(2012年)に出走する。

フェデラリストの中山記念(2012年)の勝利は、マイペースで逃げたシルポートを差し切ってのものであり、それ相応の評価が必要である。 しかしながら一方で、インが極端に有利な馬場でのコースロスのない競馬に恵まれたことも確かであった。

よって第56回産経大阪杯(2012年)の競馬予想においては、 4連勝中と勢いのあるフェデラリストにも それなりの高い評価を与えるべきだが、 ダンスパートナーの子供という血統と連勝中の成績だけで 過剰に人気になるのであれば、 押さえに回すのも一つの手と競馬理論では判断している。 一方ナリタクリスタルは、 中山記念の見所のないレース内容を見る限り、 更にメンバーが強化する第56回産経大阪杯(2012年)で 通用する可能性は低いと、競馬理論の競馬予想では判断している。

有馬記念組からは、5着のトーセンジョーダン(ウィリアムズ)、 10着のアーネストリー(佐藤哲)、 12着のローズキングダム(後藤)が 第56回産経大阪杯(2012年)に出走する。

トーセンジョーダンの有馬記念の5着は、超スローペースを3番手から流れ込んだものであり、レース内容としての評価は微妙である。


なおトーセンジョーダンは、 去年の秋には天皇賞1着、ジャパンカップ2着と 一線級相手のG1でも好走を繰り返しており、 実績的には一枚上である。 しかしながら、 トーセンジョーダンの天皇賞及びジャパンカップの好走は、 いずれも展開や馬場状態に恵まれたものであり、 レース内容としては着順ほどの価値はない よって第56回産経大阪杯(2012年)の競馬予想においては、 G2では実績が上のトーセンジョーダンに高い評価を与えるべきだが、 実績だけによる絶対視は禁物と競馬理論では判断している。

アーネストリーの有馬記念の10着は、同じ日の1000万下特別よりも3秒以上も遅い超スローペースに持ち込んで切れ味負けしてしまったものではあるが、マイペースで逃げた割に情けない内容でもあった。

しかし一方でアーネストリーは、 宝塚記念のように後続に脚を使わせるペースで逃げを打てば、 G1級の能力を発揮する。 よって第56回産経大阪杯(2012年)の競馬予想においては、 アーネストリーが有馬記念のようにペースを落としすぎなければ 巻き返す可能性が高いと競馬理論では判断している。 ローズキングダムは、 一昨年のジャパンカップを制覇しているように、 実績的を見れば互角以上である。

しかしローズキングダムは、去年の秋のG1(天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念)で見せ場なく敗れており、ピークを過ぎてしまったと見ることもできる。

よって第56回産経大阪杯(2012年)の競馬予想においては、 今週の調教などからの ローズキングダムの復調具合を見て評価を下すべきと、 競馬理論では判断している。 アメリカジョッキークラブカップ組からは、 2着のナカヤマナイト(柴田善)が 第56回産経大阪杯(2012年)に出走する。

ナカヤマナイトのアメリカジョッキークラブカップ(2012年)の2着は、ルーラーシップにこそ力負けであったが、3着以下を大きく離している。


ただしアメリカジョッキークラブカップは、 4着がサンテミリオンであったことからもわかるように、 上位2頭以外はかなりメンバーが弱かったことも事実である。 よってナカヤマナイトにとっては、 第56回産経大阪杯が 今後一線級相手でも通用するかどうかの試金石になると 競馬理論では判断している。 中日新聞杯組(2012年)からは、 1着のスマートギア(松山)、2着のダンツホウテイ(吉田豊)、 11着のメイショウカンパク(吉田隼人)及び 15着のコスモファントム(大野)が 第56回産経大阪杯(2012年)に出走する。

スマートギアの中日新聞杯(2012年)の勝利は、中団から抜けだして2着に2馬身近い差をつける快勝であった。


なおスマートギアは、京都大賞典において、 全盛期のオウケンブルースリと差のない競馬をした実績があり、 復調すればこのくらい走って当然である。 よって第56回産経大阪杯(2012年)の競馬予想において、 急激なメンバー強化は否めないものの、 充実著しいスマートギアを無視すべきではないと 競馬理論では判断している。
ダンツホウテイ、メイショウカンパク及びコスモファントムは、 中日新聞杯の内容を見る限り、 第56回産経大阪杯(2012年)でスマートギアを逆転するのは難しい。 大阪城ステークス(2012年)組からは、 2着のショウナンマイティ(武豊)が 第56回産経大阪杯(2012年)に出走する。

ショウナンマイティの大阪城ステークス(2012年)の2着は、 先行馬が上位を独占する中で、 唯一追い込みを見せたことの結果であり、 レース内容としては勝ったミッキーパンプキンを上回る。 またショウナンマイティは、 弥生賞や青葉賞などでも大きく負けておらず、 展開次第では一線級相手でも互角の競馬が可能である。 よって第56回産経大阪杯の競馬予想においては、 追い込みが届く展開や馬場になるようであれば、 ショウナンマイティにもそれ相応の評価が必要と競馬理論では判断している。

以上のように競馬理論は、第56回産経大阪杯(2012年)に出走する有力各馬の能力を分析した。 この分析結果に、 枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、 第56回産経大阪杯(2012年)の最終的な予想を決断する。 競馬理論のファンの方は、第56回産経大阪杯(2012年)の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
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