小倉2歳ステークス(G3)/小倉競馬場/芝1200m/右/条件:サラブレッド系2歳/賞金:3000万円

今週は、フルゲート18頭に対して15頭の出走登録にとどまった。
小倉2歳ステークス(2019年)の予想について解説する。
小倉2歳ステークスは、夏の小倉の最終週を飾る2歳重賞である。
小倉2歳ステークスでは、カイルアコナ(川田将雅)が人気を集めそうだが、初対戦となる馬も多く混戦が予想される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、小倉2歳ステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
フェニックス賞
まずはフェニックス賞組から1着のマイネルグリット(国分優作)・2着のゼンノジャスタ(田中健)・3着のヒメサマ(岩田望)・5着のホープホワイトの合計4頭が出走登録している。
マイネルグリット
フェニックス賞の勝利という結果は、好位のイン追走から直線でも内を突くロスのない競馬によるものだが、余裕があったことも確かである。
よって、小倉2歳ステークスの予想では、スプリント戦のペースにも対応できたマイネルグリットにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
ゼンノジャスタ
フェニックス賞の2着という結果は、勝ったマイネルグリットとコース取りの差こそあれども、力負けであった。
よって、小倉2歳ステークスの予想では、さらなるメンバー強化を考慮すると、ゼンノジャスタに高い評価は不要である。
ヒメサマ・ホープホワイト
フェニックス賞のレース内容は見所がなかった。よって、小倉2歳ステークスの予想では、ヒメサマ及びホープホワイトにも高い評価は不要である。
小倉の新馬組
カイルアコナ(川田将雅)・カリニート(幸英明)グランドデューク(西村淳)・ヒバリ(福永祐一)・ミントティー(秋山真一郎)の合計5頭が出走を予定している。
カイルアコナ
小倉の新馬戦の勝利という結果は、早め先頭で後続を突き放しており力の違いを見せつけた。
また、カイルアコナは小倉の新馬組の中では勝ち時計が一枚上である。
よって、小倉2歳ステークスの予想では、急激なメンバー強化であっても、カイルアコナにかなり高い評価を与えるべきである。
ヒバリ
小倉の新馬戦の勝利という結果は、時計こそ平凡だが、出遅れて外から差し切る強い内容であった。
よって、小倉2歳ステークスのレース内容では、上がり目を考慮すると、ヒバリに押さえ程度の評価は与えるべきである。
カリニート・グランドデューク・ミントティー
小倉の新馬戦の勝利という結果は、時計的にもレース内容的にも平凡であった。
よって、小倉2歳ステークスの予想では、カリニート、グランドデューク及びミントティーに高い評価は不要である。
阪神の新馬組
トリプルエース(和田竜二)・ラウダシオン(武豊)の合計2頭が出走登録している
トリプルエース
阪神の新馬戦の勝利という結果は、時計こそ平凡だが、スローペースを差し切る着差以上に強い内容であった。
更にこの新馬戦に出走していた馬は、次走以降で好走を繰り返しており、レベルの高い一戦であった。
よって、小倉2歳ステークスの予想では、トリプルエースにも高い評価を与えるべきである。
ラウダシオン
阪神の新馬戦の勝利という結果は、ゴール前でも余裕があり、着差以上に強い内容であった。
よって、小倉2歳ステークスの予想では、更に時計を詰められそうなラウダシオンにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
以上、小倉2歳ステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、小倉2歳ステークス(2019年)の最終的な予想を決断する。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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